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ヒロさんの旅記録

60歳からのバックパッカー、海外行き当たりの旅

ビシュケク

2013-09-30 | キリギス

9/26、昨夜乗合タクシーでビシュケクへ移動、当然私以外は現地の人、車はトヨタのエスティマ右ハンドル、多分日本からの輸入中古車だろう

エンジンを掛けるときなど、日本車によくある女性の声で“カードが入ってません”的なことが流れた、私は思わずジャパニーズと発したら周りが納得したような声がした

移動中、CD音楽をがんがん掛けてたが、それが結構最近のUSAヒットソングが流れたので私も最初はノリノリだった、最近のUSAソングは素晴らしい、自宅ではいつもFENを聞いてる

しかし隣に座った赤ちゃんと子供が一晩中泣きっぱなし、ようやく寝たと思ったら足は私の方に投げ出すし、隅に追いやられ窮屈な状態のまま朝を迎えた

早朝、ビシュケクへ着いたが、どこに着いたか回りも説明できない、通じない、分からないまま歩き回ったらオシュバザールの近くだと分かった

この時思ったが、某大手旅行書では地図にカタカナでオシュバザールと書いてあるが、もしロシア語などでかかれてたら問題はとっくに解決してた

西バスターミナルに着くと予想してたが外れた、とにかく現在地が分かれば何とかなる、西バスターミナルまでは歩いていける距離だ朝も早いし焦ることはない

西バスターミナルからサクラGHまでのバスの情報はあるのでこれで一安心

目当てのバスに乗ると案内などは全くなく(あっても分からない)窓は低く小さく外を覗きにくい、地図を片手に何とか外の交差点などを確認しながら最後は勘でバスを降りた、場所は的中した

サクラGHは私が滞在したGHの中では少なくともベスト3には入るクールな宿だ、特に清潔さすが素晴らしい、さすが日本人が経営してるだけはある

中央アジアの首都はソ連の影響で中心部はどこも道路が広い、ここビシュケクもそうだ、また権力を象徴するような建築物も多い

そんな重厚な町並みにもしゃれた家々や公園や緑が多々ある、人も少ないし首都とは思えない開放感がある

地元の食堂だとキリギス語で書かれてちんぷんかんぷんだがファーストフード店などがかなりあり、英語や価格表記などツーリストにとっては安心できる

早速、西バスターミナルに明日夜行のシムケント行の切符を買いに言ったら、受付のおばちゃんが対応でパニック気味になった、要は切符販売は当日のみでそれを私に説明できなくてパニックに陥ったようだ


オシュ

2013-09-29 | キリギス

9/25
オシュに着いたのは昨日の夕方、おまけに予想してない場所にバスは停まった、後で分かったのだがバスターミナルのあるメイン通りは運悪く工事中で道路が閉鎖されたのでバス停が移動したようだ

ツーリストのとって到着した場所が分からないほど不安なものはない、もちろんタクシーはあるが安宿はタクシーの運ちゃんも場所が分からないことが多々ある

全く英語が分からない人に道を聞くのはつらい、親切に高いホテルに連れて行かれたりした、困ってると英語勉強中の若い女性が助け舟になって、やっと目当てのオシュGHに到着

中央アジアに始めて足を踏み入れた祝いにびーるを店頭で買ってたらまたもや若い男性が何かお手伝いしましょうか的な事を英語で尋ねてきたりした

オシュに着いて2時間もしない間の出来事、私のこの国に対する高感度ボルテージは上がった

翌日は町散策、歩いて回れるほどの広さで特に有名な場所はないが人を見てるは面白い

キリギス帽かぶってるお年寄りが時々目に付く、早速写真をパチリ

キリギス人の第一印象は相撲の朝青龍に似ている人が多い、モンゴル含めたこの一帯は遊牧民族の血が流れてるからだろう

歩いてるとよく振り向かれる、外国人に非常に興味があるようだと感じた

カメラを向けると気持ちよく答える、ポーズをとったり、中には自分から撮ってくれと要求する人もいる、とにかく温かい反応だ

さすがに若い女性は恥ずかしがったりしてるけど

女性のファッションも結構進んでると思った

車の警笛も少なく、何しろ横断中には車が停まってくれる(日本では当たり前だが中国ではそん事ありえない)

民族的にきれい好きだと思うね、トイレも古いけど清潔だ(中国とは大きく違う)

お店は大体のとこで金額が明確になってるのでツーリストにとっては非常に有難い

バスを待ってたら女子学生が声をかけてきて、バスターミナルの係員とのやり取りで通じてるのか心配してのことだ、来年アメリカへ留学するようだ

小学生と思われるが白と黒のきれいな制服に女の子は頭にリボンみたいなのを全員していた

オシュの世界遺産に行ったが観光客は全くなし、地元のおばちゃん達が信仰の山として上ってるだけだった、世界一人気のない世界遺産かも


キリギス・オシュへバス移動

2013-09-26 | 中国・新疆ウイグル

9/23
今日はバスでキルグスのオシュまで移動する
中国側国境付近
バスターミナルに着くと闇両替がいたので、交換レート(事前にノートに記してある)を確認し13元だけ残して両替した
この地域かなり酷いです
情報によるとボーダーにも闇両替がいると聞いてたがイミグレーション付近では見かけなかった
まさかのバス故障!
バスは朝10時半ごろ出発した、ネットの情報だと30分・1時間は遅れるのは常にあるらしい、乗客は20人ぐらいで外国人は私とフランス人4人と南米系1人
中国側ボーダーで車中泊
約2時間で中国のイミグレに着いた、なんと出国手続きのパスポートチェックだけで4回は行った、てっきりここがボーダーだと思ってたがボーダーはもっと先でバスの中にイミグレの係員が2人同乗した
キリギス側ボーダー
ボーダーまではかなりありそうだが、バスが突然止まり故障した、多分エンジントラブルだ
キリギス側の入国審査小屋
カンボジアでもバス移動中に故障したが、その時はエアコンだったので窓を開けたまま走行し遅れは少なかった
これ以降、キリギス車窓光景
しかし今回は重症だ、運転手や乗務員では修理できず、助けを呼んだがすぐには直らず、ただひたすら待つだけ

途中の休憩で残りの中国元を全部使った、まさかこんなことが起こるとは思わない、この立往生の中、食事や買い物もできない、まだ中国領なのだ

代わりのバスが暗くなってからやっと到着した、乗り換えて出発したがボーダーは閉まってる、ボーダー前でバス泊した

翌朝ボーダーを抜ける前に乗客全員からお金の徴収があった、幾らか知らないが私はノー、ノーマネーと言って拒否した、現地人が爆笑した、もちろん他の外人ツーリストも拒否

多分、慣習的になってる賄賂だろう、中国側に払うのかそれともキリギス側かよく分からない、中央アジアは賄賂の国だと聞いてる

キリギスの入国は非常に簡単に済んだ、入国カードや税関申告など一切なし、それに比べて中国は出国するだけで物々しい検査だらけだ

キリギスの入国検査は小屋のような平屋で行われた、全く緊張なし

中国を抜けると一気に環境が変わった、人や家など全てがガラッと変わった、正直ほっとした

これで初めての中央アジアに足を踏み入れた、写真は車窓の汚い窓からなので分かりにくいと思う

一言で素晴らしい光景だ、荒れた山々から段々と草原に変わり村も出現、遊牧民がヒツジを誘導してたりする

結局、オシュには夕方6時ごろに到着、久しぶりの食事ラグマンを食べた


カシュガル 

2013-09-25 | 中国・新疆ウイグル

9/20~22
カシュガル到着、駅からバス28路線で市内へ
オールドタウン(老城)の外観
多分、開放東路を通り開放西路に入るだろうと予測してたら、西路手前で曲がり大勢の人が降りたので続いて降りた

オールドタウンの道は不規則なので某大手旅行書の地図では目的の老城ユースホステルが分かりにくかった

カシュガルの町は歩いて十分回れる、特にツーリストが行くのは町の北側のウイグル人が多く住むオールドタウン、南側は中国的な普通の町

オールドタウンは迷路のようになってるので、奥までは入るには勇気がいるね

古い建物が壊されるなどかなり開発が進み縮小してる、オールドタウンがなくなればカシュガルに来るツーリストは激減するだろう

ウルムチでもそうだが信号はあっても関係ない、だからメイン通りでは道路の端に柵をして渡れないようにしてる、反対側にわたるには地下道を使う

オールドタウンに入るには正規に入場料がいるが、他の場所から普通に入れるので払う必要はないと思う

入場料を取るほどオールドタウンは整備されてない(個人的にはそれが好いと思うけど)

物価はウルムチと比べてもかなり安い、スイカ・メロンの切れ端がウルムチ2元、ここでは1元、ビールはウルムチ10元、ここでは5元

逆に油断するとぼられる、気をつけないとウイグル人はツーリスト価格を要求する

オールドタウンの外からの景色は国際バザール近くのオールドタウンが良いと思う

モスクなどはインドなどと比べるとかなり見劣りする

中国に闇両替があるのを始めて知った、人民広場近くの中国銀行の入り口でウイグルのお爺さんが堂々と闇両替をしてる、当然銀行より条件は少しいい、銀行に入るときに声を掛けられたら多分闇両替だ

宿の老城ユースホステルは居心地がよすぎる、中庭でくつろぎ過ぎると沈没するかも、気をつけないと


ウルムチからカシュガル 列車移動

2013-09-21 | 中国・新疆ウイグル

9/19
ウルムチ駅9時39分発の列車でカシュガルへ発つ、硬臥寝台の下段を予約した、中及び上段は寝るだけで座ることができないので日中はかなりきついぞ

駅には売店があるので中国人同様にカップめんやパン・水などを買った、本当に中国人はカップめんが好きだ

中国のカップめんは非常に種類が多い、何をかっていいか分からない、それに味は非常に辛い(個人的な感想)

カップめん本体の中に具などのほかにフォークが入ってるので、箸などの心配は無い、それに列車の中には先日も触れたように給湯器が必ずある

食事は車内を弁当の販売員が回ってくるので心配ない、私は昼食にカップめんを食べたが夕食は弁当を食べた

ウルムチからカシュガル、天山山脈やタクラマカン砂漠を通る25時間の列車旅だ

出発して1回目の停車駅には売店などがあったが、それ以降の停車駅には売店が全く無かった、途中で冷えたビールを飲みたかったが失敗した、この日はノンアルコールデーになった

中国人は冷えてない温いビールを平気で飲む、だから買いだめができるが日本人には辛い

汚れた窓越しに写真を撮ってるのでかなりぼけ気味だ、所々に崩れた遺跡らしきものがあったり、山々の変化に圧倒される