中古の電源トランスを購入すると
出力電圧だけで、出力電流が書いてない
場合が時々ある
そこで、電流が記載されている
トランスから推測してみました
100V入力・出力12V中心で
まずは、
トランスの重さから推測
HT-1205 0.5A 260g
HT-121 1A 600g (実測614g)
HT-122 2A 900g
HT-122 3A 1.2kg
HT-125 5A 1.8kg
12Vだと600g前後で1Aクラス
1kg前後で2Aクラス
12Vのタップ付きでも、最大電圧が高いほど重くなり
その分、値段も高くなる
整流すると一段と電圧上がるので
低い電圧のタップが便利
すべて1Aトランス
(TOYODENの規格表より)
出力線の太さで推測
HT-121 1A
引掛けているのは1.0mmの銅線
0.6mm位
2Aトランス
1.0mm銅線とほぼ同じ
3Aトランス
1.2mm位で銅線より太い
直流抵抗による推測
100V一次側の直流抵抗
9V 0.86Aトランス 55.5Ω
12V 1Aトランス 28.6Ω
12V 2Aトランス 6.7Ω
12V 3Aトランス 7.5Ω
1Aクラスのトランスは、30Ω前後のようだ
二次側は、1Aトランスで0.8Ω~1Ω
2~3Aで0.1~0.3Ωだった
負荷電流による推測
9V 0.85A規格のトランス
二次側の無負荷オープンAC電圧 10.79V
890mmA負荷かけて9.6V
約10%ダウンで規格電流
HT-121 1Aトランス
二次側の無負荷オープンAC電圧 14.36V
1.16A負荷電流流して12.51V
約12%ダウンで規格電流
2A・3Aトランスは、負荷抵抗厳しく断念
無負荷電圧から10~12%落ちた所が
規格電流のようです
出力電流不明のトランスで実験
カットコアトランスなので
多少違うかも知れませんが
重量538g 1Aクラス
一次側直流抵抗 22Ω 1Aクラス
二次側直流抵抗0.9Ω 1Aクラス
オープン二次側AC電圧 17.59V
0.85A流して16.37V 8%ダウン
1.05A流して16.04V 9%ダウン
1.45A流して15.46V 12%ダウン
推測 1.4A位が規格電流のような感じです
あとは、長時間の発熱が
ほんのり暖かくなる程度ならOK
最後に、実験は自己責任で!!
Canon Power Shot A720IS (800万画素)で撮影
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