Yesman

25/1/2008

かっこつけるな
度胸が違う

煙草と一緒に吐き出された言葉が俺を抉った。
ひとまわりもふたまわりも上手だった。
常に掌にいて、どう足掻こうとそこから抜け出せない様だった。

変わるきっかけはもう何回でもあった。
でも変わってない自分がいる。
何もない俺がいる。

この先まで当てられそうで怖かった。
このままだと間違いなくYesmanになる。
自分を持たずに流されて、家庭という逃げ道に走っていく。

らしさって何だよ。
気がつくと駅の便所で血を流して倒れてた。
酒のせいにしてしまいたかった。
まっすぐ安全に敷かれたレールの上を走ってきた自分が悔しかった。

敷かれたレールの上を歩くのは有難い事なのか？つまらない事なのか？
ハウスダーツは刺さらずに転がった。

「今日のお薦め」
jude [ ロバの馬車 ]