コトノハ

~Kotohaの言の葉~
嵐くんを応援しています。

2008/9/30 The Moments「櫻井翔が見た北京五輪」

2008年10月06日 | 北京五輪
「The Moments」最終回

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☆オープニング
■8月7日 北京首都国際空港
ナレーション・翔くん:8月7日。僕は北京の地に降り立ちました。
現場の空気にじかに触れ、改めてこう決意しました。

~移動中の車内~
日本テレビ系 北京五輪メインキャスター・櫻井翔(テロップ)
翔くん「ここに至るまでの思い。そしてここ、オリンピックでの思い。
その選手たちの思いを伝えていけたらいいなと思ってます」

■8月8日 北京五輪開会式
翔くん:そして8月8日。遂にその瞬間がやってきました。

~開会式~
実況:2008年、北京オリンピック開幕です。

~聖火点灯~

翔くん:スケールに圧倒された開会式。これからどんなドラマが待っているのか、心が沸き立ちました。
スタジアムの翔くん「始まりますね。いよいよ」

☆タイトルバック
「櫻井翔が見た北京五輪」仕様
リンロンタワーから“鳥の巣”とウォーターキューブを眺める翔くん。

☆本編
■8月9日 北京ウェイトリフティング試合会場
翔くん:8月9日、僕が最初に足を運んだのは、ウェイトリフティングの試合会場。
ある選手の戦いをこの目で見届けようと思ったのです。
その選手とは女子48kg級の三宅宏実選手。

~今年5月、練習場に取材する翔くん~
翔くん「櫻井と申します。よろしくお願いします」

翔くん:三宅選手と初めて会ったのは、今年5月のこと。
メキシコオリンピックの銅メダリスト、父・義行さんと二人三脚で8年間、
北京を目標に歩んできたと言います。
取材して印象に残ったのはお父さんのこの言葉。
義行さん「4年に1回のオリンピックに照準を合わせると言うのは難しいと思うんですね。
でもそこにピークが合えばチャンスがあるわけですから」

翔くん:コーチであるお父さん。そして、スタンドから見守るお母さんも一緒に戦っている。
真横にいた僕も同じ気持ちでした。

~ウェイトリフティング/女子48kg級~
観戦する翔くん、三宅選手に「頑張れ!」

105kgに成功。
翔くん、拍手
「良かった。一瞬危なくなりそうでしたけど。すごく強く踏ん張って。良かった。超緊張した、今」

翔くん:しかし。
三宅選手は持てる力を発揮し切れませんでした。
ほんの僅かな減量ミス。試合当日に体重が350g落ちてしまったことが影響したのだと言います。

退場する三宅選手に声をかける翔くん
「6位入賞は前回(アテネ9位)よりも上がってるし、そんな涙するような結果じゃないと僕は思う」
三宅選手「やっぱり8年間メダル目指してきたので、それが父との約束でもあったので、
すごい悔しいんですけど、悔いないです」
翔くん「悔いないですか?」
頷く三宅選手。
翔くん「その言葉を聞けたから良かった」
三宅選手「ありがとうございました」
翔くん「また」
三宅選手「また」
硬く握手する2人。
三宅選手「ありがとうございました」

三宅選手が去り、
翔くん「悔しいね。やっぱね。悔しいんだよね」

会場の外で涙する三宅選手。
翔くん:競技を始めて8年。三宅選手の北京オリンピックは悔し涙で終わりました。
しかし、オリンピックの怖さ、厳しさを知った今、三宅選手は北京で流した涙の分だけ
もっと強くなれる。
僕は、そう思いました。

■8月9日 柔道会場
翔くん:同じ日の午後、柔道会場で僕は谷選手を取材しました。
ママでも金。オリンピック3連覇を信じていました。

~今年5月、海岸で谷選手の練習に参加する翔くん~
翔くん:4大会連続でメダルを獲得している谷選手は、まさに世界中の選手の目標。
そんな中、世界の頂点に立ち続ける谷選手は、世界一の練習を積み重ねていました。

練習を見ながら翔くん「すごいなぁ。世界一って」

翔くん:その谷選手が、柔道家として母として挑んだ北京オリンピック。
準決勝。メダルをかけた戦いが始まりました。

~柔道/女子48㎏級準決勝~
実況:(反則は)谷にだけです!副審2人は何も言いません。
観戦する翔くん「ええっ!?」

谷選手、ドゥミトル選手に敗退

準決勝敗退直後
翔くん:気がつくと、走り出していました。
何が起こったのか、状況を上手く飲み込めずにいた僕は、谷選手にかける言葉が見つかりませんでした。
遠ざかる小さな背中を、ただ見守るだけでした。

翔くん:迎えた3位決定戦
谷選手、一本勝ち

翔くん、拍手し「うわぁ~」
両手で顔を覆い、空を仰ぐ翔くん。
翔くん:銅メダルを決めた見事な1本勝ちに、女王の意地を感じました。
帰国後、ロンドン挑戦を明言した谷選手。
まだまだ続くその道のりを、僕は見つめて行きたいと思います。

■8月11日 競泳会場
翔くん:8月11日、競泳会場に向かった僕は、歴史的瞬間に立ち会うことになりました。
男子100m平泳ぎ決勝。

観戦する翔くん、北島選手を見て「すごい。見たことないあんな表情」

~今年2月、北島選手に取材する翔くん(食事をしながら)~
翔くん:大会半年前、オリンピックを語る北島選手は笑顔でした。
翔くん「オリンピックって全然別物だって言いますよね?スポーツ選手。どう違うんですか?」
北島選手「あぁ、違いますね。どう違うとか表現できないですけど、オリンピックのあのワクワクを感じたら、
なんか他の大会でワクワクしなくなっちゃうんですよ」
翔くん「北島康介っていう、まぁある種のブランド?は、
オリンピックでメダルを獲ることが至上命題みたいなところがあるじゃないですか」
北島選手「それも金ね」
翔くん「そう!」

~レースの模様~
翔くん:あの笑顔と対照的な厳しい表情。
レーススタート、後半50m、
翔くん「きたきたきたきた!!」

北島選手 58秒91 世界新記録

翔くん、大喜び!
翔くん:僕が初めて目にした金メダルの瞬間。鳥肌が立ちました。
北島選手「すいません。なんも言えねぇ」

翔くん:センターポールに掲げられた日の丸。北京で初めて耳にした「君が代」。
僕はその場に立ち会えた幸せと、北島選手の偉大さを、改めて実感していました。
2大会連続2種目制覇を成し遂げた、北島選手。
期待される中で結果を出すことの苦しさ、難しさ、そしてそこに至るまでの道のりは、
あの涙が全て物語っていたと思います。

■8月22日 陸上会場
翔くん:この北京で、日本・陸上短距離界の歴史を塗り替えたレースがあります。
男子400mリレー。

~陸上/男子400mリレー決勝~
1走 塚原選手
2走 末續選手
3走 平選手
4走 朝原選手

実況:日本は銅!日本、リレー種目初めてのメダルを取りました!
バトンを天に投げる朝原選手が印象的。

翔くん:「先輩たちの歴史の上に立っている」。レース後、末續選手はそう語りました。

翔くん:過去があるから現在がある。他にもこの北京で新たな歴史の扉を開いた選手がいます。
フェンシングの太田雄貴選手。
~フェンシング男子フルーレ個人~
太田雄貴 銀メダル

翔くん:そして、ケイリンの永井清史選手。
~男子ケイリン~
永井清史 銅メダル


■8月12日 体操会場
翔くん:手にしたメダルの色には人それぞれの意味がある。
僕が強くそう思うようになったきっかけ。それは体操男子の団体でした。

~2004年アテネ五輪 体操男子団体決勝~
翔くん:前回のアテネで、最終種目の最終演技者として、金メダル獲得に貢献した冨田洋之選手。

~今年7月、冨田選手に取材する翔くん(食事をしながら)~
翔くん「アテネでその、金、というものを経験して、またその次のオリンピック、
この北京オリンピックっていうのは何かこう、変わりましたか?
冨田選手「キャプテンとして行くっていうのが一番大きいものですね。
キャプテンが崩れてしまっては、チーム全体に与える影響は大きいと思うんで」

翔くん:キャプテンとして、冨田選手がまとめる日本は若手がのびのびとした演技を披露。

~体操/男子団体・決勝~
翔くん:そして最終種目、最終演技者は冨田選手。
観戦する翔くん「よーし、冨田さん!頑張れ頑張れ」

~冨田選手の演技~
翔くん「うし!」拍手。
体操男子団体 日本、銀メダル獲得

客席から冨田選手に手を振る翔くん「おめでとうございます!!」
気づいた冨田選手、手を振ってくれます。

~試合後、冨田選手に取材する翔くん~
翔くん:キャプテンとして重責を果たした冨田選手の表情は晴れ晴れとしていました。
冨田選手「みんなで勝ちとった銀メダルだと思います。本当に金色に輝く銀メダルのような気がします」

~競泳8冠・マイケル・フェルプス(米)~
翔くん:オリンピック。それは世界のトップアスリートが集い、しのぎを削る舞台。

~棒高跳び/女子・五輪2連覇 エレーナ・イシンバエワ~
翔くん:超人たちの偉業に世界中が沸きました。

翔くん:この北京で一躍スーパースターの仲間入りを果たしたボルト選手。
そのボルト選手を直撃しました。
世界最速の男を直撃!ボルト×櫻井翔(テロップ)
翔くん「ボルト!コングラチュレーション!」

~CM~

~ウサイン・ボルト選手のポージング映像~
翔くん:このパフォーマンスでも一躍脚光を浴びた、ウサインボルト選手。

■8月16日 陸上男子100m決勝

ウサイン・ボルト 9秒69 世界新記録

翔くん:驚異的な速さと、その独特なキャラクターで、世界中を魅了しました。
実は僕もボルト選手に魅せられた一人。

ビデオでボルトポーズを観察する翔くん「踊っちゃってるよ」

■8月20日 陸上男子200m決勝
翔くん:ぜひ生で見たい。200m決勝、取材に行きました。
レース前、恒例となったパフォーマンスで、集中力を高めるボルト選手。
僕もついつい・・・。(スタジアムでボルトポーズを真似する翔くん)
そしていよいよスタート。

レース中、
翔くん「ボルトー!!」
翔くん「はっやっ!はやっ!!」
大きく拍手をし、翔くん「はえぇー!!」

レース後、
翔くん「ワールドレコード、ワールドレコード。歴史的瞬間です。
歴史が変わる瞬間に立ち会ってしまいました」

翔くん:世界最速の男を直撃しようと、待つこと1時間。
翔くん「ボルト!コングラチュレーション!」

通訳・冠さん「レース前のパフォーマンスにはどんな意味があるんですか?」
ボルト選手「祖国ジャマイカの伝統的なダンスさ。それをアレンジしてジャマイカを称えているんだ」

翔くん「このパフォーマンスは?(How about this?)」
ボルト選手「あれは髪形を決めるパフォーマンスでテンションが上がるんだ。最高だよ」

翔くん:体一つで戦うことの凄さ、オリンピックの原点を見た気がします。
翔くん「聞けたね!聞けたよ!」

■8月22日 ソフトボール決勝 日本vsアメリカ
翔くん:北京オリンピック終盤、日本を興奮と感動の渦に巻き込んだソフトボール。
決勝のマウンドには、前日2試合で318球を投げた上野選手の姿がありました。
ソフトボールにとって北京が最後のオリンピック。
金メダルはまさしく日本の悲願でした。

そして、2点リードで迎えた最終回。金メダルまで、あとアウト1つ。

実況:日本、悲願の金メダル!

翔くん:ソフトボールに携わる全ての人たちの夢。世界一になる夢が叶った瞬間でした。
歓喜の表彰式、人前で一度も涙を流したことがないという上野選手が、泣いていました。

~泣いている上野選手に、涙するご両親~

翔くん:2日間で413球。上野選手の熱投の末に掴んだ金メダル。
北京で最後となるソフトボールは人々の記憶に残る瞬間を刻みました。

♪嵐「風の向こうへ」♪
~北京オリンピックダイジェスト~
観戦する翔くん・北京オリンピックTODAYなど

翔くん:オリンピックとは何か。2月から始まった取材にその答えを探していました。
4年に一度その全てに賭けるアスリート。
時に残酷とも思える僅かな時間の重みは、僕の想像をはるかに超えたものでした。
オリンピックとは夢そのものだと思います。
自分を信じ、多くの人々の思いを背負って立つ、憧れの舞台。
北京でこの目で見たたくさんの感動を、僕は一生忘れることはないと思います。
全てのアスリートに、より強く抱いた尊敬と共に、大きな感謝の言葉を。

■8月24日 北京五輪閉会式
翔くん:夢の舞台、オリンピック。それは4年に一度の壮絶な戦い。
絶え間ない努力の末に北京で流された歓喜の涙。
そして、悔し涙。

飛田さん:だが、既に始まっている。次なる夢の舞台を目指す戦いが。
苦しみに耐える瞬間。勝利に自信を深める瞬間。

池田さん:北京へと続いた瞬間は既に4年後へとつながっている。
戦いは時に非情。勝利の確約はない。それでも彼らは信じた道を進み続ける。
勝利の栄光を目指して。

日本選手団メダル獲得数 北京五輪 金 9 銀 6 銅 10

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2 コメント

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Unknown (あやの)
2008-10-06 20:28:08
kotohaさん、こんばんは☆
MOMENTSが終り、翔くんの北京五輪完結ですね。翔くん見たさで追いかけていたオリンピック放送でしたが、おかげでたくさんの感動的なシーンを楽しむことができました。
私が特に印象深かったのは男子400Mリレー、男子水泳メドレーリレー、男子体操団体と女子ソフトボール、そしてメダル争いはできなかったけど男子バレーボール。どうやら私は「チームワーク」が好きみたい(笑)。それから、後のない状況で銅メダルを勝ち取った浜口選手と谷選手。アスリートの方々の精神力の強さを見習いたいものです。
いろいろと忙しい中、見事やり遂げた翔くんの今後が楽しみです。冬季五輪でもメインキャスターやって欲しいです(笑) 
kotohaさん、北京五輪関連のレポートお疲れ様&ありがとうございました!これからも翔くんの北京五輪を思い出してみたくなったらkotohaさんのレポート読みにきま~す♪
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あやのさんへ (Kotohaより)
2008-10-06 23:32:44
こんばんは!
MOMENTS最終回を見た後、なんだかほんのり寂しさを感じました。
夏が終わったなぁ、と。
でも本当にたくさんの感動がありましたね!
ワタクシは女子バレーボールのポーランド戦が印象的です。
冬季五輪も翔くん、いいですね~。

ひたすらに五輪を追いかけたこの夏は、忘れられないと思います。
お付き合いいただいて、ありがとうございました。
今後ともどうぞ宜しくお願いします。
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