京都”ときどき”散策

京都人です。

大豊神社の狛ねずみ

2008年01月24日 20時37分01秒 | 京都散策
銀閣寺から南に向って哲学の道を歩いて行くと
「大豊神社(おおとよじんじゃ)”」 があります。
お急ぎの人はちょっとスルーしてしまいそうな
ひっそりとした神社。

4つの末社があるのですが
そのひとつの「大国社」の社殿前に”狛ねずみ”が鎮座しています。
可愛いですね。

大国主命が野に火を放たれ焼け死ぬところを
ねずみが自分の巣に案内して助けたという神話が由来とか。

今年はねずみ年。
手を合わしたら願いが叶うかもしれませんね。

糺の森の紅葉

2007年12月15日 11時29分08秒 | 京都散策
世界文化遺産に登録されている下鴨神社。

その参道である糺の森(ただすのもり)は
古代からの原生林がそのまま残っており
神秘的な雰囲気です。

紅葉は毎年遅く12月に入ってから。

参道と平行してある馬場
参道入口近くの河合神社
再現された奈良の小川

ゆったりと歩いてみましょう。
不思議な色を味わえます。

真如堂

2007年12月08日 09時48分09秒 | 京都散策
真っ赤な紅葉が左右から覆いかぶさる
広く緩やかな石段。
その先にある落ち着いた本堂、三重塔も
紅葉に映え本当に美しい。

京都東山に位置する真如堂(正式名:真正極楽寺)は
銀閣寺、永観堂、南禅寺や哲学の道とは
反対側の奥まった場所に位置するので
紅葉や桜の”隠れた名所””京の穴場”と言われています。

でも観光シーズンはやはり人があふれていますね。

東福寺の紅葉

2007年12月06日 12時03分33秒 | 京都散策
古く鎌倉時代創建の東福寺は
京都五山にふさわしい禅寺寺院。
幾度かの火災に遭ったものの
三門は国宝、ほか多くの建物が重要文化財です。

広大な境内には三つの谷があり
東福寺三名橋と呼ばれる歩廊橋が架かっています。

偃月橋 (えんげつきょう)
通天橋(つうてんきょう)
臥雲橋(がうんきょう)

中でも仏殿から開山堂に至る渓谷に架けられた通天橋から眺める紅葉は
本当に美しく、まるで紅い雲海のように感じられます。


高瀬川の桜紅葉

2007年12月04日 14時26分48秒 | 京都散策
京都の二条~五条通りの間
鴨川と河原町通りの間にある木屋町通り。
飲食店がずらっと並び
夕方からは本当に賑やかな通りです。

そこに高瀬川という小さな川が流れています。
川沿いには柳と桜が絶え間なく植えられており
春になると桜が本当に綺麗で 夜桜見物にピッタリです。

今年はなかなか寒くならなかったからでしょうか・・
”桜紅葉(さくらもみじ)”が私たちの目を楽しませてくれてます。

大河内山荘

2007年11月02日 14時39分22秒 | 京都散策
天龍寺の北門を出て
竹林をブラっと歩いていくと
「大河内山荘」があります。

「丹下左膳」などの時代劇で活躍した
大河内傳次郎が約30年かかって造った別荘です。

回遊式の庭園は、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉といつ訪れても楽しめ
その登りつめたところからは山々に囲まれた京都の街並みが広がります。

また途中裏側をのぞいてみると、保津川の清流を眼下に見下ろすこともでき
角倉了以で有名な大悲閣・千光寺の塔堂も見られます。

入山料は1000円(抹茶・菓子付)
さて高いか安いか・・・

Bruce(ブルース)

2007年10月12日 14時02分38秒 | 京都散策
縦24cm 横16cm
人のかたちをしたペンケース”people”
頭には消しゴム 腕には短くなった鉛筆
足にはボールペンといったように使います。
オモシロイでしょ?

この個性的なペンケースは
嵐山の天龍寺近くにある京町屋風のお店
Bruce(ブルース)2ndで買うことが出来ます。

市販されているものや、
Bruceのオリジナルプリントの生地で手作りされた”people”が
店内いっぱいに飾られてあり見て帰るだけでも楽しいですね。

梨木神社

2007年09月22日 16時31分31秒 | 京都散策
「草かんむり」に「秋」と書いて”萩”(はぎ)
花言葉は「内気・思案・想い」

万葉の昔から歌に詠まれてきた"萩"
しなやかな枝が秋風にそよぐ姿が
涼しげな秋に似合います。

京都御苑の東にある「梨木神社」(なしのきじんじゃ)は
『萩の宮』とも言われ、
この時期になると参道や境内いっぱいに
500株7種類の「萩」が 赤、白、紫の花を咲かせます。

”萩”を楽しんだ後は
境内に湧き出る「染井の水(京都三名水の1つ)」で喉をうるおしたり
なでながら願い事をすると願いが叶うという
「愛の木」をタッチするのもいいですね。

大文字

2007年08月28日 14時14分11秒 | 京都散策
8月16日20時点火
京都の夏の終わりを告げる
五山(大・妙法・船・左大・鳥居)の送り火。

どうしてコノ文字なのか?

『大』は五芳星の意味を表すとか
『妙法』は宗教的唱え南無妙法蓮華経からとか
『舟形』は極楽浄土へ魂を運ぶためとか
『鳥居』は愛宕神社が関係しているからとか

諸説いろいろあるみたいですが・・・

お盆で帰ってきていたあなたの大切だった人の魂が
炎と煙と一緒に天に昇っていくわずかな時間。

そっと手を合わせて静かにお送りいたしましょう。

興聖寺(血天井)

2007年07月13日 14時32分28秒 | 京都散策
宇治にある道元禅師開創の興聖寺。

表門から山門まで続く参道「琴坂」は
緑の木々に覆われています。
よく見ると”もみじ”。
秋は真っ赤なトンネルになることでしょう。

その山門は中国風竜宮造りで印象的です。
山門、薬医門をくぐって中に入ると落ち着いた石組みの庭園に法堂。
訪れる人も少なくとても静かです。

本堂は伏見城の遺構が使われていて
血の手形が残る天井や鴬張りの廊下などがあります。
残念ながら予約がないと拝観は出来ませんが
縁側の血天井(手形・足形)は外側からでもはっきり見られますよ。

*血天井とは
 伏見桃山城の落城の際、
 戦に破れて鳥居元忠等多数の者が自刃した血だらけの床を、
 供養のために、いくつかのお寺の天井に張ったものです。