このブログがKDCのブログですが今日は私個人からの実績報告を、と思います。
先日は現職の佐久市柳田市長の応援会、1500人近くの方が創造館に集まっていました。
二階席までいっぱいで、関心の高さが伺えました。
最近フェイスブックやツイッターでこの手の私のシェアが多いなと思ってる皆さんも多いと思います。
私は今の行政において文化振興企画推進委員やコスモホールの佐久市文化事業団の企画検討委員長や理事など
八年にわたって活動しています
柳田市政において、芸術文化行政について自分ごととして責任を持って関わってきたつもりです
もちろん医療、福祉、介護においても本来の仕事としてこつこつと組織の中でまじめに仕事をしてきておりますが
こと文化行政に関しては有識者として佐久市の目指すべき方向性を真剣に考えてきました
いわばこの選挙においてはその審判を一緒に受ける側として自覚しています。
なので一応、今までの佐久市の文化行政の実績を報告させていただきたいと思います。
8年前私がコスモホールのある佐久市文化事業団の当時評議委員になったとき、その前までコスモホールはただの貸しホールでした。
私たちが初めて民間人として委員会に入り、自主事業が積極的に行われるようになりまずはそれまで空席の目立った自主事業が「埋まる」ようになってきました。
私が製作委員長として関わる「こころのミュージカル」も最初は「自分たちの思い」を上演することを最大の目標としてきましたが
途中で演出を担当してきた奥村先生が佐久市文化事業団の館長兼芸術監督に就任してからはもっと佐久市を紹介するものであったり佐久市について学ぶことを通して自分たちの思いも伝えていくというものに変わってきました。
その結果エストニアのSAKU市を舞台としたミュージカル、2014年の「コイトラ~夜明け前」ではエストニアの駐日大使が見にきてくださりその結果佐久市とSAKU市の積極的な交流が加速したということがありました。
また昨年の「黄金乃郷~市川五郎兵衛眞親伝奇」では五郎兵衛記念館や浅科地区の皆さんの協力を経て、小中学校にまで浸透することもできたということもありました。
新劇場法(ホールは単なる貸しホールではなくて文化芸術を創造発信する空間であるという位置付けがされた)に従って奥村館長の主導のもと様々な「創造事業」が立ち上がっています
演劇が少ないと言われる佐久市においてコスモホールに地域劇団「COSMO⭐アカデミア」が旗揚げされ
3月26日(日)に3年目3回目の公演が行われます
PAS(パオーミングアーツスタジオ)というワークショップのような講座も年間10本以上行われており今まで劇場に足を運んだことのなかった方がたくさんコスモホールを訪れるようになりました
クラシックの分野でも「心が豊かになる音楽への招待」というアウトリーチ事業(劇場の外にアーティストが出向いてコンサート等を行う)が定期的に行われるようになり、市町村合併で小さい文化ホールが各地区に散らばっている佐久市ではその各ホールを生かすべくコンサートが行われています
先日はその発展系として全国から募ったアーティストの中から厳しいオーディションを経て選ばれた素晴らしい歌い手さんによるオペラハイライトが佐久平交流センターで行われました。
市民有志も参加した「椿姫の乾杯」は圧巻でした。
このときは「佐久市でこんなことができるようになったんだ!」という声が多く聞かれました
さらには昨年夏に初めて行われた「キッズサーキット」。
こちらも奥村芸術監督の発案で市内の散らばった各ホールを子供達がぐるぐるサーキットのように回りながら23劇団の人形劇やら演劇やらミュージカルがなんと見放題!という大型事業が佐久市をあげて行われました
述べ五千人以上動員したというこのキッズサーキットは終わったあと全国で大注目だったそうです。
佐久市には文化芸術振興基金というものがあり
それにより年に数回、大型の鑑賞事業がみられます。
これにより劇団四季の公演がみられるようになり、イムジチや読売交響楽団、落語などの今まで見られなかったものが佐久でも見られるようになりました。
またこれからはバレエ団の招致や能、歌舞伎なども視野に入ってくるそうです
劇団四季の「こころの劇場」は毎年6年生がバスで市内あちこちから集まってきて全員が鑑賞することができます。
さらには創造館や佐久ケーブルテレビ、エフエム佐久平、近代美術館、そしてこどもみらい館などの近隣施設とのやりとりも盛んになり様々な交流が行われるようになりました。
顔が見える関係になりスムーズにやりとりや意見交換、コラボレーションが出来るようになってきています。
これからは文化振興課と文化事業団も共同で企画検討をする、という試みも先日始まったばかりです。
また佐久ケーブルテレビには現在「ライブTOハート」という佐久市文化事業団の広報情報番組が週4回放送されています。
奥村館長が東京新聞など中央のメディアに取り上げられることも出てきており「地方の成功している文化ホール」として全国で注目が集まっているそうです
おかげさまで、数年前まで使い放題だったコスモホールの小ホールが今ではいっぱいでなかなか使えない、という嬉しい悲鳴があがっているくらいです。
佐久市文化事業団の理事長は柳田市長です。
理事長はいつも奥村館長のやりたいことを実現するように一緒に努力してくれました。
ほとんどの事業はまだ年が浅くて課題も多いです
これから浸透させなければいけないこともたくさんあります
だから次の4年間はここ数年で始まったたくさんの創造事業を軌道に乗せる必要があります
私はお手伝いしかしてできないんですがその経過をしっかり見届けてこの地域の文化芸術分野をさらに発展させる必要があると思っています。
なので皆さんのご指導を仰ぎつつ、もうあと少し、このまま頑張らせてもらいたいな、と思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
ご意見ご指導等あるようでしたらしっかり活かしていきたいと思いますのでぜひご連絡ください。
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