会社で春節前の大掃除をやっていた連中が小汚いショッピングバッグに怪しげなVCDが詰まっているのを見つけて、「これどうしましょう」と相談してきたのであった。持ち主が名乗り出ないので、恐らく既に転勤してしまった人が置き忘れて行ったものであろうと決めつけ、「欲しい奴は勝手に持って行け。余ったら捨てよう」と言う指示を出したのでした。これはその中の一枚。私が勝手に持って帰りました。
原題は「ときめきメモリアル」。有名ゲームの映画化作品であります。97年の映画で、香港製造怪しげな紙袋入りVCDにしては映りが良かった。画面がモザイク状に壊れることもなく、止まることもなく、最後まで見れたので満足しました。中国語字幕が出ますが、台詞は日本語そのままなので、見やすい映画です。
映画自体は良くある話で、どおってことないのですが、舞台の山口県のとある海岸の町はきれいだったな。ああいうところでのんびり暮らせたら幸せなのではなかろうか、と思います。
この映画の売りは(もし売りになるものがあるとして・・・)、豪華女優陣であります。高校の四大美女として有名な仲良し四人組は矢田亜希子、榎本加奈子、山口沙耶加、中山エミリなんですね。それに藤崎詩織役で吹石一恵がデビューしています。当時の年齢では矢田19歳、榎本、山口、中山17歳(現役女子高生だね)、吹石15歳、と言うことですから、まさにアイドル映画だったわけです。香港版VCDのパッケージでは中山エミリが主演のように書いてあったが、当時から彼女はスターだったのでしょうか。三井住友ビザカードのコマーシャルの人、と言う印象しか私は無いのだが・・・。エミリと並んで主役としてクレジットされているのは、池内博之です。不良役が多いもみ上げの長いスポーツ刈のあんちゃんですね。ただ、ストーリー上の主役は岡田義徳だった。岡田君と榎本はかつて「音無可憐さん」で共演していたのを覚えている。今や「野ブタ」の学校の冴えない古典の先生になってしまったが、10年くらい前には結構アイドルだったのであった。榎本と山口が共演していた「可愛いだけじゃだめかしら」とか言うドラマも見たなぁ。シルヴィ・バルタンの音楽がとてもよかった。懐かしいなぁ。
しかし、何より新鮮だったのは、矢田亜希子のセーラー服だ!それなりに若いのだからいいんだけど、どうしてもコスプレっぽいんだよなぁ。他の3人は高校生っぽく見えるのだけど、矢田の場合高校生のイメージないから、卒業後3年くらいたったOGが久しぶりに昔の制服見てみました、と言う感じになる。矢田は「やまとなでしこ」とか「僕の生きる道」とか「貞子」のイメージが強く、もっと最近大人役でデビューした人かと思っていたのでね。結構芸歴長いんだ。その矢田も押尾何とかと言うやくざな奴と結婚するらしいし、榎本は大魔神の子供産んだと言うし、10年前の女子高生も人生の年輪を重ねているわけです。
自分と同年代の役者が老けたのに頑張っているのを見ると勇気付けられるけど、自分より随分年下の役者がそれなりに年取ったのを見ると、何だかがっくり来る。あんなに若かったあの子がもうお母さんかぁ、みたいな感じだね。だから、最近お気に入りの栄倉ナナちゃんのような子が結婚とか出産などと言うニュースを聞く時には私は既に寝たきり老人と化しているのだろうなぁ、と思い一人で憂鬱になっています。
原題は「ときめきメモリアル」。有名ゲームの映画化作品であります。97年の映画で、香港製造怪しげな紙袋入りVCDにしては映りが良かった。画面がモザイク状に壊れることもなく、止まることもなく、最後まで見れたので満足しました。中国語字幕が出ますが、台詞は日本語そのままなので、見やすい映画です。
映画自体は良くある話で、どおってことないのですが、舞台の山口県のとある海岸の町はきれいだったな。ああいうところでのんびり暮らせたら幸せなのではなかろうか、と思います。
この映画の売りは(もし売りになるものがあるとして・・・)、豪華女優陣であります。高校の四大美女として有名な仲良し四人組は矢田亜希子、榎本加奈子、山口沙耶加、中山エミリなんですね。それに藤崎詩織役で吹石一恵がデビューしています。当時の年齢では矢田19歳、榎本、山口、中山17歳(現役女子高生だね)、吹石15歳、と言うことですから、まさにアイドル映画だったわけです。香港版VCDのパッケージでは中山エミリが主演のように書いてあったが、当時から彼女はスターだったのでしょうか。三井住友ビザカードのコマーシャルの人、と言う印象しか私は無いのだが・・・。エミリと並んで主役としてクレジットされているのは、池内博之です。不良役が多いもみ上げの長いスポーツ刈のあんちゃんですね。ただ、ストーリー上の主役は岡田義徳だった。岡田君と榎本はかつて「音無可憐さん」で共演していたのを覚えている。今や「野ブタ」の学校の冴えない古典の先生になってしまったが、10年くらい前には結構アイドルだったのであった。榎本と山口が共演していた「可愛いだけじゃだめかしら」とか言うドラマも見たなぁ。シルヴィ・バルタンの音楽がとてもよかった。懐かしいなぁ。
しかし、何より新鮮だったのは、矢田亜希子のセーラー服だ!それなりに若いのだからいいんだけど、どうしてもコスプレっぽいんだよなぁ。他の3人は高校生っぽく見えるのだけど、矢田の場合高校生のイメージないから、卒業後3年くらいたったOGが久しぶりに昔の制服見てみました、と言う感じになる。矢田は「やまとなでしこ」とか「僕の生きる道」とか「貞子」のイメージが強く、もっと最近大人役でデビューした人かと思っていたのでね。結構芸歴長いんだ。その矢田も押尾何とかと言うやくざな奴と結婚するらしいし、榎本は大魔神の子供産んだと言うし、10年前の女子高生も人生の年輪を重ねているわけです。
自分と同年代の役者が老けたのに頑張っているのを見ると勇気付けられるけど、自分より随分年下の役者がそれなりに年取ったのを見ると、何だかがっくり来る。あんなに若かったあの子がもうお母さんかぁ、みたいな感じだね。だから、最近お気に入りの栄倉ナナちゃんのような子が結婚とか出産などと言うニュースを聞く時には私は既に寝たきり老人と化しているのだろうなぁ、と思い一人で憂鬱になっています。