他国の失敗に学んでTPP阻止を

韓国・サムスン電子の株主は５４％、現代自動車もポスコも半分近くが外国人。だから政治的にも外国資本の言いなりだろう。外国人投資家、グローバル資本にとって自己利益だけが関心事だから韓国の賃金は安いほどよい。その結果、韓国内の格差は広がっている。日本のTPP参加は韓国の後追いになる。

— Noboru Ishiiさん (@ishiinb) 7月 19, 2012

グローバル資本は国を超えて利益を追求するから、工場所在国の労働者の購買力を高める必要はない。労働者の賃金を下げ物を世界に安く売ればよい。その犠牲になりつつあるのが韓国だ。貧富の格差は広がり、サムスンは外資が半分を超え、米韓FTAではISD条項も飲まされた。サムスン栄え国民は不幸。

— Noboru Ishiiさん (@ishiinb) 7月 20, 2012

TPP中ＩＳＤ条項は、自国民の安全、健康、環境を自国の基準で決められなくする治外法権規定だ。カナダである神経性物質の燃料への使用を禁止していたが、米国の燃料企業がこれで不利益を被ったとこの条項でカナダ政府を訴えた。その結果カナダは敗訴し、巨額の賠償金を支払いこの規制を撤廃した。

— Noboru Ishiiさん (@ishiinb) 7月 20, 2012

TPP中ＩＳＤ条項は、自国民の安全、健康、環境を自国の基準で決められなくする治外法権規定だ。メキシコでは、地方自治体が米国企業による有害物質の埋め立て計画の危険性を考慮して、その許可を取り消した。するとこの米国企業はメキシコ政府をこの条項で訴え、1670万ドルの賠償金獲得に成功！

— Noboru Ishiiさん (@ishiinb) 7月 20, 2012

ウォール街デモもユーロ崩壊もエジプト革命も日本のデフレも同根だ。新自由主義と構造改革とグローバル資本主義。市場原理主義が徹底的に追求され世界中で格差が広がった。資本移動が自由化され国は大企業のご機嫌を取るようになった。海外に逃げられないように。大新聞がみなTPP推進なのも頷ける。

— Noboru Ishiiさん (@ishiinb) 7月 20, 2012

新自由主義は規制や国境をなくして自由な経済活動を可能にする。グローバルな資本の移動を自由にすると、国内の労働賃金が発展途上国の水準との競争に曝されて落ち込む。金持ちに富が集中して格差が拡大する。これが世界中に広まったからデモも広まった。TPPでの貿易自由化もこの流れを加速化する。

— Noboru Ishiiさん (@ishiinb) 7月 21, 2012

金融や投機中心の米国型経済モデルが格差を拡大することに米国人の多くが気づき始めた。新自由主義者や構造改革論者はそれをモデルに日本型資本主義を破壊しようとした。しかし日本がTPPを阻止し、金融ではなく産業を守り国民経済を大切にすれば、日本型資本主義こそ世界の新たなモデルになる。

— Noboru Ishiiさん (@ishiinb) 7月 22, 2012