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独立型社会福祉士事務所

 ~ NPO法人 ほっとポット ~

東洋大学社会学部社会福祉学科への講師派遣の報告

2022-07-04 | 人づくり事業
 2022年6月22日、東洋大学社会学部社会福祉学科「ソーシャルワーク演習Ⅰ」にて社会福祉士を志す大学2年生約100名に向け、「独立型社会福祉士事務所の支援活動」と題し𠮷髙が講師を務めました。
 新型コロナウイルス感染症の影響から、ここ2.3年は直接人前で話をする機会が極端に減っており、久しぶりの対面講義でした。「自分の話は相手に届いているのか?」「響いているのか?」「新たな価値観や疑問を提示することができているのか?」、リモートとは違い、聞き手の表情や態度、会場の雰囲気からビリビリと伝わるリアルな重圧や温度感が心地よく、時に恐ろしい。妙な懐かしさを覚えました(一番後列に並ぶ先生方の眼差しが怖かった)。
 大学2年生2ヶ月目の学生が対象ということで、日本の社会保障制度の内容、独立型社会福祉士の役割と求められるようになった背景、そしてその双方に共通する理想と現実の差について、非常に嚙み砕いて説明したつもりです。
 一説によれば、「生活保護関係」で働く社会福祉士は0.7%らしく、数いる社会福祉士の中でも絶滅しそうな勢いの私たち(ほっとポットで働く社会福祉士)の言葉が、実際どれだけの人に伝わっているのか、正直わかりませんが、今回の講義が「貧困」という社会問題について、興味関心、問題意識を持つきっかけとなれていれば幸いです。
 お時間いただきありがとうございました。
P.S 数年ぶりの1限目講義(9時スタート)。しんどいということを再認識できました。学生のみなさん、朝っぱらから「憲法25条は~」みたいなお堅い話してすいませんでした。
𠮷髙 湧