最近友人から送られてきた画像の中に、1970年代乗工社改造コンテストの入選作で中央にブレーキポストが立った無蓋車があって「あ~これあったなぁかっこいいよなぁ」と思い出して「これ欲しいな、作るか」となりました。
程よく乗工社のトを入手しました。
先にバラしたのですが、ハンダゴテで塗装を焼き込んでしまったか剥がすのに苦労しました。3割ぐらいはやすりでこすり取りました。
サイドを1ブロック切り詰め。
組み上げました。
オリジナルの写真をよく見つつブレーキポスト支柱はパイプ芸で2015,1512(下部1.4タップ切り),上部だけ更に1208,0805,0503と継いでレバーは0.3線です。
写真だとわかりにくいですが車輪をダンダースの6.2mm径スポーク車輪に交換しています。
連結器はオリジナルはケーディー1025ですがそのまま朝顔を付けると赤矢印の部分がショボいので埋めて朝顔のホルダーを作成。
カプラーのシャンクはワールド工芸がイベントで売ってたエッチング組み立ての朝顔試作品ジャンクというものを組んで改造しました。
車体側は1005パイプを床から伸ばして止めピン用の0.2穴を開けた0.5線を突っ込んでシャンクを留めています。
オリジナルはケーディーを付けるために床板を大きく切り欠いて元の車体固定ネジが使えず、ブレーキポストをねじ止めにしたとあるのですが本作は朝顔の車体側自作にしたので元々の車体との固定ネジをそのまま使用しています。
最後に鉄道模型趣味1977年9月号の作品グラフと合わせて生地完成としました。
しばらくこの姿で楽しんでから塗装したいと思います。
2023/4/14 追記
図面はコンプリート