日本全国、寒いのが苦手な皆様。あろうことか(まだ)11月なのに積雪!に驚いていらっさるでしょうか。
くれぐれも足元にご注意を。まずは、日ごろ履いている靴の底をご確認ください。まっ平で溝も何もなく、しかも堅い材質のものならば、悪いことは言いません、履くのをやめましょう。ソッコーで転びますよ。代わりにゴム長靴を履きましょう。
北日本在住者は、ちゃんと冬用の靴を履きます。車も冬用のタイヤに履き替えます。このような気候変動の時代、東日本西日本の皆様は、ぜひ北日本を見習ってください。
ということで、北の大地で大暴れ!な「ゴールデンカムイ」、最新第9巻リリースです
第9巻です・・・9巻なんです。
実はワタクシ、お気に入り作品の8巻目が近づくと、そわそわとし始めます。何故ならば、アノマンガ大賞が気になって気になってね。なんせ8巻まで刊行の作品が対象なもんですから、その年に9巻目が出てしまうと、もうサ~ナラ~になってしまうんですな。
去年の今頃、私はこの「ゴールデンカムイ」の巻数にハラハラ(?)してました。が、なんとかラストイヤーで大賞受賞!で、このたび9巻。
もう気にしなくていいんだぁ、と
このたびの9巻ですが、「おおお!」なことがいろいろありましてね。以下、挙げてみます。
①ついに!ついに表紙が我がいとしの白石たんじゃあ、あ~りませんかぁ
②ななななんと!新選組及び土方ファン、号泣モノのシーンが!腐女子歓喜?!・・・いやその、ようするに若き日の土方&永倉の回想シーンがありまして・・・アカン、マジで泣いてもた(ファンサービス・ファーストの精神がアッパレです)
③月形町の樺戸集治監(樺戸監獄)、キター!実は網走監獄より、こっちのが本家なんだよね。そして、作中に描かれているとおり、永倉新八(杉村義衛)はここで剣術指南をしていました。ただし、その期間は3年ほどです(作品では20年としている)。
いずれにせよ、史実を巧みに取り入れて、しかも土方歳三が箱館戦争で死なずにずっと収監されていたという筋立ては、ファンとしてはまさに随喜の涙でありましてね。
④アシㇼパさん、ついに杉元の隠された顔を見てしまう・・・こ、これは!波乱の予兆か?!
このシーンですが、やっぱり西部劇だねぇと、ワタクシ思いましたさ。ある意味、宮崎アニメっぽいとも言えます。
不死身の杉元は、とにかく敵を殺し、殺して殺して殺しまくって生き延びてきたわけです。汚れちまった悲しみ、どころじゃありません。もはやヒトですらない存在です。
そんな杉元が、かろうじて「この世界」と繋がっていられるのは、アシㇼパさんの存在があってこそです。「俺は、あの子が真実にたどり着くのを見届けてあげたい」
だからアシㇼパさんに何かあったかもしれないと思ったとき、ケダモノと化したのです。哀しスね・・・
⑤レオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」オマージュ場面が意味深長
これ・・・イスカリオテのユダの位置にいるのはキロランケですね・・・つまり・・・いや、ブラフかもしれないけど
さらにギアチェンジして三段階くらい飛び級しちゃた感アリアリの「ゴールデンカムイ」、はよ10巻を!まだ冬が終わらんうちに次を早く~
で、次の表紙は永倉新八さんを希望します。
~おまけ~
網走監獄は、さすがに遠くておいそれと行かれへん!という方に。ぜひ、月形町の月形樺戸博物館を見学されることを、熱烈におススメします。
ちなみにウチのチーム(日ハムね)の大スター・大谷翔平は、2017年月形町観光大使となりました。月形町、なにかキテるぞ?!