中国は社会主義・共産主義の国です。
さらに、中国は中華思想=世界の中心で栄えた国という思想の持ち主です。
要するに、日本と対等な立場で付き合うつもりなど毛頭ないと思います。
中国にしてみれば、日本を傘下に収める、属国にするつもりだと思います。
社会主義、共産主義の思想は、基本的にはその国のすべてのものは社会=中国に属し、共に産出したものです。
その国=中国にあるすべてのものは国=共産党の管理下にあり、国=共産党が管理統制するものです。
つまり、所有権は基本的には個人に属さないという考えであり、国=共産党が一応容認している形だと思います。
裏を返せば、いつでも国=共産党が強制的に取り返せるというスタンスだと思います。
結論を言えば、中国にあるすべてのもの(日本企業の財産・お金等々)の所有権はみんなのもの=中国のものだという考えです。
これ以上、中国への依存度を高めるべきではないと思います。
今問題なのは、レアアースの調達です。
尖閣諸島の問題はあせらず時間稼ぎをすべきだと思います。
尖閣諸島の問題を出せば、中国はレアアースの出荷制限で報復してくると思います。
だから、尖閣諸島の問題はあまり日本からは持ち出さず、先守防衛の立場で軍備を強化し、極端な話、殺傷力がないアコースティック・ウェポン等でめまい・吐き気を起こさせ立ち往生させるぐらいの行動にでるべきだと思います。
まずは、レアアースの調達をカザフスタン、モンゴル、ベトナム、カンボジア等々の中国の周辺国で共同開発、協力体制を築くべきだと思います。
さらに、確か中国にいまだに技術援助・経済援助をしているようですが、これをレアアースの出荷制限の報復処置として一時ストップさせるべきだと思います。
繰り返して申し上げます。
中国は社会主義・共産主義であり、われわれの自由貿易主義とは相いれない面があります。
自由貿易主義では、レアアースの出荷制限は協定違反ですが、社会主義・共産主義の中国では、国=中国がすべてを管理・統制する権利があるから、何が悪いということになり、話がかみ合いません。
さらに、親分のアメリカが立ち直らなければ、円高問題は解決しません。
現在、日本の中国への依存度が20%でアメリカへの依存度が10%ぐらいのようですが、この割合を逆転させるべきだと思います。
つまり、脱中国をして、アメリカと共存・共栄するのが日本にとってベストだと思います。
アメリカの傘下になるとも、中国の傘下には入るべからず!
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