占ってみた 2022年後半期の世界経済

こんにちは、hrperficioです。
2022年も6月となりました。
今回は7月以降の世界経済の動向について占ってみました。

写真は占いの結果となります。
左側が結果、右側が対応策となります。

まず結果ですが、愚者のカードの正位置です。
愚者のカードは自由や型破り、可能性や発想力などの意味がありますが、
ここで注目したいのは冒険・始まりといったワードです。
世界経済は新型コロナウイルスやロシアのウクライナ侵攻、更に中国の動
向やエネルギーを巡る動きなど様々な要素によって混乱しています。
こうした中で冒険・始まりといったワードが出ているので、経済には明る
い兆しが見えていることを暗示しています。
しかし、これらは経済が単に良くなるということを意味していません。
新しい経済の発想や転換が求められるという意味合いとなります。
あらゆる産業や分野で、今までと同じ発想での経済成長は見込めません。
古い経済コンテンツは置いていかれることになります。
様々な困難から発生した考え方や発想が、困難から抜け出したとしてもそ
れを更に成長させる力が大きく出てくることを意味します。
環境問題までを含めてエネルギーに対する考え方も変わっただけでなく、
これに輪をかけてウクライナ情勢が圧し掛かってきました。
これを打破する動きは困難が去っても変わらなく進むということです。
こうしたことを頭に置いておかないと、今までの経済対策や金融政策をそ
のまま続ける日本は置いておかれることは間違いありません。
世界はピンチをチャンスに変えていく中で、日本は更に危機が進むことも
合わせて意味しています。

次に対応策ですが、女帝のカードの逆位置です。
女帝のカードは豊かさを表す意味合いがありますが、逆を向いています。
ここで気になるワードが怠惰や虚栄心、感情的や浪費、未知の障害という
ワードたちです。
今までと同じ感覚での経済運営はもう許されません。
時代は常に進んでいます。
また、虚栄心や感情的というワードは米中に関わったワードです。
虚栄心は中国、感情的は米国に向けられたものに感じます。
中国は今のところは権威絶対化よりも経済主導に向けざるを得ません。
米国も多方面展開は難しく、ロシアが落ち着くまでは中国と争うべき状況
にはありません。
また、浪費というワードも重要です。
石油ショックが襲った以降に技術や経済体系も大きく変わりましたが、今
は同じような状況にあります。
エネルギーや資源の浪費は地球環境だけでなく、経済構造の歪な関係を温
存してしまいます。
未知の障害は言うまでもなく、次の未知なる障害を表します。
まだわかりませんが、世界的な影響を伴う障害が起こった時にどう対処す
るかが問われるのでしょう。
日本にとっては過保護というワードが当てはまるでしょう。
経済構造や政策、産業だけでなく人の育成面も含めて大きな転換が必要に
なっています。
今の政治・行政には難しいかもしれませんが、プレイヤーを一新するよう
な新しい波が全く出てこないだけに、今までと同じ発想や意識で乗り越え
られる状況ではありません。
世界にとって日本の魅力は貧しく低い物価状況だけです。
世界にとって、日本に遊びに来ることほど金持ちになった気分になれる国
は他にありません。
そうしたことも含めて、爆買いなどに期待した経済に依存することは本当
に危険なことにどこで気づけるか、そうしたことも重要になります。
今後の経済はこれからの10年程度の時代を大きく反映する形になります。
日本も含めて、世界が前に進んでいけるかどうか、これが今後の重要課題
となるでしょう。