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「エボラ」という要素を取り除くと、アメリカ軍が派遣された理由は合理的に説明できる。

2014年10月23日 | 日記
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201410220000/

昨年12月、ギニアで始まったエボラ出血熱の流行はアメリカに波及したようだが、その実態がよくわからない。この病気は空気感染し、被害の実態は報道内容より深刻だとする話がある一方、2009年の豚インフルエンザ騒動と同じように空騒ぎだと主張する人もいるのだ。

 しかし、感染の実態がどうであれ、アメリカ政府の動きが不可解だということは間違いない。まずバラク・オバマ政権に危機感が感じられない。危険な病気だと言われているにもかかわらず、流行している地域から出ることが比較的自由で、アメリカ国内で患者に接する仕事、つまり感染リスクの高い作業を防護服を着ずに行わされている人がいる。9月にアメリカ政府は16万着のエボラ出血熱用の防護服を購入しているようなので、服がないということは考えにくい。

 また、アフリカ西部、ナイジェリア、リベリア、シエラレオネへ3600名程度のアメリカ軍部隊を派遣するというのも奇妙な話。今回の流行はギニア、リベリア、シエラレオネのあたりから始まっているが、現場で必要としているのは医療や公衆衛生の専門家だろう。

 そこで注目されているのが資源。ナイジェリアは石油の埋蔵量が膨大なことで有名で、シエラレオネは世界最大のダイヤモンド産出国。低賃金なうえ、労働環境が劣悪なことからストライキも行われている。「エボラ」という要素を取り除くと、アメリカ軍が派遣された理由は合理的に説明できる。

 1976年にエボラ出血熱が初めて確認されたザイール(後のコンゴ)もウラニウムやダイヤモンドなど資源の宝庫。ベルギーの植民地だったが、1960年に独立、パトリス・ルムンバが初代首相に就任した。この地域を植民地にした当時のベルギー国王、レオポルド2世はイギリスのビクトリア女王のいとこにあたる。

 ムルンバを危険視、つまり独立に怒ったひとりがCIA長官だったアレン・ダレスで、初代首相を排除するための秘密工作を始める。現場の指揮官は駐在大使だったクレアー・ティムバーレークで、その下には後にCIA副長官を経て国防長官になったフランク・カールッチもいた。

 クーデター計画と暗殺作戦が同時進行し、「病気を引き起こす毒物」が持ち込まれたのだが、モブツ・セセ・セコのクーデターでムルンバは排除され、「毒物」は使われていない。

 ザイール(後のコンゴ)の隣国、アンゴラも資源の宝庫。1975年にポルトガルから独立、MPLAが実権を握った。このMPLAはソ連と友好的な関係を築いたため、アメリカや中国が介入してくる。MPLAと対立関係にあったFNLAやUNITAを支援したのだ。当然のことながら、この地域ではCIAが活発に工作していたが、そうした戦いの最中、エボラ出血熱は出現、HIVもこの地域から現れている。

 この地域では最近も生物兵器の研究が行われていた疑いがあると指摘されている。テュレーン大学や米軍が生物化学兵器の拠点にしているフォート・デトリックの研究者がここ数年、ギニア、リベリア、シエラレオネのあたりで何らかの研究をしていたと伝えられているのだ。興味深いのは、今年7月にシエラレオネの健康公衆衛生省からテュレーン大学に対し、エボラに関する研究を止めるようにという声明が出たこと。治療目的の研究なら、中止要請が出るとは思えない。


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