電車に乗って、のんびり城旅へ

気の向くままに。
お金をかけず、ローカル列車で酒を飲みながら城旅を。

兵庫県 竹田城 その2

2018年08月24日 | 100名城
天守台までの記事を書いたので、その続きを。

前回の記事はこちらからどうぞ。

天守台から一度二の丸まで戻り、本丸の裏側(北)から花屋敷の曲輪方面へ向かう。

花屋敷の曲輪


残念ながら、この曲輪は立ち入り禁止区域となっていた。

そのまま先へ進むと、平殿曲輪がある。
本丸のすぐ真下。

平殿曲輪
  

平殿曲輪から見る本丸の石垣


ここを抜けると南二の丸があるが、その前に喰い違い虎口を抜けなければならない。
喰い違い虎口
 

2つの櫓台だろうか、ここから攻撃されるとなかなかキツイ。

南二の丸
 

立ち入り禁止というより、端まで行かないようにロープがかけられている。

南二の丸から見る本丸・天守台


南二の丸から見る二の丸


南二の丸から南千畳へ向かう途中、正門跡がある。


正門跡の石垣


南千畳の曲輪は北千畳の曲輪と同じくらい広い平坦な曲輪。

南二の丸の真下に、搦手口がある


残念ながら立ち入りが規制されているため、石垣下まで行くことは出来なかった。
この搦手口を先へ行くと花屋敷曲輪がある。

南千畳の曲輪
  

南千畳の曲輪から本丸・天守台跡を見る


南千畳の曲輪が竹田城散策ルート最後の曲輪なので、出口へ向かう。
南千畳の虎口
 

この虎口を出て、下へ向かうと車が通れる舗装された道へ出る。
ここから料金所がある駅裏登山道へ向かうか、表米神社登山道から下山するかを選べるが、行きは駅裏登山道を登ってきたので帰りは表米神社登山道から下山することにした。

表米神社登山道は駅裏登山道と違って階段の感じになっているが、駅裏より急なため足に負担がかかった。
そのためストックを使いながらゆっくりと歩いて下山した。

雲行きがかなり怪しくなっており、早めに「情報館天空の城」を見たほうが良いと思い急いで向かった。
クーラーが効いていて、疲れた体を癒してくれる。

竹田城についての展示がある
石積みについて
 

サッとみて「情報館天空の城」を出て後、お土産屋があったので寄ってみた。
地酒が売っていたので、迷わず購入。
姫路とは地域が違うため、「播州(姫路)で買うことは出来ないと思うよ」と聞いたので買うしかないだろうと。

お酒を購入後、駅へ向かう途中に急な大雨となったので走って駅へ戻った。
駅に到着したのは14時くらいだった。
時刻表を見ると、14時23分に列車が来るので、しばし待つことに。

ところが時間になっても列車が来ず、どうしたのかと待っていると駅の放送が流れた。
どうやら大雨の影響で他の路線が徐行運転を行っているため、到着が遅れて接続がうまくいってないとのこと。

その影響が播但線にまで及んでいて、出発が出来ないようだ。
1時間に1本程しかないので、これはしょうがないし気長に待つのみ。

まあ、これも旅の醍醐味。
個人で旅をするならなおさらだ。

幸い50分程の遅れで列車が到着し、姫路へ向かった。
行きと同じ、約2時間で姫路駅に到着。

すでに18時くらいになっていたので、まずは駅のお店に入り姫路おでんで一杯。
関東よりは薄めの出汁だと思う。
さらにショウガ醤油をつけて食べるが、なかなか美味しかった。

ホテルに戻ってからは、お風呂に入った後に晩酌しながらカップラーメンを食べた🍜🍥
食後に明日の準備をして就寝。

2日目:電車賃:青春18きっぷ1回分の2370円。

ホテルリブマックス姫路市役所前店にて 22:25




兵庫県 竹田城

2018年08月24日 | 100名城
2018年、お盆休みの城旅の2日目。
朝5時に起床し、出発の準備を整える。

6時45分から朝食の時間なので食堂へ向かい、朝食をとった。
朝食は無料のため、インスタントの味噌汁とごはん(パンもある)と納豆、他のおかずは3~4品程のシンプルなものだが、ヘタに品数の多いバイキングだと考える時間が増えるため、このようなシンプルな朝食はとても良いと思っている。

7時23分の電車に乗るため、急いで食事を済ませすぐ出発。
姫路駅から播但線に乗り約2時間で最寄りの竹田駅に到着した。

駅にある観光案内所でパンフなど情報収集。
本来なら竹田駅からバスが出ているが、スタッフの方に聞いたところによると、西日本豪雨の影響で土砂崩れがおきてバスは通行不能になってしまったとのこと。

まあ、最初から徒歩で山を登ろうと考えていたので特に問題はなかったが、多くの方は行きでタクシーに乗っていた。
水分を補給し、出発。

登山口


この下に公園があって中に自販機があるが、この登山道から行く人にとっては最後の水分補給の場所となる。

登山道
 

このような道を40分~50分程歩く。
距離は1キロないと言っていたが、一気に山の上まで登るため傾斜がキツく水分補給しながらゆっくり登っていった。

ようやく料金所まで到着し、しばし休憩。
他の観光客の方は、「こんなにキツイとは思わなかった」と嘆いておられたが、まあ事前に聞いていたより実際に登ってみるとかなり違うものだ。

では、休憩もそこそこに攻城開始。
石碑


大手虎口への道


大手虎口から見える北千畳の石垣


大手枡形虎口
   

大手枡形虎口石垣


大手枡形虎口から城内に入ると、北千畳の曲輪。
北千畳の曲輪からの眺望
  

北千畳の曲輪
  

三の丸への枡形虎口
 

三の丸
 

見てお分かりかと思うが、史跡保護のため地面はシートで覆われている。
また、見学ルートも決められ立ち入り禁止区域も多く、残念ながら史跡の雰囲気は台無しとなっていた。

気を取り直して先へ進む。

三の丸からの眺望
 

二の丸への虎口
 

櫓台の石垣


二の丸へ攻める時は、この櫓台から攻撃されるだろう。

二の丸
 

二の丸から見る天守台


二の丸から見る、南二の丸と南千畳
 

本丸
 

本丸はそんなに広くなく、天守台がある。

天守台
 

天守台からの眺望
 

天守台から見る花屋敷


見学ルートが決められ、立ち入り禁止区域も多く雰囲気は残念ではあったが、天守台からの眺望は素晴らしい。
しかし、だんだんと雲行きが怪しくなってきて、パラパラと雨が降ってきたが、この時はなんとか持ちこたえて止んだ。

天守台から降りて、次の曲輪へ向かう。

後半はこちらからどうぞ。

2018年8月13日