
今回は日本の半導体産業が復活できるかを占ってみました。
海外勢に圧倒的に負けてしまった日本の半導体産業ですが、今後の政治・経済を占う上で
重要な課題になっています。
米中対立の中で重要なアイテムとなっている半導体は今後の日本にとっても避けて通れな
い課題です。
さて、日本は半導体産業を復活させて、経済再生の道を歩むことができるかを占ってみま
した。
写真が占いの結果となります。
左側が結果、右側が対応策となります。
まず結果ですが、女帝のカードの逆位置です。
女帝のカードは豊穣などを意味しており、経済にとっても重要な意味合いがあるカードで
すが、残念ながら逆位置になっています。
挫折や浪費や不安定や過保護といった意味になってしまい、日本の産業政策が半導体戦略
として、失敗してしまうことを暗示します。
予算を付けても効果が上がらない、業界を保護して競争力を高めるにはならず、むしろ過
保護の状況に追いやってしまうことを意味します。
また、地政学的なリスクもあり、思ったような方向に産業が進まず、不安定な状況となる
ことを表します。
また、これから新たな問題や障害も出てくるようで、硬直化した日本の昭和的な産業政策
は全く効果を発揮できず、ジリ貧になっていくことを意味します。
次に対応策ですが、愚者のカードの正位置です。
愚者のカードの正位置は自由や型破りや可能性や発想の転換、更に楽天的や好奇心や冒険
といった意味があります。
要は今までと同じ考え方ではうまくいかないこと、発想の転換や冒険的な取り組みを始め
なければならないことを暗示しています。
日本のシステムはこの何十年も時計が止まったままになっています。
政策決定者やコンサルティングもお年寄りが目立っています。
昭和なら通用した政策も、時代が変わって競い合うプレイヤーも変わった今の時代には合
うはずがありません。
何十年もやってきて失敗しているにも関わらず、まだ同じやり方に固執しています。
世代交代も含めてやり方を変えなければいけないことを示しています。
まだこれから挽回は可能ですが、誰も気づいていないのでしょう。
また失敗しようとしている中で、若い人達がこの状況を打破できるのか、これにかかって
いるようです。
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