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ちんぷんかんぷんママ

B型・獅子座、そして…凡人!

桜茶日和

2008-03-30 | 日々徒然
満開の桜の花に見守られ、祝福されつつ、
昨日、息子の結納が無事済みました。

今の気持ちは…とってもホッとしています。
肩の荷が、ちょっとだけ軽くなった様な…


昨日の朝は、(毎朝ですが)
お約束の時間に遅れてはならじと、
バタバタ、バタバタと焦りまくりのスタート。
(主婦が時間を切られて外出するってのは結構根性がいるのです)

そして重点的に忘れ物チェック!
何はともあれ「結納セット」を忘れてしまったら
元も子もないですからね。
自分の顔のお化粧忘れても、
「結納セット」は忘れるな!って感じですよ。

で、
何とか、そこそこの時間に出発したのですが、
春の行楽シーズン真っ盛り!
途中まで行ったら、動かないんです、車が。。。。。

ア・セ・ル!

いつも甘い考えで、痛い目を見ているのに、
今日もまた…困ったファミリーです。
よりによって、重要極まりないこの日に!!

どきどき、ひやひやしながら、
ちょっと、遅れてしまいましたが、
約束の会場に辿りつきました。

ま、ポジティブに考えれば、
事故も無く行き着けたのですから良かったですし、
新婦側が、一足先に来て、
新郎側を迎えるのが、正しい進め方なのだそうですから、
あながち、悪くも無かったと…心を広く持って頂いて…
田舎の方では、ナント言っても主力交通手段が車ですから、
公共の交通手段を利用する様にはきっちり物事が進まない事が多々あるのです。
(と、遅れた言い訳を)

そして、いよいよ、

新婦側がご用意してくださったお部屋に行き、
ウチの相方が、口上を述べ(仲人を立てないケースなので仲人役もやるのです)

新郎側の母親が(つまり、私)
おもむろに、床の間の前に結納の品を並べるのです。

向かって右から、
長熨斗・目録・御帯料・するめ・こぶ・末広・共白髪・婚約指輪・柳樽

並べ終わりましたら、
いよいよ、クライマックス!

ウチの相方が、
新婦さま側に向かい、
「この度は、お嬢様との結婚をお許し下さいまして、
誠にありがとうございます。これは、私どもの結納の品でございます。
幾久しくお納め下さい」と。

かなり緊張気味ではありました。が、ナントか言えました。
(見ている私の方がドキドキしちゃいました)

目録を私が相方に渡し、
相方が、新婦さんに渡し、新婦さま・父親さま・母親さまに、
中身を確認して頂き、

新婦さんが、
緊張しつつも、しっかりと、
「誠にありがとうございます。
幾久しく、お受けいたします」と。

ウチの相方、
「本日はありがとうございました。
結納は滞りなく済み、めでたく婚約が整いました。
今後とも、よろしくお願い申し上げます」

それを受け、新婦の父親さま
「本日はありがとうございました。
幾久しくよろしくお願いいたします」

そして、婚約指輪の贈呈を済ませ
2人が両親に向かって結婚の決意と感謝の挨拶をして終了。
2人とも、立派でした。

ホンの10~20分程の短い時間ではありましたが、感動しました。
新婦さんのお母様も、ちょっとウルウルしていた様な…母親は共に感無量でした。

んで、
緊張の結納も無事済めば、
待っているのは、ウレシハズカシ祝いの宴。



宴席のセッティングが出来るまでの間、
控えの間でお店が出して下さったのが、
心づくしの「桜茶」でした。

私は、お茶碗の蓋を開け、
湯の中に美しく咲いた桜の花を目にした時、

実は、この日、一番感動したのです。
(ココまでは落ち度があってはいけないと緊張していたのです)

ああ、これは、ウチの息子の祝いの「桜茶」なんだ!
そう強く感じたのです。口では上手く表現できません。
暫く、じっと見つめてしまいました。




ご用意して下さった会席料理は、
そのネーミングも華やかな「桜膳」

そのお料理の景色もお味も素敵でした。
御酒も振舞われ、とても気持ちの良いひと時を
過ごさせて頂きました。

そして、宴席も鶴鶴亀亀を頂き、お開きに。

やっぱり、結納を、略式ではあっても
やって良かった。と思います。
無駄、面倒、と言ってしまえばそれまでですが、
こうして、一歩づつステップを踏む事で、

結婚の厳粛さ、結婚する事の重さ、親のありがたさ、
そして、何かで躓いた時、きっと思い出すんじゃないかと思うのです

あの日、
両親と共に一同に会し、
「幾久しくお納め下さい」「幾久しくお受けいたします」と
宣言した事を。

末永く、2人で協力して、仲良く良い家庭を築いてね!
親達は、いつでも貴方達の後ろに居て見守っているからね。



その後、お出掛けついでに
相方と私の衣装合わせをしに結婚式場まで行きました。

私は、M寸の留袖では、2センチ程幅が足りず、
L寸の留袖を物色したのですが、結局、L寸のは、高いのしかなく、
一番安いものを希望した私は、そんな高いのじゃなくてもいいので…
M寸のものでも着せ方でドウとでもなると言う事で落付き…全くお恥ずかしい。

と、私の事を散々笑っていた相方も、
なんとまあ、立派なメタボ!

ズボンのウエストが、ぱつんぱつん!!
アジャスタータイプになっておりますから…と係りの方に慰められ
シュンとしていました。

まったく、ふざけた夫婦ではあります。



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11 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (chieko)
2008-03-30 19:45:20
形も大切と思います。
息子さん達もこの日の緊張で、改めて新しい門出を意識され、一生の思い出となり、これからの支えになることでしょう。

そういう私、自分の分さえまだ・・・
返信する
Unknown (せつ)
2008-03-31 10:05:08
お疲れ様でした。
結納無事終わり、後は結婚式をまつ今の御心境は。ホッと一息ついた息子さんを囲んで静かに過ごしましょう。
焦らず其の良き日を待つだけです。
返信する
Unknown (hukuzow)
2008-03-31 20:12:27
お疲れ様です!
我家の息子の結納は、暫くなさそうですが、
歳は私が結納をした年齢になりましたぁ。
人生ってあっという間ですね。
結婚式までサックスを吹きまくって、メタボを
撲滅して下さい!!
返信する
おめでとうございます☆゜・*:。.:(゜∀゜)゜・*:..:☆ (レオママ)
2008-04-01 08:49:03
ちゃんと、結納をされたんですね~
素敵です!
家の娘も今年中に嫁ぎそうですが、結納はしないし、
結婚式も自分たちで全て決めて、あたし達は出席するだけのようです(^^;)
それはそれで、こちらは楽なんですが。。。
これでいいの?って感じ
まだ、結婚式をするまでホントに嫁ぐのかどうかわからない
微妙な二人なんで、誰にも言えないのよ~
返信する
古きを訪ね新きを知る? (mama)
2008-04-02 16:19:55
chiekoさん、
今の若い人にしてみれば、
無駄な事なのかも知れないのですが、
略式ながらも、色々な体験をしてみるのも
また一興ですよね。貧乏人ですので本格的な事や、
派手な事は、出来ませんが…

人には、それぞれの時期ってのがあるようです。
思わぬ所で、思わぬ出会いが無いとも言えませんよ!
まだまだ、楽しみがイッパイですね!
返信する
水入らずで過ごす時間 (mama)
2008-04-02 16:25:04
せつさん、
本当に疲れました。柄にも無く緊張した所為でしょうか…

お嫁さんは、とっても良い方で、
本当の娘が出来たような気さえします。
でも、今は、夫婦と息子という最小単位の時間を
楽しんでいます。人ってのは自己中なモノですよね。
返信する
世代交代って感じが否めません (mama)
2008-04-02 16:31:26
hukuzowさん、
自分では、意識してはいませんが、
やっぱり、実際、イイ歳になってしまったんですよね…
まだ、「恋する乙女」の心算だったんですけど…

時間の都合で、新郎の母の「留袖DEサックス」は
実現しない公算が高くなってしまいました。
残念なようなホッとしたような…
でも、もしもの時の為に仕込みだけは…虎視眈々…
返信する
ありがとうございます! (mama)
2008-04-02 16:37:00
レオママさん、
色々なケースがあって良い訳で…

それにしても、良く似た経路を辿りますよね、私達。
やっぱり、バースディーが同じ、血液型が同じって、
関係有るのでしょうかねぇ…

娘さん、おめでとうございます!
ウチの息子達も、全部自分達で進めています。
危なっかしくもありますが、
口は出しません。(カネは…出すんでしょうね、少しは…)
返信する
Unknown (@こめこ)
2008-04-17 17:42:45
お祝いに間に合わなくてごめんなさい。
おめでとうございます。

桜茶のお話ではうるうるしてしまいました。
結婚式までの日々がより充実したものになりますように。

よろしかったらこの記事をご紹介させて下さい。
返信する
忘れられない桜色 (mama)
2008-04-18 10:51:44
@こめこさん、
ありがとうございます。

お茶碗の蓋を開け、
澄んだ湯の中に咲いた一輪の桜花。
感無量でした。
私の桜茶はきっと、他の方の其れより、
チョットだけ、しょっぱかったかも知れません。

こんなお話でよかったら、如何様にもお使い下さいませ!
返信する

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