「他社を批判しない」という考えは大地を守る会の元代表藤田和芳さんの考えでした。
自然住宅チームに在籍していた当時、藤田さんの著書を読み、それほど多くは交流できませんでしたが話をする機会に恵まれ、藤田さんの考えに共感し私も「他社を批判しない」、「批判はなにも生まない、はじまらない」という考えが好きになりました。

しかし口や文章では【他社を批判しない】と偉そうに言っていましたが、心の奥底で他社のことを「そうじゃないんだよなー」、「わかってないなー」、「なぜそうなるのかなぁ」という想いはあったように思います。

特に2020年に「ひと・すまい・くらし一級建築士事務所」として独立し、自分の思うままに仕事ができるようになったこともあり、電磁波仲間との交流で建築の素材や工法の話などになったときに、確かに電磁波については対応しているかもしれないけれど、躊躇なく合板を使っていたり、化学物質については無頓着だったりする話を聞いたときに「違うんだよなー」という想いが強くあったように思います。
※私は現在の住まいは「複合汚染」の状態ではないかな?と思っております。電磁波だけでなく、化学物質については規制はほとんどありませんし、温熱環境・地震に対する備えに対するストレスも含めて、ストレスフルな環境なのではないかな?と思っております。

つまり「違うんだよなー」、「そうじゃないんだよなー」という発想は、自分(私)の考えが正しい、その方の考えを下にみているという想いが強くあったように思います。上から目線ということですね。

独立と同時に瞑想を本格的にはじめたこともあり、私の「他社を批判しない」という想いは見せかけだけだったなぁとつくづく気づかせていただくことができました。

いまの自分は自分の信じた道を、ただ楽しみながら進めばよいという考えになり、本当の意味で他社を批判しないといいますか、他社のことはどうでもよい(失礼!)、他社は他社、自分は自分という考えになり、仲間の建築士の話を聞いても「そうじゃないんだよなー」と思うことはほとんどなくなりました。

いまは私の信じる「お家の中の化学物質や電磁波の影響のない健康住宅」を自由に提案できることを
そして「地震の揺れを半減」し、「暑さ寒さに配慮」した、「調湿までも考えた」お家を提案できることが嬉しく思っております。

唯一、喉に引っかかった小骨のように気になっている点としましては、私の設計する家は石膏ボードを使っている点です。
 
伝統構法のように石膏ボードを使用しない、または別の素材を使用することも可能ですが、そうしますと私が理想とする点が満たされなくなるため、いまは及第点としてます。
 
石膏ボードは解体・廃棄時に【産業廃棄物】となる点が唯一の気がかりです。素材としてのヒ素やカドミウムの含有が懸念されますがメーカーを指定することでクリアできるので、私は及第点としております。

「そうじゃないんだよなー」という想いは、自分が正しいという傲慢な自分と奥底に他社に対する怒りが含まれていたように思います。自分が正しいという傲慢さは自分のことを認めて欲しいという「承認欲求」と思います、そして「怒り」がある状態では心を正しい方向には導いてはくれないように思います。
※当時は「そうじゃないんだよなー」という想いが「欲」や「怒り」と気づいてもいなかったように思います。

ふと今日は「そうじゃないんだよなー」について、思い出させてくれることがありましたので書いてみました。

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 ひと・すまい・くらし 一級建築設計事務所
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