こんにちは南仙台の父です。
欧州では脱化石燃料の影響もあって航空機から鉄道への輸送シフトの流れが
生じて、その影響もあって鉄道の夜行列車も含めた充実化に繋がり、利用も
増加しています。
日本では新幹線や航空機による速達化の影響もあって夜行列車は大きく数を
減らすことになり、維持コストや保線時間の確保などもあって夜行列車はほ
とんどなくなっています。
最近は逆に人手不足により深夜の保線作業が難しくなっていることや夜行バ
スが運行維持できないといった問題も生じています。
そんな中で夜行列車自体もインバウンド対応や格安な移動手段として見直す
動きもあります。
果たして欧州と同じような夜行列車の復活は起こるのでしょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、戦車のカードの正位置が出ています。
戦車のカードの正位置は援助や行動、成功や開拓、解放や体力といった意味
があります。
鉄道でも深刻な人手不足が生じていますが、バスやトラックと比べても人手
が物量当たりで考えれば少なくて済み、自動化の余地も道路交通と比べると
可能性も高いという面もあって新たな検討フェーズに入る可能性がかなりあ
ることをカードが示しています。
単純な昔のようなイメージとは違った展開にはなります。
また、宿泊費も高騰しており、こちらも人手不足となる中ではこうした環境
も含めた改善策として夜行列車の可能性があります。
もちろん短距離ではなく長距離輸送がメインとなりますが、鉄道の在り方が
新たに役割として変化する兆しになる可能性があります。
寝台だけでなく、座席でもかなり寛げるようなタイプであったり、個室のよ
うな充実したサービスなども含めて色々な手法が検討されるかもしれません。
次に環境条件ですが、星のカードの正位置が出ています。
星のカードの正位置は希望やひらめき、明るい意味通しや理想といった意味
があります。
やはり総合的な交通対策として、終端での個別輸送との結合を主体とする幹
線輸送の夜行運行は重要な課題になります。
犯罪対策などの安全性も課題となりますが航空機や新幹線の輸送力自体もか
なり限界に近づいている地域もあるため、輸送力の分散化は課題になります。
また、貨物輸送ではトラックに頼る限界が見えており、何らか抜本的な対策
を取らない限りは物流が命取りともなりかねません。
改めて鉄道の役割や意味を再確認した上でミッションを明確にした中での夜
行便対応は重要な課題となります。
やり方をどうするのか、料金やサービス設定をどう考えるか、個別でなんと
かできる時代はすでに過去の話なので、集約型・基幹形の輸送体系の中で旅
客も貨物も考えていかざるを得ない状況のようです。