夢の中の・・

数十年前に飼っていたポメラニアンの「チャッピー」の夢を見ていた。

チャッピーは呼んでも呼んでも遠ざかりながら

振り向いて悲しい顔をしている

チャッピーおいで～！

そう夢の中では生きていた。

それなのに涙が止まらない

目覚める涙で頬が濡れていた。

そうだ天国行ったんだ・・


チャッピーは８歳で天に召された。

もっと、こうしてあげれば良かった、あーしてあげれば良かった

と、後悔ばかり・・

失恋の痛手は数日で忘れるのに、チャッピーの想い出は未だに消えない

もう犬を飼うのはやめよう、そう思っていたのに

４年くらい前に用事で保険所に行った時

捨て犬を見せて頂き

その中で、この子に出会った

この子の印象は「ぶさいくだな～」でしたww

でもこの子は僕の足にしがみ付いて愛嬌を振りまいて来た

ぶさいくなのに何て可愛いだ～

僕は一旦帰宅したが、ぶさいく犬が忘れられず

夜になっても翌朝になっても、ぶさいく犬への思いは深まるばかり

悩みに悩んで、保険所に電話してお迎えを依頼した

お迎えに行った際に、ぶさいく犬は

僕に威嚇し鳴き叫んだ

きっと処分されるんだと思ったに違いない

僕は暫く抱きしめて散歩をした

やっと震えも落ち着いてきたところで車に乗せて家へと向かった

途中何度も吐いたので都度散歩して落ち着かせた

取り合えず名前を決めなければいけないので

お迎えの日が福山さんの誕生日だったので

「マシャ」と名付けた！

福山さんみたいな男前じゃないけど僕にとっては世界一の男前だ

チャッピーの事は忘れられないけど

また僕に犬と暮らす喜びを教えてくれたマシャに感謝です。


by土江