何遠亭

未だ之を思わざるなり、
夫れ何の遠きことか之有らん
          孔子の論語より

20100619(土)グランキューブ大阪

2010年06月21日 22時10分29秒 | THE ALFEE
Neo Universe TOURもいよいよ残り5本。世間はワールドカップのオランダ戦の真っ最中~。
初参加の人に「絶対忘れませんよね。オランダ戦があった日に、初めてアルフィーのライブに参加したって。」

この日もタカミーはハンドマイクを持って登場。桜井さんが牽制してる(笑)
歩きながらオックスの『ガールフレンド』を唄う。♪夢のお城に住んでいる~の後も唄い続け、
桜井さんにマイクを渡す。
それを普通に受け取り♪とてもぉとてもぉ~ とクネクネッと唄う桜井さんに「気持ちワルッ」
桜井さんもマイクを返しながら(返すんだな、これが)「だからマイク渡したんだろ」
幸ちゃんも横に立たれて迷惑そう。
「こっち来るなよぉぉ」って両手でタカミーが視界に入らないようにするから、
余計面白がって左右を行ったり来たり。
幸ちゃんの飴を口に入れて、「やっぱ返す」と戻したり。
「コイツを自由に動けるようにしちゃいけないって。ロクな事しないんだから。
舞台監督!誰がマイク持たせるんだよ」
「マイマイク♪バラが咲いたーバラが咲いたー・・・マイク真木」ホントに野放し(笑)

前夜の『Kトラ』でベストテンの中継話をしていた事と関係ないと思うけど、
タカミーがベストテン初登場(スポットライト)の話をしていた。大阪の野外音楽堂からの中継。
「まだそんなに知られてなかったから、3人の名前を書いたプラカード持って出たんだよな。
あの頃とんがったイメージだったのに(?)何処がとんがってんだよって。」
プラカードにやけに拘ってた。「プラカードだけ消したい」とまで。だけど、
「明日プラカード持って出て来るか」と。客席が沸いたら「覚えてたらね」と逃げる(笑)
「当時、ペンライトとか飾りとか振るのはあったけど、何も持たない『拳』だけってのは、
インパクトあったよね。アレは凄かった。」
初めて参加したアルコンで、拳を振った記憶は正直余り無い。コンサートというもの自体、殆ど初めてだったし・・・。
自己発生的でもなければ、皆の真似をした覚えも無いけど、今はすっかり体に染み付いてる(笑)

そんな話がここに結びつく。アンコール一曲目は『メリーアン』
やっぱりこの唄は『暁パラ』や『星ディス』とは何処か違う。
アルフィーのどの唄も自分には懐メロではないけれど、この唄のイントロが流れると当時の感覚に戻される。
何かが急速に変わっていくような、そんな不思議な想いが甦る。
ハッピーおじさんでは、タカミーの合図で白板ボードが登場した。
♪おバカという時は牛と鹿なのね~って唄うおじさんに対して、
自分はボードに「馬牛」と書いて、「馬鹿」って書いてみろと。
「鹿」を書く前に一瞬考え込んだ桜井さん。
「何処の鹿を書こうかなと思って。奈良にしようか、それとも・・・」っていうボケがナイス。(勿論書けました)
それは兎に角、自分の書いた字に「バギュー」とルビを振ったタカミーの意図が不明。
似てね~と云われつつやらされた幸ちゃんの加山さんの物真似が個人的にはツボ☆

「小さい頃はなりたいものが沢山あったけど、段々これは無理だなって解ってくる。
最初はバスケ。次にギター。でもコンフィデンスの唄を聞いてギターも無理だと思った。
学校の先生になろうと。だけど、大学で坂崎に出逢っちゃったんだよ!
唄にハーモニーはつけてくれるし、頼んでもいないのに物真似やってくれる良い人だった(笑)
それで今迄とは違う形でギターが見えて来た」
一度は失いかけた夢も、違う方向から何かが見えて来たり、動き出す事があるのだと。
「毎日生まれ変わればいい」
「10年後、きっと、多分、いや絶対!俺達はここにいて唄っていると思う」
タカミーの言葉がとても力強かった。
三人の笑顔が頼もしくて、嬉しかった。

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