建築士だからわかる〇〇教えます

我が家のシロアリ対策

この資料は日本ボレイトさんのHPに掲載されているシロアリの分布です。

シロアリ対策。建築士の私が、みなさまに気をつけていただきたい点は
以下の2点です。
①そのシロアリ防除は、カラダに影響はないでしょうか?
②アメリカカンザイシロアリのことも考えましょう
の2点です。

シロアリ防除の歴史を紐解きますと
1970年代 有機塩素系 クロルデンなどが使用されていた
1980年代 有機リン系 クロルピリホスなど
以降、現在では、合成ピレストロイド系やネオニコチノイド系などが使用されている

現在では建築基準法で有機リン系のクロルピリホスは使用禁止となっておりますが
合成ピレストロイド系やネオニコチノイド系の合成薬剤が使用されているケースが
ほとんどです。
その毒性やカラダに対する影響は他のネット情報にお任せすることとします。

まずはご自身でいろいろと調べていただき、ご自身でご家族のカラダに影響はないか?
を確認しましょう。

もう一つはアメリカカンザイシロアリの存在です。

アメリカカンザイシロアリは、家具の輸入や海外からの引っ越しなどにより日本に
入ってきてしまったと言われています。

それまで日本に棲むヤマトシロアリやイエシロアリは、主に地面から上がってくる
ことに加え、湿度の高い木材への食害でしたので地面や基礎、土台などに注意を向
けていればよかったのですが、アメリカカンザイシロアリは、2階や軒裏などから
侵入し、乾いた木材も食害してしまう厄介なシロアリです。

私は新築する際は、2階まで(屋根まで)家を丸ごと防蟻施工をすることをお勧め
しております。

カラダに影響がなく、アメリカカンザイシロアリにも対応した防蟻施工をお勧めし
ます。


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