10日程空いてしまったが、高天神城の後半を。
前半の記事はこちらからどうぞ。
井戸曲輪から西の丸へと二の丸への行くことが出来る。
西の丸は祭りのメインのイベントがあるので、ここは後回しにして二の丸から攻めることにした。
二の丸の入口
ここは虎口か、そうでないのか。
縄張り図を見ると虎口でないような気もするがどうだろう。
二の丸
二の丸、奥から撮影
袖曲輪
二の丸の隣にある小さい曲輪。
袖曲輪から堀切を見下ろす
写真だと分かりづらいが、結構な高さがある。
袖曲輪から見る、堂の尾曲輪
馬出曲輪
袖曲輪と堂の尾曲輪の間の堀切
ここから堂の尾曲輪に登る。
急な坂となっていて、足場も良くはないので注意が必要。
堂の尾曲輪
この先にある井楼曲輪に行くために堀切を降りる
堀切
ここも降りる時は注意が必要だ。
井楼曲輪
奥から撮影
二の丸は尾根沿いを堀切で断ち切って、小さな曲輪を連続した縄張りとなっている。
お祭りとはいえ、井楼曲輪まで縄張り図を持って来ている人は皆無。
ここまで来たところで、西の丸で行われる舞のイベントが始まるので一度戻ることにした。
西の丸はたくさんの人達で賑わっていた。
舞台
小学校高学年か中学生くらいの女子だった。
顔が写っていないのはこれくらい。
サッと見た後、高天神城の見どころの一つである二の丸の横堀へ向かう。
空堀
進めるのは2枚目の写真。
奥へ進む。
土塁の上を歩く
振り返ってみる
振り返って見上げると井楼曲輪がある。
ここから井楼曲輪へ登ることが出来たと思う。
堀底
横堀・二の丸はここで終わりなので西の丸へ戻る
西の丸の土塁
建物もあり、まだイベント中のため撮影はこれくらいが限界。
馬場平へ向かう。
馬場平手前の切割
切割と書いてあるが、堀切と同様でしょう。
馬場平
ここは休憩所もあり見晴らしが良い場所のため、人が多く来ていた。
馬場平からの眺望
天気も良く、良い眺めでした。
甚五郎抜け道
「天正9年3月落城の時、23日早朝、軍監横田甚五郎尹松は本国の武田勝頼に落城の報告をする為、馬を馳せて、是より西方約一千米の尾根続きの険路を辿って脱出し、信州を経て甲州へと抜け去った。」
と書いてある。
この難所は別名
犬戻り猿戻りという。
ここまでで、高天神城のほとんどを見たと思うが、石窟を見てなかったので本丸近くまで戻る。
大河内幽閉の石風呂(石窟)
これでほぼ見終わったと思う。
縄張り図を見ると西の丸から南東方面にある見張り台へ行けるようだが、よく分からず行くことが出来なかった。
建物の裏側から行けるのかと思い見てみたが、行けるような感じではなかった。
他に行く方法があったかもしれないので、これはまたの機会の楽しみにとっておこう。
では、搦手門から降りることにする。
搦手門側は祭りのメイン会場となっているので、多くの人達が城に攻め上がっていった。
麓に降りると屋台が結構出ていて、一回り見たが何も買わずバス停に向かうことにした。
と、ちょうど火縄銃の射撃実演を行っているところだったので少し見学。
実演
音も大きくなかなかの迫力。
たくさんの見物客で賑わっていた。外国の方も結構見に来ていました。
これで高天神城の散策は終わり。
土方のバス停に戻り、掛川駅に向かった。
帰りの時間もあるため、12時20分頃に高天神城を出てバス停へ。
バスは45分~1時間に1本。
比較的本数はあるほうなので、助かる。
掛川でお昼と食べようと思ったが、電車が良いタイミングであったのでこのまま帰路につくことにした。
途中、乗り換えのため静岡駅で降りてホームにある立ち食いそば屋でうどんとおにぎりを注文し、5分で完食。
約15分後の電車に乗って、2019年春の青春18きっぷ最後の乗車を楽しむことに。
2019年3月31日