季節がかわる…
最近のマスコミ報道、ちょっとヘン?
と思うこと、しばしば。
マスコミがヘンだから世の中もヘンになるのか、
はたまたその逆か?
まぁ、長年の相互関係の結果、ということでしょうか。
とはいえ、マスコミ報道ないと不便。
だからとりあえず、マスコミから気になるキーワードを拾って、
webで関連情報を漁ってみる。
今日はこんな記事を発見。
もちろんこちらも、内容100%鵜呑みにするつもりはないけれど、
一読の価値はあったな、と思うので転載。(拡散希望とのことなので)
コピー元はこちら
(この方が、下記より読みやすいかも…)
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『日本人が知らない「二つのアメリカ」の世界戦略』の著者である深田匠氏が、産経新聞の記者ブログにて、「第二次安倍政権待望論」をぶちまけた。
この深田匠氏の投稿は、当ブログの読者(通りすがりさん)からの情報で知ることができた。
下方にまとめてあるので、同意される方は、緊急に拡散願う。
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阿比留様
いつも産経紙上にてご執筆の政治記事を楽しみに拝読しております。阿比留様の見識と洞察力の深さには常々感銘を受けております。
自民党総裁選の情報収集でネット検索していて阿比留様のこのブログを見つけ、今回初めてコメント記入させていただきます。
私は以前に貴紙の正論欄でも書評をご紹介いただいた『日本人が知らない「二つのアメリカ」の世界戦略』の著者である国際政治学者の深田匠と申します。
現在私は新著の原稿執筆中なのですが、その中に「第二次安倍政権待望論」という章を設けておりました。
まだその章は書きかけであったのですが、総裁選に安倍氏が立候補されるという報に接し、安倍氏が当選されることを祈って同章原稿の一部をここに書き込みさせていただきたいと思います。
阿比留様にとっては釈迦に説法の事柄ばかりであるとは存じますが、一般の方も多く目を通されている欄ゆえ、安倍氏待望の声を広げていただく一材料となることを期待し、この場をお借りして僭越ながら以下に私見の小論を投稿させていただきます。
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「第二次安倍政権待望論」
戦後における外交・防衛・教育・その他多くの重要な国策の根本にあるものは歴史観です。
「あの戦争」をどう見るかによる国家観の相違が政策の方向性を左右しています。
GHQの中心であったニューディーラー(米民主党左派)による憲法押し付け、日本国民に罪悪史観を植えつけるためのWGIP洗脳作戦に端を発し、その東京裁判史観(いわゆる自虐史観)を戦後長年に亘って巧妙に利用してきたのがソ連・中共・南北朝鮮および国内左翼勢力でした。
外敵と通謀ないし共鳴したる左派マスコミや日教組など、この国内左翼勢力(あえて反日的勢力と呼びましょう)は自虐史観を利用したプロパガンダを以って日本国民を惑わし、日米安保に反対し、自衛隊に反対し、米軍基地に反対し、核武装に反対し、憲法改正に反対し、対中謝罪外交を行うように仕向け、中共が日本を弱体化するための対日戦略に加担してきたのです。
その結果、この自虐史観に由来する軍事アレルギーによって日本の防衛力は封じ込められ、片や異常な軍拡を続けた中共は今や尖閣のみならず沖縄までも奪取する意図を隠そうともしていません。
アジアで中共に対峙できる唯一の国である日本が尖閣を中共に奪われるような事態になれば、台湾やASEANなどアジア諸国は総崩れで中共の覇権下に呑み込まれていくことでしょう。
中国共産党がアジアと太平洋半分を支配する暗黒の時代が幕をあけるのです。
つまり尖閣防衛は日本一国の問題ではなく、アジア全体の平和と未来を守るという側面も含まれているのです。
今、アジア諸国は日本が中国の覇権膨張をくいとめる最後の砦となるか否かを固唾を飲んで見つめています。
米国においても、日本とともに中共との冷戦を戦う決意を持つ政治勢力と、中共に迎合して日本を切り捨てようとする政治勢力があります。
前者が日本に望んでいることは、集団的自衛権行使の解釈変更による日米同盟の双務化・対等化です。
日本の取るべき国家戦略は、集団的自衛権行使を可とすることで日本重視の米国共和党勢力との連携を深化させつつ、インド・台湾・ASEAN・オーストラリアなどの自由主義国と安全保障及び経済での事実上の同盟を構築して対中包囲網をつくることでしょう。
そして阿比留様もよくご存知のとおり、これらの国際戦略を果敢に実行しようとされていた戦後唯一の政権が安倍政権でした。
また韓国は竹島や反日史観など色々と厄介な問題はあるものの、地政学的にどうしても対中包囲網構築には不可欠な国であり、対中共とは異なる戦略的視野でのスタンスを保つ必要があるでしょう。
日韓の喉元に刺さった骨は河野談話であり、これがあるかぎり今回のような日韓の諍いは永久に続きます。
争いの火種は残り続け、それは韓国のみならず国際社会全体に伝播されて日本の名誉を損ないます。
たとえ韓国との間に一時的に大きな摩擦が生じようとも、中長期的な国際戦略のためにも河野談話はなんとしても撤廃しなければなりません。
また国防精神の原点である「英霊への国家的感謝」を示すには、靖国神社への首相の参拝は極めて重要です。
靖国参拝は単なるパフォーマンスではなく、国家を護るために命を賭けて戦った兵士を讃えるという万国共通の国民精神の復興、そして日本は決して中共の内政干渉に屈する属国にはならないという主権国家としての意思表明です。
もしも尖閣で中共との軍事衝突が起きたときに、その衝突で戦死した自衛隊員が祀られるのは靖国神社なのです。
靖国に参拝しない首相が最高司令官として自衛隊員に戦闘を命じる資格はありません。
このような日本の死活的な国家的命題を正しい戦略・戦術で実行していけるのは、安倍元総理しかおられないと私は確信しています。
それは防衛や外交も含めての「戦後体制」の根底にあるものが自虐史観であることを、安倍氏は誰よりもよく理解なさっておられるからです。
小手先の政策をいじったところで根元を変えないかぎり「戦後体制」からの脱却はできません。
そして近年の国際情勢をみれば、日本がもはやこれまでの「戦後体制」のままでは国家が存続しえないというシビアな現実が如実に示されています。
「戦後体制」を終わらせて新しい日本をつくっていける指導者は、自虐史観の悪影響を熟知されている安倍氏だけなのです。
かつて朝日新聞を筆頭とする左派マスコミによる安倍政権攻撃のネガティブ・キャンペーンは目を覆うほど酷く偏向したものでした。
崇高な理想のもと憲法改正を掲げて「戦後体制」からの脱却を志し、官僚利権や官僚による政治コントロールを改革しようとされ、中共の苛烈な対日戦略に怯むことなく対中包囲網形成をもって果敢に対抗され、拉致された日本人を最後の一人まで救うことに執念を燃やし、経済においても21世紀に入って最高の平均株価となり好況の兆しが見え始め、ごく短期間で戦後歴代のどの首相も手をつけなかった教育基本法改正・防衛庁の省昇格・国民投票法制定・その他多くの実績を重ねられた稀代の改革者たる宰相は、その功績すらまともに評価されずに左派マスコミに扇動された大衆の罵声の中で病に倒れ、無念の退陣に追い込まれました。
あれから5年、まさに「戦後体制」の最後の悪あがきともいうべき民主党政権による社会実験の失敗を経て国民も賢くなりました。総裁選への出馬により左派マスコミによる安倍氏への誹謗キャンペーンが再開されだしていますが、安倍氏の演説では群集の歓呼の声が沸きあがり、インターネットではどの候補よりも安倍氏を待望する声が圧倒的に大きくなり「国民の手で安倍さんを守ろう」という掛け声が飛び交っています。
5年経ってようやく国民の多くも、日本にとって誰が本当に必要な政治家であるかという現実に気付き始めたたのでしょう。
左派マスコミは今も執拗に「政権を投げ出した」などと安倍氏を誹謗します。安倍氏はどこかのルーピーのようにお気楽にあっさり政権を投げ出したのではなく、たとえ病に倒れたとはいえども、志の半ばにて辞任せざるを得なかった安倍氏の悔しさと無念さは巨大なものであったことでしょう。
挫折を経験した人は二種類に分かれます。挫折に負けて挫けてしまう人、そして挫折をバネにして新たな決意で挑戦する人です。挫折を乗り越えて立ち上がった人は誰よりも強い。
安倍氏には「元総理」という肩書きで残りの政治家人生を安穏と過ごすという選択もありました。
再登板しても左派マスコミが狂ったように攻撃するであろうことは目に見えていることであり、バッシング覚悟で自ら火中に飛び込んでいくことは並大抵の決意ではできません。
しかし安倍氏はその火中に飛び込まれた。
それは政治家として日本の未来を憂う純粋なる愛国心であり、やり残したことを完成させたいという強い使命感なのでしょう。
これほど一途な政治家が他にこれまで存在していたでしょうか。
否、私の知る限り安倍氏しか存在していません。挫折を乗り越えた強さと堅い決意と使命感を持つ安倍氏であれば日本を変えられる、日本を甦らせることができると私は信じています。
なお、他の候補者についても若干私見を述べたいと思います。
私は石破氏については政治家としてまったく評価していません。
むしろ日本の再生にとっては有害な存在であると認識しています。
石破氏の思想は自虐史観がそのベースにあり、「日本は中国に謝罪するべき」というのが持論だからです。
根底にあるものが中共への贖罪観念である以上、いたずらに憲法改正だの国防軍創設だのと口先で勇ましいことを吹聴しても、逆に中共から咎められて逆コースへと後退させていく危険すらあります。
中共の反日戦略の要ともいうべき自虐史観から目を覚まさないかぎり、石破氏が首相になることは百害あって一利なしでしょう。
また石破氏の経済政策なるものはデフレ肯定・緊縮・増税が柱となっており、この経済状況の中でそんな愚かな政策を進められれば日本経済は壊滅します。
中共との冷戦に勝つ前に日本が自滅してしまいます。
石破氏を推薦した議員の方は自らの不明を恥じていただきたい。
そして単に「防衛通だから」などいう理由で石破氏を支持している党員の方は、真剣に日本の中期的未来についてもう一度よく考えていただきたいと思います。
石原伸晃氏についてはもはや何も言うことはありません。
あえて一言だけ言わせていただくならば、ご本人よりもお父上に対して「お父さん、あなたは息子にどんな教育をしてきたのですか?」と尋ねたい思いです。
慎太郎氏はスパルタ教育などと言っておられましたが、過剰にスパルタをやりすぎたせいでこんなにも周囲の顔色を伺うばかりの気の弱い萎縮した子供になってしまったのでしょうか。
町村氏はこれまでの政治姿勢は保守政治家として大変優れたものであったと思います。
中共に媚びない外交、日教組の自虐史観教育と戦う姿勢など、私は町村氏の政治姿勢を非常に高く評価しています。
しかし急の病にてこのような状況に至った以上、今回は敢えて無念の思いを超越して国家再生の大計のために安倍氏を支持していただきたいと切に願います。そして一日も早く快癒されて重要閣僚として手腕を発揮していただきと思います。
現在、総裁選候補者の演説の映像がyou tubeなどにアップされています。私は石破氏の陰気な説教調の演説を聞くと、暗澹たる気持ちになり日本の未来に絶望感を感じます。
石原氏の脳天気で空疎な演説を聞くと、お父上の教育方針に対して文句を言いたくなります。
しかしながら安倍氏の明るく自信に満ちた演説は、国民に勇気と夢と希望を与えてくれることを実感します。
日本人は今まさに安倍氏のように国民を奮い立たせてくれる指導者を求めているのです。
これからの日本を待ち受けるのは厳しい時代です。
日本を併呑する長期戦略を描く中共の対日攻勢は、習近平政権が誕生すれば一層苛烈さを増していくでしょう。
尖閣海域における中共との軍事衝突も起こりうる可能性があります。
中共が台湾に軍事侵攻する可能性も無いとは言い切れません。
北朝鮮のクーデターによる軍事的暴発も十分にありうるシナリオです。
また首都直下大地震や東海大地震も遠からず必ず発生します。
日銀の無策による慢性デフレのせいで急降下で力を落とした日本経済の立て直しも大変です。
そして少子高齢化による現役世代の減少が訪れます。
日本の未来はお先真っ暗なのでしょうか。
しかし絶望する必要はありません。日本には「最後の切り札」があるのです。
それが尖閣の海底に眠る油田です。
推定される埋蔵量は1千億バレル、これは世界2位といわれるイラクの埋蔵量に匹敵し、金額に換算すれば7千兆円になるともいわれています。
いわば日本には7千兆円もの「埋蔵金」があるのです。
ハードカレンシーの地位を保っている現在の経済力、今なお世界の最先端をゆく技術力、これに加えて日本がイラクに匹敵する石油資源を有する産油国となれば、日本の国力は一気に蘇ります。
貿易は超黒字となり、GDPは再び中共を追い抜きアメリカに迫るものとなるでしょう。
もしかするとアメリカのGDPを追い抜いて世界1位になる可能性すらあります。
なにしろ日本のような先進経済大国が同時に世界2位レベルの産油国になるという事態は、人類史上初めて生じる事態なのです。
これが実現すれば、かつてないほど繁栄に満ちた黄金時代が日本に訪れます。
もはや社会保障だの増税だのと騒ぐ必要すらなくなるのです。
日本はアジアの秩序を維持するスーパーパワーを築き、アジアの平和と安定を牽引する超大国になるでしょう。
尖閣には日本の未来が埋まっているのです。だから中共は何が何でもこれを強奪しようとしています。
もし尖閣が強奪されれば、そのイラク並みの埋蔵量を誇る油田は中共のものとなり、中共は強大なる「中華大帝国」をアジア太平洋に築き、日本は悲惨な没落の果てに百年後には中共の自治区に落魄れていることでしょう。
尖閣とはまさに日本の「未来」そのものであり、日本復活の「最後の切り札」なのです。
たとえ軍事衝突に至ろうとも中共の侵略から尖閣を護り抜き、そして一日でも早く石油の開発・試掘に着手しなければなりません。
中共が本気で軍事的手段で奪取しようとする可能性がある以上、最大の抑止力となるのはアメリカとの安保同盟です。鳩山政権のせいでそれが揺らいだからこそ、現在中共はこのような攻勢に出ているのです。
そして伝統的に親中嫌日傾向のある米民主党政権は、全面的に日本の側につくことなく「双方に自制を求める」などと曖昧な姿勢をとっています。
揺らいでしまった日米同盟を不動のものにするためには、集団的自衛権行使解釈変更や憲法改正を一刻も早く成し遂げなければならないのです。中共が日本の「未来」を力ずくで奪いにかかっている今、日本にはもうあまり時間はないのです。
中共が歴史認識をめぐるプロパガンダで揺さぶりをかけても動じない人物、鋼鉄の意思で中共との冷戦を勝ち抜くことができる「日本のレーガン」が必要です。
それは安倍氏をおいて他に誰もいないと私は確信しています。
安倍氏こそが日本の最後の「希望」なのです。国民の多くがそれに気付くことができれば再び日は昇ります。(終)
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阿比留様
僭越ながら本欄をお借りして書きかけの原稿から一部を転載させていただきました。ご笑赦くださいませ。
なお、もしできますれば阿比留様にはぜひとも産経本紙の記事において石破氏の自虐史観についての懸念を呈していただきたいと切に願っております。
多くの国民はまだ石破氏の自虐史観を知りません。
もしも石破氏が総裁となり首相になれば、せっかく開きかけている日本の「未来」への道は閉ざされます。国際情勢を研究する身として私は大きな危機感を感じています。
末筆ながら今後とも阿比留様の一層のご健筆ご活躍を祈念いたしております。
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本欄をご覧になっておられる皆様
上掲の小論「第二次安倍政権待望論」をもし気に入っていただけた場合は、ブログその他に自由に転載していただいて結構です。
安倍総裁ひいては安倍総理実現のために、何か少しでも役に立ちたいという思いでこちらの場をお借りして記載した拙文です。
総裁選開票日まであと1週間をきりました。祖国の輝ける未来のために、安倍氏支持の議員並びに党員の方のご健闘を心から祈っております。
安倍氏が総裁に当選された暁には、日本に67年ぶりの新しい朝が訪れたことを天に感謝して祝杯をあげたいと思います。
安倍氏支持の国民の皆さん、左派マスコミの妨害に負けずに世論の力で第二次安倍政権ができる日まで戦っていきましょう!
追記
ブッシュ大統領に対する安倍氏の「謝罪」なるものが議論されているようですが、私は共和党筋との情報ルートがありますので、余談ながら共和党関係者から聞いた話を披露させていただきます。
当時、米民主党議員が中心になって進めていた慰安婦問題の下院決議は中共ロビー及び韓国ロビーからの要請によるもので、共和党は元来まったく無関心でした。
ブッシュもまったく予備知識がなく、ブリーフィングで簡単に教えられた慰安婦に関することは「河野官房長官が慰安婦強制連行を事実だと認めた。それを受けて国連人権委員会にクマラスワミ報告が出された」という内容だったそうで、ブッシュ自身は慰安婦強制連行が事実だと思い込んでいたそうです。
念のため申し上げておきますが、慰安婦問題について安倍氏はブッシュに対して謝罪などしておられませんし、強制連行も認めておられません。
ブッシュは米国内でこれ以上この問題が大きくならないように、日本をかばうつもりで「安倍首相の謝罪を受け入れた」と独断で口にしてしまったようです。
歴代大統領の中でも屈指の親日派であったブッシュにすれば「大統領の私が受け入れたと言ったのだから、米国内ではこの件はもうこれで終わりだ」と宣言する意図で、好意でかばったつもりの発言だったのでしょう。もっとも、安倍氏にすればいきなり寝耳に水のような発言だったものと思われます。
結局、河野談話が日本政府の公式見解だと外国からみなされている以上、それを否定しないかぎりはどの首相であってもどうすることもできない状況です。従って安倍氏は河野談話を修正する安倍談話を出すと宣言されているわけです。
ソース:
国を憂い、われとわが身を甘やかすの記
[自民党総裁選で最有力とされている石原伸晃幹事長のお言葉]
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/2857249/
第二次安倍政権待望論 完全版
http://ochimusya.at.webry.info/201209/article_13.html
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トップ写真は、2006年9月製作&撮影。
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