先日ちょいと話題にとりあげました「マンガ大賞2010」の、堂々第1位作品「テルマエ・ロマエ」(ヤマザキマリ・作)の単行本をゲッツ!しました。
中心街の大きな書店まで行かないと手に入らなかったです、はい・・・
しかも、最後の一冊でした。ちょうどマンガ大賞作品コーナーがあって、各作品が平積みされてたんですが、この「テルマエ・ロマエ」だけ売れ行きが別次元のようです。
読んでビックリ。「SFお風呂ギャグ」でした!「ヒストリエ」っぽく、・・・なかったです
帯に書かれた解説(?)が、すべてを物語っていますので、以下引用します。
古代ローマの設計技師(風呂限定)ルシウス。仕事熱心な彼は浴場のアイディアについて悩みまくり、そのあげく現代日本の銭湯にワープ!?彼は日本と古代ローマ(風呂限定)を往来できる体質になってしまったのだ!!好漢ルシウスの時空を越えた大冒険(風呂限定)が始まった!!
面白いんか、そんなの?と思った人。
メチャクチャ面白いですから
私はですね、ひ~ひ~言って涙を流しながら読みましたよ。
たとえば、主人公ルシウスが、湯上がりのフルーツ牛乳飲んで「美味いっ!」と驚愕するところとか、浴衣をトーガ風に着ちゃうところとか、とかとか、いちいち笑えます。
1話終わるたびに、作者のエッセイ風文章が入るのもいいですね。古代ローマのお風呂事情がよくわかります。
ようするに古代ローマ人ってのは、日本人もびっくりなくらいに風呂好きだったというわけです。そこで、現代日本と古代ローマとを、いささか強引に「風呂」という共通項で結んでしまったトンデモなお話なのです。
このトンデモさ─センス・オブ・ワンダーこそがSFのキモだ!
ところで作者ご自身のブログを発見しました。ヤマザキマリ先生はポルトガル在住です。
コミック・ビームでは、いま発売中の4月号から「テルマエ・ロマエ」の新装開店連載開始だそうです。今号は、なんと特製手拭いの付録つき!
・・・その辺の書店には売ってないんですけどぉ
しかしエンターブレイン社は、マンガに関して今いちばんノッてる感じですね。
余談
テルマエ・ロマエとは、“ローマ風呂”の意味だそうです。
どこかでこの表紙と、批評を見て面白そうだなぁと思ってました。
エンターブレイン系の本って、本当にあんまり書店で見かけませんよねぇ。
私のオススメは、これまた評判の百人一首コミック「ちはやふる」。書店大賞を連続受賞したとか。女性誌「BE-LOVE」連載中。絵柄は、バッチリ少女マンガですけど、内容はひたすら高校生の青春カルタ取りマンガ(どんなんや)。
といいつつ、私は買わずに立ち読みしてますが(大爆)。
PS よーやくリメイク「バビル」の二回目読みました。「ヤングチャンピオン」は、やっぱりほとんど店舗で見た事がなくて。
「コミックビーム」には「イムリ」も載ってるんで、ワタクシ本気で定期購読しようかと(涙)。
ところで「ちはやふる」ですが、早虎さんのおススメなんですね?ならば安心して手を出させていただきます!
いや、評判はいろいろ聞くんですが、少女マンガは苦手意識が出てしまいまして
ですが、今週で最終回のNHK土曜時代劇の「咲くやこの花」がか~な~り面白くって、ですね。百人一首マンガってよさげかも?と、このごろ思っていたところでございます。
読んだら感想書きますね
実は私も見てます>「咲くやこの花」
先日の由良さまが斬られてしまった予告見て、
どーなるんだぁ!とヤキモキです。
私は「ちはやふる」が人気なので、始まった
時代劇かと思って・・・(爆)。
なるほど「ちはやふる」の便乗(以下自粛)
しかし由良さま・・・町人髷っていうか、月代が似合わない
ワイルドなロンへのほうが・・・
最終回が楽しみというか、時代背景を考えると、あんまりハッピーエンドがありえないような感じもして、ちょっと心配です。