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平成27年には認知症高齢者数345万人、65歳以上人口の1割超

2012-08-30 09:59:12 | 健康


平成27年には認知症高齢者数345万人、65歳以上人口の1割超 [2012年08月29日]
「認知症高齢者の日常生活自立度」II以上の高齢者数について(8/24)《厚生労働省》

 厚生労働省は8月24日に、「認知症高齢者の日常生活自立度」II以上の高齢者数について発表した。
 認知症の高齢者は急増しつづけ、平成24年には300万人を突破、今後も高齢化に伴い認知症の高齢者も増える状況だ。これを受け小宮山厚生労働
大臣は、「古い調査データしかないため、要介護認定データをもとに、新たに認知症高齢者(日常生活自立度II以上)の数を算出した」ことを発表してい
る(p5参照)。
 ちなみに、日常生活自立度IIとは、日常生活に支障をきたすような症状・行動や意志疎通の困難さが多少見られても、誰かが注意すれば自立できる
状態を指す(p3参照)。
 算出結果を見てみると、平成22年で「認知症高齢者の日常生活自立度」II以上の高齢者数(以下、認知症高齢者数)は280万人、65歳以上人口に対
する比率が9.5%であった(p2参照)(p5参照)。
 さらに将来推計を行ったところ、27年(2015年)に認知症高齢者数は345万人(65歳以上人口対比率10.2%)、32年(2020年)には410万人(同11.3%)、
37年(2025年)で470万人(同12.8%)と、3年後には人口の1割を超える勢いだ(p2参照)。
 また、22年9月末時点の認知症高齢者の居場所別内訳も示されている。それによると、居宅が140万人(50.0%)、介護老人福祉施設が41万人
(14.6%)、医療機関が38万人(13.6%)、介護老人保健施設等が36万人(12.9%)、グループホームが14万人(5.0%)、特定施設が10万人(3.6%)で、総
数280万人の半数が居宅という状況だ(p3参照)。

「認知症高齢者の日常生活自立度」Ⅱ以上の高齢者数について
小宮山大臣閣議後記者会見概要

発信元:厚生政策情報センター

当施設の職員も認知症サポーター養成講座を実施しますので認知症を地域の方に理解していただき
支えあえる少しでもお力になればと思っています。