hitomizumoの乙姫日記♡

出雲をはじめ日本全国の神話を巡る旅やイベント情報UPします。

意宇六社めぐり♪六所神社

2015-04-17 | 神社

 

松江市大草町にある六所神社

御祭神 伊邪那岐命 伊邪那美命 天照皇大神 月夜見命 素戔嗚命 大己貴命

出雲神話の中で「国引き」を終えられた神様が杖を衝き立てられたこの地は古代出雲の中心地として栄えていました国造が今の出雲大社の地へ移されたのは平安時代初期と言われています

六所神社周辺には出雲国庁跡や国分寺跡があります

こちらは出雲国庁跡です

 













 












 

 


国引き神話で、国引きを行った神様が小さかった出雲国に各地から土地を引き寄せ最後に杖をついた場所と言われている意宇の杜

「もり」という名前なのでもっと大きいものを想像していましたが、かわいい杜でした




美保神社☆青柴垣神事2

2015-04-17 | 神社

美保神社・青柴垣神社の続きです

いよいよ、港へ向かいます~警護の方たちの後に続いて歩きます これから事代主神は海に出ていき、船を傾けて海中に御隠れになり神様として再生するというシーンが再現されます

 



四隅に榊を取り付け幔幕を張って青柴垣に見立てた2隻の船に全員乗船したら出発、港内を一周船の上では秘儀が行われますが、神聖な場面ということで公開されないそうですここから最も尊い神域である「青柴垣」に近づき、当屋の方は神がかり状態となりその体に神霊を戴きます当屋の方は船内において「生き化粧」へと化粧を塗りかえるそうですまた、船内には御棚や祭器なども載せてご神徳を戴きます


当屋一行が帰ってくると、舞台は先ほどの地上の世界から一転して天上の高天原の入り口に変わります

猿田彦命と鈿女命が神様を御迎えに来られ、社殿までの道案内を行います









到着するとここは、高天原これから神殿で天ツ神の天照大神に拝謁し国土を捧げることを報告します港から拝殿に向かうまで当屋の方やお付きの人は人に背負われたり、腰抱きに抱かれたりして地面の上に極力立たないようにするそうです







当屋の方を取り囲み行列をなして神殿へ…







この後、神殿へ入られます今回の写真はここまでご覧いただきありがとうございました

 

当屋の方が神様になられた後、扇や祭器についているものなどをもらえるとご神徳がもらえると言われているそうです



 

なんとも奥深い美保関、美保神社ぜひ一度行ってみてくださいませ


美保神社☆青柴垣神事 1

2015-04-09 | 神社

美保神社の2大神事の1つである「青柴垣神事」(あおふしがきしんじ)が行われたので見に行ってきました(http://www.mihojinja.or.jp/sinji/02

この2つの船も舞台となります始まる前にパシャリ

この神事は大国主神と事代主神との間であったとされる国譲り神話のやり取りの一説を再現するもの事代主神が大国主命から国譲りの相談を受け、譲ることに決定した後、自ら海中に青い柴垣を造ってお隠れになり後に天ツ神再生するという神事です

この神事の特徴として氏子の方々いろんな役割を持ち、神事を行っていくことです。その中心となるのが当屋2名です。事代主神と三穂津姫命にそれぞれ仕え、生き神となり神事を務めます。この当屋のお二人(大体40歳までの妻帯者)にはとても厳しい精進潔斎を課せられます 例えば…

  • 禊として裸で海水につかる潮かきをした後、子の刻に美保神社へ参拝するが参拝途中で他人に会うと穢れたことになるので再度やり直す
  • 夫婦別床、食事も家族とは別に特別な箸と膳で取る。また事代主神が嫌ったとされる鶏肉鶏卵は食べない
  • 死穢を避けるために親族の葬式にも出ない

これらを1年間1日も欠かさず行うのです 代々この地に生まれてきた氏子たちの手により守り継がれてきましたが近年の少子高齢化によりその継承が難しくなってきているという声も聞かれます昔ながらの生活や風習、大切なことを守っていくことも大切ですよね

 

宮司さんが帰殿されるのでお見送り宮司さんの衣装は天皇即位の際にお召しになるものと同じものだそうですとても素敵でした 写真が上手く撮れておらず、すみません















お見送り後、神事会所に戻りいよいよ船へ向かいます

2へつづく・・・



















八重垣神社♪

2015-04-01 | 神社

島根県松江市にある八重垣神社

この神社は前回のイベントタイトルのスサノオ&イナタヒメが祀られている神社です


出雲の神社のなかではとても柔らかい印象の神社かなと思います
イメージとしてはピンク










ここから、有名な神話「八岐大蛇」の舞台である「佐久佐女の森」に入ります八重垣を造ってイナタ姫を大蛇からかくまった場所八重垣を造った大杉の跡も残っています


こちらは「鏡の池」

大蛇から隠れていたイナタ姫が日々の飲み水とし、また姿を映す鏡としていたという言い伝えがあります こちらでは「良縁占い」ができます 占い用和紙に硬貨を載せて池に浮かべます 和紙の沈む速さや沈む位置で良縁がすぐそこなのか…もう少し先なのか…身近な人なのか…遠方の人なのかなどがわかるのでドキドキしますね

こちらは池のすぐ向こうにある天鏡神社 身隠し神事の時にこちらに移られます

八重垣神社には「夫婦椿」があります根本は2本、地上で幹が1本にくっついている椿が神社の入り口、鳥居の向こう側と境内の中に生えているのです写真は、双子の椿の葉の写真ですこの双子の葉はとても珍しいそうです

 


佐太神社

2015-03-24 | 神社
島根県松江市にある佐太神社

実家の近くにある神社なのでよくお参りします

主祭神 サルタヒコノオオミカミ導きの神様です






こちらの神社、母儀人基社にイザナミさんが

神社境内南方奥にある山道に続く石段を登ると…





社務所で安産守や子授守を持ってイザナミさんにお参りすると、よりいいですよと教えていただきました

そして、悪運を断ち切る田中神社

まず東のイワナガ姫
パンパンと縁切り



次に西のコノハナサクヤ姫
縁結び、安産




この日は晴れず雨がシトシト降っていましたが、山陰地方ではこのような天気はよくあります

禊の雨に感謝です