被災地の近いところにいて、震災の被害を受けたいろいろな方の声を聞いている。
ひとつ前の記事に、それぞれの苦悩があるという話を書いた。
かわって、今度は私自身の話。
なんとなく、まだ自分自身の中でも整理がついていないというのが実際のところだが、書かないわけないもいかないということで、重い腰を上げてみた。
本来ブルキナファソにいるはずだったのが、治安悪化のため日本に一時退避中。
もちろんブルキナファソに帰任するための「待機中」だったのだが・・・
その帰任がかなわなくなった。
退避から1か月がたって、JICAが出した結論。
全隊員が帰任できないというわけではなく、首都の隊員および軍キャンプ地を経由せずに上京できる任地の隊員は引き続き帰任の可能性があり、待機を継続することができる。
ガランゴは首都にあがるまでに、テンコドゴという軍キャンプ地を経由するため、帰任は不可との判断になった。
「おまえが帰ってこないと忙しいんだから、早く来いよ」と電話でまくし立ててたジュリエン氏。
ガランゴの皆さんにはお世話になるばっかりだったなぁという気がする。
帰任不可となった私の選択肢は、任期を短縮して協力隊の身分ではなくなるか、別な国への振り替え待機を継続するか。
振替となると赴任までまだ数か月かかる見通しで、実際現地にいられる時間は1年に満たないのだが、ガランゴで未消化だった分の活動を次の地に託してみようかなという気になっている。
はて、どうなることやら・・・。