「溶屍奇案」

邦題「アンソニー・ウォン　溶屍鬼」をビデオで鑑賞しました！

１９９３年といえば、黄秋生先生のゲテモノ快進撃が始まった真っ最中で、この「溶屍鬼」も日本では「やっぱり」アルバトロスから発売されちゃった！

れっきとしたフランシス呉鎮宇＆葉童の主演作で、秋生さんは助演だけど、キーパーソンとして全篇にからみます。

色んなサイトで検索したら、フランシス自身が「実話ならではの重みだ」なんて発言も発見・リー！ほんとに獄中結婚したらしいっす！

先日中古ビデオを格安でまとめ買いしたうちの1本ですが、案外面白かった！
おどろおどろしい場面も当然あったけど、法廷での息詰るシーンや「羅生門」的どれが真実？っていう謎に満ちた構成で、すこし驚いた。

有名な「人肉ちゃーしう包」とかは余り観たくないので遠慮してますが、秋生さんが主演男優賞とか獲った映画は観てもいいかな？って気にさせられた佳作でした。

それにしてもフランシス呉は良い俳優さんだ！
すげえワ！

「無間道」にオファーが来てて、どうしても出たかったけど、テレビドラマの契約があって泣く泣く断ったらしい（なんとエリック曾が演じたサム役だったんだって！驚き！）！
結果的に、晴れて「無間道２」には出演できて、強烈な印象を植え付けることが出来たから、よかったんぢゃないでせうか！呉さん！