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南仙台の父・hrperficioの占いと運気のブログ

PRS se24を実際に弾いてみた

こんにちは、hrpwweficioです。
今回は先日アウトレットで購入したPRS se24を実際に使ってみた感想について書きたいと思います。
先日も書きましたが、特にネット上で酷評されるほどのギターではありませんでした。
今回はもう少しテクニカルな部分について感想を書きたいと思います。

ギター自体はアウトレットということで、傷や凹みやブリッジなどの金属部のメッキムラなどがあるという
ことになっていました。
ただ、これは過剰品質なのかギターという商品の特性なのか、本当に悩むところですが、色の関係もあって
キズは気になるようなものもなく、凹みやメッキのムラも特に問題はありませんでした。
私も製造関係の仕事を長く携わっていましたが、日本の外観品質は異常とも言える位のナーバスさがあって
、機能に問題がなくても商品価値が大きく下がってしまう傾向があります。
輸入品のギターでも最近は品質も上がっており、国内で再検査も行っている関係で、どうにも使用に適さな
いものは出回ることは少ないと思います。
ギターの場合はコレクターや外観にも拘るプレイヤーもいるので個人差が大きくなりますが、音や操作性に
問題がなければ私は全く拘らないので、今回購入したものについては全く問題はありません。
むしろ、安く手に入ったことで十分価値はあったと感じました。

次に実際に弾いてみてですが、特に問題はありませんでしたが、ギターの特性上からは以下が特徴的でした。

音は高級品のPRSよりももっとマイルドな感じで、音質的にはストラト系の立ち上がりがシャープな音です。
ナットがグラファイトであることや、ボディの裏から弦を通してテンションを稼ぐ構造などもあると思いま
すが、ロック系に適した音質です。
また、立ち上がりが早いので16分のカッティングなどにも適しています。
太い音は難しいかもしれませんが、エフェクターやアンプのセッティングで補正はできるため、かなりレン
ジの広いジャンルで使えるギターだと思います。
ネックの握りもかなり握りやすいので、このあたりはスチューデントモデルならではだと感じます。
コイルタップもトーンノブをプッシュして切替できるようになっていますが、クリーンな音ならコイルタッ
プせずにハムバッキングで使用しても、かなり立ち上がりは綺麗に出ると思います。

ちょっと困ったなと感じるのは、ボリュームノブがリアピックアップに近接し、大きさがかなり大きなスピ
ードノブタイプなので、ここはボリュームをノブで頻繁に変更しない場合(ペダルなどで変える場合)には
ちょっと引っ掛かりが出るため、操作性の面で不利にはなりそうです。
ただ、これに慣れれば特に問題ないと思いますが、PRSはこのレイアウトなので致し方ありません。

ネック自体も滑りも良くて非常に弾きやすい感じです。
また、テンションをボディの裏から弦を通して稼ぐ構造なので、ヘッドの角度もGibsonよりもフラットなの
で、コストやSDGsの点では木材使用量も少なくなって良いと思います。
ブリッジもフワフワした感じはなく、比較的しっかりとしているので、ブリッジ側に右手を置いて弾くこと
が多いギタリストでもチューニングの微妙なブレは感じないと思います。
(私はネック側でプレイすることが多いので、ミュートカッティング位しかブリッジ側で弾くことはありま
せんが、微妙にズレる感じはありませんでした。)
弦はスーパーライトでもライトゲージのセットでもどちらでも大丈夫ですが、音の立ち上がりを考えるとラ
イトゲージのセットの方が合っているかもしれません。
一旦、チューニングメーターでチューニングしても、弾いている中でチューニングがズレてくることも特に
ありませんでした。
チョーキングをしても変化はなかったので、構造的に問題は特にありません。
アーミングはやっていませんが、これはかなり強めにやるとチューニングはズレることを覚悟した方がよい
と思います。(ストラト並みにズレるのではないでしょうか。私はアーミングは殆どしません。)

フレットの高さや指板もまあまあ弾きやすい感じにはなっています。
ミディアムスケール・ロングスケールの両方からの変更でも特に支障はないと思います。
24フレットあるので、高フレットのポジションを使いたいギタリストは注目ポイントだと思いますが、高フ
レットでも弾きにくさのようなものはありません。
ただ、フレット間が狭いので指が当たるかどうかは問題となります。

このギターは練習用なので、外へ持ち出したり、アンプに繋ぐことは考えていませんが、本番用のギターと
しても使えるレベルには十分あります。
どちらかと言うと、ハードロック・メタル系やPop系に向いたギターだと思います。
私はノンジャンルなので、ハードな音が多くなる場合や、ストラト系のカッティングで使ってみたいと思う
ギターです。

ちょっとこのギターに関するレビューが厳しいものが多かったので、実際に弾いてみての感想を色々と書い
てみましたが、実用上の問題は全くなく、かなりギターについて大きな期待をかけた人がコスパも含めてレ
ビューすると厳しくなるのかなと感じました。
正直言って、コレクションに相当するギターでもなく、ビンテージギターのような熟成感のある鳴りを求め
るギターでもありません。
中級レベルのギタリストであれば十分使えるし、上級者でも練習用やサブギターのような使い方であれば十
分使用できます。
インドネシア製ですが、外観も含めてしっかりしています。

本番用にはこのギターよりももっと軽いギターを考えていますが、PRSのSE SANTANAあたりがもっと軽い
ようなので、検討対象に加えています。
PRSのエントリーモデルでも十分使えるということがわかったので、こういった選択肢も出てきました。
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