とあるブログで杉山模型のキャラメルブーブーと言うレールカーを見てモゾモゾしていたところ、アルモデルのサンデーリバーレールバスの側面半分と杉山模型のフォードのボンネットパーツを発掘したのでキャラメルブーブーもどきを作ってみることにしました。
杉山のレールカー用先台車の車輪(5.2mm径)を使うことにして内側軸受に。
前後妻板をエッチングで作ってみることにしました。
後部の妻板は正月に実家に帰ったときに行った回転寿司屋の近くの民家にE.YAZAWAのバスタオルが干してあったので。
クエン酸+オキシドールですが老舗のタレ方式ではなかなか腐食が進まず難しいようです。
前妻は失敗、後ろもほぼ失敗。
やざーはマジックで塗ってみたらまあ使えないこともないので切り出してみたけど寸法間違えた😭 超がっかり
前妻はとっとと切り出し。後妻は安易な救済で先に進むことに。
車体が組み上がったとこ。
エンジンフードのプレスパーツを切断し、専用ジグで打ち抜いたルーバーのサイズを合わせたところ。(左の真鍮板は無関係)
ハンダ付け完(難易度高)。ここで賢者タイムに入り、前作の津川をやることに。
下回りを組み上げ排障器を付けたところ軽快感が失われたので取りやめに。
側面のドアノブをどうするか考えましたが、排障器と同じで側板がスッキリしなくなりそうなのでいじらないことに。
ギヤはM0.2のギヤードモーターから採取したギヤ2つを手持ちの過去作再生品のウォームで回す戦略でしたがウォームの軸穴が0.6のレアサイズだったので、モーターは90年代後半のページャーモーター初期に入手したものを使用。これが良くなく2個死亡して、そのあと死亡したのが「使えるかどうかわからないけど」とメーカーにもらった1.3vの試作品だったのを思い出したので3個目は製品だった3.0vのに取り換えこれで安定して走るようになりました。モーターの枕とモーターの固定はゼリー状です。どうもリヤタイヤがスリップしまくりで荷重が圧倒的に足りないので鉛板2枚とタングステン粘土で5g補重しました(笑) 。元の車体重量は9gです。(軽すぎ)
車体側のステーをハンダ付けするときの位置決めと保持に手間取り(ゼリー状で仮止め+ピンセットで押さえる😅)何度かやり直して、ようやく床板がねじ止めできるように。皿の面取りカッターはebayでインドから買った手回し用のやつでデザインがお気に入り。床板は0.3なので皿ネジの面取り用にネジのとこだけ0.5を貼り重ねています。
車軸は1.2、ギヤは1.5のガバ穴だったので両面周囲4か所ずつポンチで叩いてから1512パイプ叩き込み。
下回りのフレームは組み上げるとこんな感じ(不採用の排障器が写っています)
杉山模型のモールド車輪は内側に0.5mmほどプラの大径の張り出しがあるので削り取って1512パイプをハメました。(車軸径1.2)
車軸を押さえる部分をスッキリ仕上げるために蓋をつけるのではなく0503パイプに0.3真鍮線を刺す方式を初採用しました。
左右台枠の間にプリント基板を落として、その前後に0.15ベリ銅線の集電シューを取り付けています。
皆様の工作の参考になれば幸いです。