
ただ今発売中の「ダ・ヴィンチ」10月号は、ご覧のように「進撃の巨人」特集です。
さて「ダ・ヴィンチ」誌といえば、2011年6月号でも「進撃の巨人」特集を組んでます。(感想はこちら)
今回の特集の目玉は、やはり作者・諌山創氏のインタビューです。
営業妨害になるんで

09年の連載開始から5年、いよいよ物語は折返し地点を過ぎて、様々な伏線やら何やらが収束し、ついに迎える大団円!まで、あと3年くらいじゃないか─と、作者本人は語っています。
あと3年ということは、月刊誌ですから36回ってことですね。
そうかあ、あと36回くらいなのかあ。
しかし、作者はこうも語っています。
「・・・物語が拡散してから収縮していくっていう展開が面白いと思ってます。・・・映画的構成でラストに向かって収縮している感じがやっぱり好きだし、面白いですね」
「・・・その一方で、破滅願望もあるんです。すべてがぐちゃぐちゃになって、見向きもされないくらいにひどくなっているという・・・」
いやいや諌山センセ。
卓袱台返しはしないでね

このインタビュー記事の中で、ワタクシ的に一番面白かったのが、「伏線は、数年後の自分に出したロングパスみたいなもの」というくだりですね。
ものすごくよくわかります。
っていうか、伏線を回収するのが作者の義務ですよね?それがフツーの感覚ですわな?別に某作品を批判しているわけでは・・・ない・・・と、思う(大汗)
そのほか、見どころを挙げときます。
①著名マンガ家による「キャラ、描いちゃいました」企画がナイス!な、なんと菅野文さんがユミルを描いてる

②ちなみに、キャラの人気投票の結果も発表!もちろん1位はリヴァイ様でございます。あ、ハンジさんも7位に入ってますよ。
③諌山先生は、進路について両親が好きなようにやらせてくれたと言ってますが、はっきりいって実家が梅農家(大分県)だということが大きいのでは?しばらくは好きにやらせてやろう、いずれは家業を継ぐんだから、みたいなことだったんんじゃないかと。
④で、ご実家のある大分県日田市。コレで町おこし・・・え?してないの?
ところでワタクシ事になりますが、ここで自問自答。
「そーいや私は、いつ・どうしてこの作品にはまったんだっけ?」
きっかけは、某オヤジ雑誌のコミック書評欄で紹介されていたのが印象的だったこと。その後、たまたまTVで某芸人さんが、自分のイチオシコミックにこの作品を挙げていたのが決定打になりました。
それは4年前、2010年のことです。普段は民放のバラエティ番組をほぼ見ない私ですが、アニメやコミック特集の番組ならばチェックします。そうした番組の中で、出演者たちがそれぞれ「今、これが面白い」という作品を紹介するコーナーがあり、そこで「進撃の巨人」が話題になりました。
「これすごいんですよ、主人公がいきなり死ぬんですよ!」
某芸人さんが真剣な表情でそう語っていて、私はミョーに心惹かれました。
数日後、書店で平積みになっている「進撃の巨人」コミックスを見つけて、一気買いしました。一気、といっても、まだ1、2巻しか出ていなかったので(苦)、実に気軽に手を出しました。
その時の感想は─。
はい、よろしければこちらを。
4年前の感想の中で、私は「これはゲーム世代の脳ミソが創造した世界だ」と書いてます。
諌山先生は、おそらくそういった文脈で「自分はサンプリング世代である」と語っています。
新しい脳ミソが紡ぎ出す物語の、明日はどっちだ?こればっかじゃんよ~
~余談その1~
私の好きなキャラ・ベスト3は次のとおり。
1.リヴァイ2.ハンジ3.アルミン
~余談その2~
つい先日、またしてもローソンで「進撃の巨人」フェアが行われていました。いつものように、お菓子のおまけにステッカーだの缶バッジだのetc.だのが付いてました。
さてワタクシ、例によって例の如く、おまけ目当てでいろいろ買いましたが。
今回のお菓子はゲロ不味かった
ので、辟易しましたさ。
たとえば、チョコウェハースですが、マジで「これ、捨てたい(泣)」と思いましたよ。それっくらい不味いんです。
あと、小玉コーティングチョコですが、これも死にそうなほど不味い。マジで「す、捨てようかな(泣)」と。
・・・い、いやいやいや!
あれほどまでにエラソーな態度で「食べ物を無駄にするとは言語道断」とかなんとか言っといて、仮面ライダーチップスを捨てた昔のガキどもみたいなことをしてはイカン!と思い直しましたよ。
結局、濃い目に入れたコーヒー飲みつつ流し込む、という、胃に優しくない方法で、ですね。
なんとか全部食べました。
ホントはチョコウェハースのおまけカードをコンプしたかったんですが、4枚で挫折。無理
