連日陽線となった日経平均株価は、米国株の下落に反して続伸。見事に1万5500円台を回復。
今日の四本値を入れると、日足チャートの移動平均線の短期(9日)・中期(26日)・長期(52日)おいても、すべてを上回って推移している格好となった。
日経平均株価においては、もち合い相場が続いていただけに、上昇しはじめると値を伸ばしていく可能性を秘めている。
ただ、NYダウ相場が下落してくるようだと連れ安となる可能性もあるので、慎重に値動きを見極めたいところ。
逆に、日経平均株価上昇にNYダウが下支えられることもあるので、両市場の動向はチェックしておく方が良いだろう。
今週は、経済指標が目白押しとなる。
・7/29(火)~7/30(水) 米FOMC(FOMC後、政策金利発表)
・7/30(水) 米ADP7月雇用統計
・8/1(金) 米7月雇用統計
と続々と指標発表が続くのだ。また、今週は週後半が月末・月初となるため、ポジション調整でどの銘柄に資金流入がおきてくるのか注目したいところ。株・為替・商品市場の流れが、現在の流れとどう違ってくるのか、見極める必要があるだろう。
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ウクライナでのマレーシア航空機撃墜事件から、ロシア株RTS指数が下落している。
今年2月から、ウクライナ情勢の悪化で大きくロシアの株価が下落したが、7月17日に起きたマレーシア航空機撃墜事件を機に、再びロシア株の下落が目につくようになった。
ウクライナ情勢の悪化に対するロシアの対応に非難が強まっており、そのため、ロシア経済への不安懸念が再発している格好。
今回のマレーシア航空機撃墜事件により、厳しい経済制裁に欧州連合(EU)が強硬な姿勢を示したことで、ロシア株は下落。ロシアからの資金流出が止まらない状態となっている。
近日公表される新たな制裁内容も注目が集まっており、場合によっては、日本経済へも波紋を広げることも考えられる。
一方、NY金価格はロシア株の下落に、有事の金として注目を集め、逆に買いが入っているような値動きとなっている。NY金とロシア株RTS指数の日足チャートはこんな感じ↓
※NY金はローソク足、ロシア株RTS指数は緑の折れ線。