旅はみちづれ世はなさけ

旅やホテルライフを記録していきます

貴重映像!国鉄全面協力の映画?を見た

2019-12-24 07:15:33 | 鉄道

全国の鉄道好きの皆さま、ご覧いただきありがとうございます。

日本映画専門チャンネルで、面白そうな映画をやっていたので録画してみました。

映画の内容とか、時代背景を妄想しながら楽しむために、あえてウィキペディアなどで調べずに書いてみます。

間違っていたら突っ込んでくださいね。

まずdボタンの番組紹介によると

 昭和35年制作  「大いなる驀進」   

東京発長崎行 寝台特急〈さくら〉 に乗り込んだ人々の人間模様

出演
三国蓮太郎
中村嘉葎雄
佐久間良子

すみませんがまず、題名からして読めません。

どなたか教えてください。


タイトルクレジットからの情報

協力 日本国有鉄道


脚本  新藤兼人
なんと、あの老おしん音羽さんのご主人ですよ!

私の生まれる前の映画です。ワクワクしますね!

【映画のストーリー】

ネタバレあり
鑑賞予定の人は読まないでちょうだい。


 冒頭、東京駅の前で、若いカップルの中村嘉葎雄と佐久間良子が揉めている。

中村は仕事が面白くないんだ、とダダを捏ね、

佐久間は話し合おうと、迫っている。

「なんだかとにかくつまんないんだよ」
「とりあえず辞めてしまいたい」

とフリーターのような事を言っている。

高度成長期の日本の中心地、東京駅で。



そんなに面白くなくてつまんない中村の仕事とは?

東京駅発長崎行き寝台特急さくらの乗務員である。

面白くてつまる仕事じゃないか!


もう辞めようかななんて思っていても発車時刻は迫ってくるので、

上司の三國と配置に着く。

国鉄は定刻厳守だからね!


貴重映像寝台特急さくら



ホームでは、色々な人たちが行き交い、賑やかである。




新婚旅行に出発するカップルのお見送り。


地方に遊説に行く国会議員のお見送り。



日本食堂が経営している食堂車の場面
すごく素敵ですね。白い髪留めと水色の制服が優雅な雰囲気です

恋人の佐久間良子は彼氏の中村嘉葎雄と話し合おうと入場券だけで乗ってきてしまう。

乗務員の中村は恋人が乗っているのに気づくと車掌室に無理やり連れていき、

入場券だけで乗車してきたらキセル乗車になるじゃないかと責める。

恋人が追いかけてきた場合普通なにごとかと驚くと思うのだが、

まずちゃんと乗車券を買っているかの確認を優先する。

国鉄マンの鏡のような中村。

部下が恋人ともめているので、上司として部下の恋人の相談に乗ってあげる三国。

調子付いて父親が失業中だの、中村が脱サラしようとしているが私は国鉄は安定しているからやめて欲しくないだの、
ペラペラ喋りまくる恋人の佐久間良子。

これは喜劇映画なのか?まだ読めない。


綺麗すぎて貧乏育ちのリアリティーがない佐久間良子


東京駅のホームで職場の同僚達に見送られた新婚旅行カップル、

今度は静岡駅で静岡支店の方たちが横断幕で万歳三唱、

同僚の女性たちの事務服と新婦のスーツが同じ色で似たデザインだけど

まさか事務服着て新婚旅行はないだろうし。


東京駅の出発の時と新婦の服装が変わっている。
やはり事務服に着替えた?






ここで、またいつものことだけれど話が脱線する、

いや縁起が悪いので分岐する。

その昔、私の友達が中学校の教員と結婚式をして、休みがあまり取れないために、式を挙げたのちにそのまま一泊二日の新婚旅行に行くことになった。

教員同士なので海外の新婚旅行は夏休みまで無理だからの、とりあえず新婚旅行だったらしい。

どこの結婚式場だったのかどうしても思い出せないのだが、どこかのホテルで挙式して、その後披露宴会場からみんなで晴れ着のまま電車で移動して、新宿駅の地下街を、総勢25名くらいで、巨大な横断幕を掲げ持ちながら、

「これから山田太郎・花子夫妻が小田急ロマンスカーで、一泊二日の箱根新婚旅行に向かいまーす」

と拡声器で叫びつつ小田急のロマンスカーホームまで行列した。

そしてこの映画のように、ホームで万歳三唱をして送り出した。

断っておくが平成の話である。

昭和35年のこの映画の時代でさえ、新婚カップルのお見送りは通常ホームだけであり、

横断幕は映っていたけれど、拡声器はなかった。

よく私たちはあんなことをして怒られなかったものだ。


長くなってきたので次回に続きます



壁が薄くて悪いか!の後日談 建て替え決議

2019-12-22 07:37:30 | 不動産

全国の不動産好きの皆さま、ご覧いただきありがとうございます。

先日お話しした、古い団地の建て替え問題の後日談です。

我が団地のその後の運命が気になって、ネットで調べてみました。

その結果、下記の内容の記事を見つけました。


【東京都× ×市の× ×団地で画期的な改修工事が行われている。

巨大地震に備えた耐震性強化と、建物を保護し結露を防いで、

省エネ性を高める改修工事で、4回目の大規模修繕において、

30棟の外断熱改修+耐震補強を行ったのだ。】


つまり、定期的な大規模修繕と、耐震工事と外断熱改修工事を同時に行った、と書いてあります。

大規模修繕とその他の工事を組み合わせて一気にやってしまうその分、
費用も節約できるし補助金も使えるのでいいアイデアですね。

と簡単に言ってしまえば怒られる位、ここまでみんなの意見をまとめるのは苦難の道だったと思います。

住民の方が主体となって、より快適に長く暮らしていくためにはどうしたらいいか、考えてきた結果ですね。

その昔、住民の合鍵を盗まれてしまったドジな管理組合(まだ根に持っている) と同じ組合とは思えないほどです。


ここでお知らせです。

前回の記事で、管理組合事務所に保管してあった全ての合鍵が盗まれた、

それは団地内の居住者すべての合鍵である、と書きましたが、

その後周囲に確認したところ、

保管してあったのは、所有者自身が居住せず、賃貸している世帯のみ、とわかりましたので

訂正させていただきます。

その後、鍵の預かりはやめました。

非居住世帯(自分が住まずに貸している)は、議事録の郵送料として、
管理費を毎月居住世帯より5000円も余分に支払う義務があるので、
もう少しきちんと管理して欲しかったです。

ちなみに建物自体の建て替え案と言うのも根強く出ていたらしいですけれども、
住民会議で5分の4の賛成を得られませんでした。

これが実際住んでる方たちの総意ということですね。

団地の良さは見直されているようです。

今後商店街がリニューアルするとも書いてありました。

さらに活気が増すといいな、と思います。





壁が薄くて悪いか!

2019-12-19 13:13:19 | 不動産

全国の不動産好きの皆様、ご覧いただきありがとうございます。

ドラマ「結婚できない男」風のタイトルにしてみました。

さて、レオパレス問題などで賃貸物件の壁の薄さが問題になりました。

隣の部屋の人の爪を切る音が聞こえるとか、
チャイムが鳴ったので出たら隣の家だったとか、色々言われてます。

ところで、壁が薄いのはどの程度悪いことなのでしょうか? 

以前私は、身内に買ってほしいと頼まれて、古い五階建ての団地の二階を所有していたことがありました。

その部屋は、壁が薄かったです。

築何十年の大好きな昭和の物件(別に大好きなわけではない、購入できるものが古いと言うだけです。うーんでも好きかも) 

実は購入した理由は、この団地は古くて老朽化が進んでおり、建て替えの提案が出ていたのです。古くて狭い団地ですが、敷地は大変広く、素晴らしい眺望に恵まれていて立地も悪くない場所にある建物でした。

私は建て替えが実現すれば、新しく綺麗なマンションを、格安で手に入れることができると思ったのです。(短絡的で欲深い考え)

建て替え決議には、住民の5分の4の賛成が必要ですが、実際建て替えの提案は当時どのくらい現実的だったでしょうか。

建て替えを希望する人が代表で、建て替え検討委員会を作り、時々集まって話し合いを続けている段階でした。

所有者は建築された当時から住んでいる年配の方々と、私のように建て替えを期待して購入した若い人達が半々くらいです。

不動産会社の人にアドバイザーになってもらったり、弁護士の方にも相談に乗ってもらっていたはずです。

その部屋は私の友人が借りてくれまして、一人で暮らしていました。

友人は南向きの一番小さな部屋に寝ていました。

壁が薄いので、なんと隣に住んでいる男性のいびきが毎晩聞こえてきたそうです。

一つの階段に、二つの家が左右対象になっている団地なものですから、ちょうどベッドが壁を挟んで隣り合わせだったのですね。

ある時期そのいびきが全然聞こえなくなって、何日かしたら隣の人の知人が訪ねてきて、名前を呼んで隣のドアをガンガン叩いていたそうです。

友人は、ある種の第六感というか、ただならぬ気配を感じて、悩んだあげく警察に電話しました。

その結果、一人暮らしのお隣さんが部屋の中でお亡くなりになっていたことがわかったのです。

わりと早く発見され、亡くなられた方のご家族にも感謝されました。

友人のファインプレーだったのですが、実を言うと、周りの家のお宅の方たちも、

何人かは気づいていたというオチがつきました。

その友人は、近隣の人の事なかれ主義を怒っていました。

もしこれが普通の賃貸マンションであれば、
管理会社に電話を一本するだけで友人の心配はなくなったでしょう。

ところが、分譲タイプの団地の賃借人だっただけに、どこに連絡したらいいかもわからず、友人は、玄関ドアをガンガン叩いたり、
ベランダから身を乗り出して相手の名前を呼んだりしたそうです。

勇気と行動力があるなと感心しますが、それにしても何故、他の住民は何もしなかったのでしょうか?

分譲のマンションの場合、古くから住んでいる人たちの交流は密ですが、
後から越してきた賃借人は交流の輪の中に入れないことが多いみたいです。

その方は男性の一人暮らしですから、主婦の井戸端会議を見かけたとしても参加することはなかったでしょう。

友人は若く、行動力がありました。

でも、古くから住んでいる方達は、変化を好みません。

何かおかしいと気づきながら、警察に通報するなんて思いつかなかったのかもしれないですね。



管理組合はありましたが、費用の節約のためか、自主管理という方法を取っていました。

現在では考えられないことですが、当時管理組合は全ての世帯の合鍵を預かり保管していました。

事務所内で一括保管していて、ある日その全ての鍵が盗まれるという事件が起きて、驚きました。

しかも、管理組合からシリンダーの交換費用は自己負担と言われたのです。

管理組合の保管が悪くて盗難という最悪な事態を起こしたのに、自己負担で交換しろとは(怒)

私は納得できず、管理組合に抗議しましたが、
「鍵は組合員が自主的に管理事務所に置いていたものであり、保管責任は管理組合にあるものではない、交換するかしないかは所有者の判断です、費用負担が嫌ならそのままにしておけばいい」と言われました。

賃貸している留守宅管理世帯と言うことで、管理組合の役員もやっておりませんでしたから、よそ者のお前何を言っているんだ位の感じだったのでしょう。

もちろん、入居者に鍵が盗まれた部屋を使わせるわけにはいきません。
鍵はシリンダーごと交換しました。

お隣さんがお亡くなりになった件の後何年かして、住んでくれていた友人は、マンションを購入して引っ越していきました。

その後10年間も、60代の男性の方が気に入って住んでくれました。

10年たっても建て替え決議は一向に進まなかったので、私はこの男性の方の退去を機に、この物件を売却しました。

50代の女性の方が購入してくれて、今も住んでらっしゃいます。

おそらく、建て替えは当分の間、実現しないでしょう。

長く住んでいる方は、以前と変わらず同じように住むことが一番大切なのです。

新しく広くきれいになり、資産価値が上がる、だから満足だろうと言う押し付けは、後からやってきた者のエゴなんだと思います。

そのことを学びました。





宇奈月温泉〈ホテルやまのは〉は、一人旅に優しい宿

2019-12-18 07:45:16 | ホテル

全国の旅行好きの皆様、ご覧いただきありがとうございます。
少し前のことになりますが、富山県に旅行しました。

1泊目 都内赤坂(翌日の新幹線が早いので前泊した)
2泊目 宇奈月
3泊目 富山市


このうちの2泊目の話です。

大好きな突っ込みどころ満載の富山地方鉄道に乗って、
宇奈月温泉駅に到着しました。



本日宿泊予定の〈ホテルやまのは〉は、駅からすぐですが、
まだ私にはトロッコ鉄道に乗ると言う本日最大の目的がございます。

〈ホテルやまのは〉はとても親切な宿です。
これからトロッコ鉄道に乗るお客様へのサービスとして、
チェックイン前でも荷物を預かると言うサービスをしています。

また雨が降ってきたので、入り口でビニール傘の貸し出しをしていました。
トロッコ鉄道の話はまた別に書くとして、ホテルの話です。
トロッコ鉄道乗車後、正式にチェックインいたします。

宇奈月温泉はホテルがたくさんありますが、
1人で宿泊する場合、
手ごろな値段で宿泊できる宿は限られています。

ビジネスホテルに素泊まりすると言う方法もありますが、
寒いし駅前にはお店があまりないので、
できれば2食付で宿泊したいとホテルを探しました。

予算の範囲内で1人で宿泊できて、
空室があったホテルは宇奈月温泉の中で三軒ほど、
その中で一番良さそうなこのホテルに決めました。

旅行サイトに、洋室は喫煙、和室は禁煙と書いてあったので、和室を選択しました。
しかしホテルは全面禁煙だったようです。
それならばツインを選択したほうがよかったかもしれないですね。

もし予約が入れば、和室は4人ぐらいまで泊まれますから、
1人客が和室を占領するよりツインを選択した方が、

ホテルにとっては都合が良いのではないでしょうか。
こんなこんな細かいところが気になってしまいます。

夕食はバイキングです。
友人と旅行するときは、バイキングはあまり好みませんが、
(なぜならおしゃべりしすぎて料理を取りそびれる) 

1人の時は思いっきり好きなもの食べることができるので、
良いアイディアだと思います。

ここの食事会場には、スーパーのカートのようなものが置いてあります。
初めて見ました。
バイキングのトレイはたくさん料理をのせると、安定しないですね。
片手でもって、料理を取ろうとしたらひっくり返しそうになります。
このカートはトレイをそのまま運べます。便利ですね。

食事は、富山の郷土料理を盛り込んだ野菜中心の料理がたくさんあります。
もちろんカニ、お造り、ステーキもあります。かなり満足しました。

私は食べるのが面倒なので頂きませんでしたが、皆さんカニを山盛り召し上がっていらっしゃいました。

部屋に戻ると布団が敷いてありました。
なんとも申し訳ない位広い部屋ですね。なぜかトイレが2つあります。






私が宿泊させていただいたのは別館でして、
本館にある食事会場と大浴場は遠いです。
でも全然気にならないし、文句なんかつけません。

何故ならエレベーターを乗り換えたり、階段を使わなければ遠回りになるって、
増築を重ねているってことですよね。
サービス向上の設備投資を惜しんでいないし、
一人客にいい部屋を使わせてくれる気概をしっかり受け止めました!


翌朝判明しましたが、
なんとこのホテルは新黒部駅までバス送迎してくれるのです。
でも私は、新黒部駅からの往復乗車券を買っていましたし、富山地方鉄道を裏切るわけにはいきませんので、このまま鉄道で新黒部駅に出て、新幹線で富山駅に向かいます。富山までは地鉄に
乗らないのねと指摘しないでください。新幹線なら15分なのです。



トロッコ列車を撮ったビデオから切り取りましたが、ひどい写真ですみません。

乗る電車を遅らせてまでビデオ撮りましたが、
最後の方ブレブレです



こっちの写真の方がまだマシかな?

激しい恋のはなし その2 魔性の女

2019-12-14 11:50:34 | 日記

新宿御苑



全国の恋をしている皆さま、ご覧頂きありがとうございます。

前回の続きです。


私   「隣の部署の課長の話なんだけど。

本社に転勤になる時、職場で送別会を開いてもらって

送別の記念品と一緒に部下の女性から直筆の手紙をもらったの

美人で仕事ができて上司の評判も良くて筆まめな女性の部下で〜」


友人  「それで?」


私    「その手紙を奥さんが見つけて」


友人  「なんて書いてあったの?」


私   「手紙にはね、

『一緒に行った名古屋が懐かしい想い出です』

って書いてあったんだって」


友人   「そんな手紙奥さんに見られたらまずいじゃん

修羅場になっちゃった?」


私     「ところがその奥さん奥床しい方で、

ご主人を追及せずにいたらしい」


友人  「 えっ追及しないの?」

私    「奥さんもよく知っている女性だったから、

どうしても浮気しているとは信じられなくて、

様子を見ていた」


友人   「器が大きいね〜」


私   「それから何週間か経って、

ご主人に、『いい店あるから食べに行こう』 って誘われて‥」


友人   「それで?」


私   「 連れていかれたのが、

名古屋っていう、うどん屋だった」


友人   「うどん屋の名前だったのか! 

まぎらわしい‥」


私    「しかも奥さんよく思い出してみたら、
手紙には 『名護屋』  って書いてあったなあと‥」

友人  「〈名古屋〉なら地名だけど、〈名護屋〉なら店名だろーが!
奥さんもっと早く気付けよ!」

私   「ご主人〈名護屋〉がお気に入りでみんなを誘ってよく行ってたんだってさー 」



話は私達の同級生の、ワカコの思い出ばなしになりました。
ワカコは小柄で口数の多くない美少女です。
いつもニコニコみんなの話を聞いています。


私     「ワカコが一人暮らししていたアパートに空き巣が入っちゃって」

友人  「怖いねえ、オートロックじゃなかったの?」

私    「昭和のアパートはそういうの標準装備じゃないから」

友人   「アパート評論家!」

私    「鑑識の指紋採取後の粉だらけの部屋で震えていたら、
当時の彼氏が飛んできて、
一晩中ついててくれたんだって」

友人   「優しい」

私    「その彼当時はフリーターだったんだけど、
俺がワカコを守るって言って、
一念発起して警察官になっちゃった」

友人  「すごい愛」

私  「ワカコって意外にガッツがあって、
私達の中で一番最初に自動車免許を取った」

友人    「そうだったね」

私   「だけどすぐにぶつけて、車大破」

友人   「わかった!
彼氏が警察官だから、揉み消してもらった⁈」

私    「イヤまだ警察学校の学生だったからね
でももしかしたらその後交通課に配属希望出したかもしれない。
俺がワカコを守るって」

友人   「それはあくまで想像ね」


私   「事故ったから親から車の運転を禁止されちゃって、
次にチャレンジしたのがハングライダー」

友人   「なんでそんなものにチャレンジするかなあ
もうその先が読めちゃうよ‥」

私   「ハングライダーの最中に腕を骨折しちゃった
それで彼氏が心配して飛んでこようとしたんだけど無理で」

友人 「仕事で来れなかったとか」

私   「そうなの。船に乗っていたから次の寄港地まで見舞いに来れなくって」

友人   「警察で船に乗る仕事あるんだ?」

私   「イヤ警察とは別人」

友人  「もしかしたらその後?」

私 「 船乗りだけど、  陸上勤務を希望したかもしれない
俺がワカコを守るって
あくまで想像だけど」



私  「ワカコは男友達も多くてねえ」

友   「モテる女はそういうもんよ
ワカコがフリーになればその中の一人が恋人に昇格」

私   「誘われて京都に一緒に旅行に行ったら、
ワカコの男友達が車で一日中案内してくれた」

友人  「地方にも男友達がいるの?
どこで知り合ったの?」

私    「幼稚園の同級生だって。卒業アルバム見せてもらった」

友人   「さすがワカコ。取りこぼしがないわ〜」


私    「ワカコに突然
新宿の花園神社でお神輿かつがないかって誘われて」

友人   「お祭り?」

私   「ついていったら、
男友達の実家が花園神社の氏子みたいで、
お母さんが全部お神輿装束用意してくれていて」

友人   「家族ぐるみで友達づきあい!」

私    「あれってサラシ巻いたりパッチはいたりするから
お母さんに全部脱げって言われて恥ずかしかったなあ
あのお宅で生まれてはじめて
スーパーマリオやってハマった」

友人    「花園神社の祭りの思い出がそれなんだ‥」