
トランペットのMさんには、私が初めてバンドに参加して以来、毎週の練習でいろいろご指導いただいています。最近は、五線譜に書かれている様々な記号について指摘を受けることが多くなりました。今までは音符を追いかけるだけで精一杯だったので、言っても仕様がないと思っていたんでしょうね。
バンドのアンサンブルでは、必ずしも記号通りに吹くわけではありません。伸ばす音の長さも譜面よりリード奏者に合わせますし、スラーのついた音符もほぼ全てタンギングします。書かれた音符を飲んだり(音を殆ど出さない)、マルカートがスタッカートになったり、どこにも書かれていない解釈が暗黙の内に了解されています。事情の全く分かっていない私に、Mさんはひとつひとつ教え込んでくれます。
ある程度長く伸ばす音は、何も指示されていなくても原則としてsfp<(スフォルツァンド・ピアノ・クレッシェンド)で吹きます。つまり、強く出した音を急に小さくして徐々に大きく伸ばします。でもそんな器用に音をコントロールすることが出来ません。音を小さくした途端途切れたり音程が変ったりします。悪戦苦闘していたらMさんが、「小さなロングトーンを吹いて、タンギングだけ強くすればいいんですよ。」 ……なるほど!!!
持つべきものはテキストでなく、師匠と先輩ですね。
バンドのアンサンブルでは、必ずしも記号通りに吹くわけではありません。伸ばす音の長さも譜面よりリード奏者に合わせますし、スラーのついた音符もほぼ全てタンギングします。書かれた音符を飲んだり(音を殆ど出さない)、マルカートがスタッカートになったり、どこにも書かれていない解釈が暗黙の内に了解されています。事情の全く分かっていない私に、Mさんはひとつひとつ教え込んでくれます。
ある程度長く伸ばす音は、何も指示されていなくても原則としてsfp<(スフォルツァンド・ピアノ・クレッシェンド)で吹きます。つまり、強く出した音を急に小さくして徐々に大きく伸ばします。でもそんな器用に音をコントロールすることが出来ません。音を小さくした途端途切れたり音程が変ったりします。悪戦苦闘していたらMさんが、「小さなロングトーンを吹いて、タンギングだけ強くすればいいんですよ。」 ……なるほど!!!
持つべきものはテキストでなく、師匠と先輩ですね。