ダイヤモンド1,35ct
紳士用リングのご紹介
元町宝石店長のブログ
こちらは とても珍しいダイヤモンドの指輪だったのでご紹介いたします。
ある卸業者さまにチャーミングセールに相応しい品の協力をお願いしましたら
チョット目を引くような他店には無いようなお品物ばかりを選んでお送りいただきました。
お借りした品物の中で こちらは 一際 目立っていました。
御覧のように 紳士用リングとしてはとても レトロな雰囲気のデザインですが、
中心のダイヤがとても変わっていたので取り上げてみました。
・・・・まず第一に ・・・・1.35ctの 四角いダイヤ?・・・しかも
カラーグレードが 灰色と黒い色の混じったパートカラーダイヤモンドなのですよ。
そしてカットの形が長四角で レトロなローズカットを施した ダイヤモンドなのです。
いつも白いラウンドブリリアントダイヤや 白くて四角いエメラルドカットのダイヤなどなど
長年見慣れているものと違い 独特の魅力をも感じました。
実は私 “ブラックダイヤ”などと言うものは
全く価値を認めていない者の一人でして、
それも 最高品質のダイヤのみに目を奪われている
一人でもありますから、
このように 品質的にはとても低いので
以前のわたしだったら 私は絶対に見向きもしなかった筈?
それでも 現代は なんでもあり?的な ・・・・・・・時代?
現代は ブラックダイヤが 持て囃される驚きの時代!!
・・・・・・だからこそ生まれてきた作品なのでは?
側面の写真
1.35ctの四角いダイヤを丁寧にフセコミ枠で石留
解りずらいのですが
両サイドの上部に長四角のダイヤを2石つつ合計4石で0.20ctをフセコミ留。
しかも こちらの素材は 贅沢にも pt900を15グラムも使用。
実は私 紳士用の指輪は あまり扱ったことはないのですが、
何故かこちらだけは 自然と ご紹介したくなりました。
・・・・。。。。。。わたしも 宝石と出会って もう35年になります。
わたしが 確実に レトロな人間になりつつある からでしょうかね?