今夜は、Zoom勉強会「能登半島地震に学ぶ災害と水 第2回 水道に何が起きたのか?」を聞いている。
ライフラインの中でも、もっとも重要な「水」についての勉強会だ。
自分の地域の水が、どのように運営されているのか、ふだんは考えたことがない。しかし、水道の専門家から話を聞くと、水道管が通れば、水が出てくる・・・というような単純なことではないことが、わかってくる。
そして、上水道よりも下水道の方の復旧の方が、住民にとっては大切であったとのは、被災者自身ならではの感想だった。
また、被災地外の自治体から復旧工事に行くときの、費用負担がどうなっているのか、つまり来て欲しいと頼んだ自治体が費用を出すのか、行きますと手を挙げた自治体が費用負担をするのかとか、水道事業に民間企業が関わることが増えている中で、企業が復旧支援に行くことが可能なんだろうかとか、いろいろ気付かない視点を聞くことが出来た。
水がなくては、生命を維持できないのだから、災害時ではなくて、平常時から、水道について考えを及ぼしていきたいと思う。

