去る8月8日(日)平成27年度吹奏楽コンクール神奈川県大会(川崎教育文化会館)において、法政大学第二中・高等学校吹奏楽部は『高等学校の部 B部門』に出場し、見事に金賞を受賞し県代表として東関東吹奏楽コンクール(9月12日(土)千葉県文化会館)への進出を決めました。
「平成27年度 コンクール神奈川県大会 結果」(←神奈川県吹奏楽連盟HPへリンク)
東関東大会と第40回定期演奏会(9/21(月・祝)ミューザ川崎)のスケジュールが近接していますが、現役部員諸君の更なる奮起に期待したいと思います。
定演に出演されるOBの皆様におかれましては、「カルミナ・ブラーナ」の初合奏がいよいよ再来週となりましたので各々ご準備を宜しくお願い致します。
♪このB部門は自由曲のみ一曲を7分間の制限時間で競演するもので、課題曲がないだけに一発勝負です。二高が選んだ曲はc.ウィリアムス『交響的舞曲第三番祭り』。県大会では36校中9番目。ほとんどの高校が最近の新進気鋭の作曲家による派手でわかりやすい邦人作品を選ぶ中、このような吹奏楽の王道をいく伝統的なオリジナル曲に真っ向から勝負をしかけた我らが二高。
♪指揮の黒田先生は『脈々と続いた佐々木先生の二高伝統の音楽性を踏襲しつつ、自分なりにすこし遊びを入れて楽しい演奏に仕上げました』と言っていましたが、全くその通りの演奏。この曲の特徴である各場面ごとのコントラストもはっきり出ていたし色彩豊かに、そして何より男の子らしい豊富な音量とメリハリのある、いわゆる『よく鳴っているしっかりとした演奏』を充分披露してくれました。
♪ただ私が最後のまで心配していたのは最近の自流からは全く流行らないこの作品を聴いてイマドキの審査員がこれをどう評価するのか?というところ。
♪しかし審査員席の真後ろで聴いていた宝水くんのレポートによれば、二高の演奏が始まるやいなや、それまで退屈そうにしていた審査員が身を乗り出して、耳をそばだてて聴き入って審査をしていたとのこと。私もこれには驚きましたが、それだけ本来の吹奏楽のもつ、いわゆるサウンド重視で適正に二高の演奏が評価された証左だと確信しました。
♪宝水くんはコンクールが終わったあと、本来の(吹奏楽の)サウンドが評価されて本当によかった…と言っていました。私も激しく同意。
♪これで9/12(土)東関東大会(千葉)で上位3校に選ばれれば、次はB部門の全国大会といわれる東日本吹奏楽大会(札幌)へ進みます。もしご都合のつくОBの方、下記にチケット入手サイトをご参照下さい。♪黒田先生は『札幌へ行ってジンギスカンを食べたい』が口癖になっております。ぜひ、引き続き今後の生徒たちを黒田先生を筆頭にОB全員で見守り、最後まで応援しましょう。
※東関東吹奏楽連盟コンクール・チケット入手サイトhttp://www.hksuiren.gr.jp/suicon/2015-kaisai.html