CONTRY LIFE of オーダー家具のサンデー工房

サンデー工房は愛媛県松山市にあるオーダー家具専門店です。オーナーhiroのカントリーライフをマイペースに綴っていきます。

床下換気扇

2008-07-30 21:58:27 | Weblog
押入れの整理をしていた家内が押入れの床がぼこぼこして朽ちているようだとの事。そういえば以前、シロアリ駆除業者が無料で床下の点検をしますというので、一度見てもらった事があった。もう十年以上前の事である。
その時言われたのが南側の居間の床下は基礎の形状のせいで空気の流れが悪く、湿っていて柱も黒ずみシロアリ発生の一歩手前の状態だとの事であった。
対応としては床下換気扇をつけるのが一番効果的だとの事。
しかし何十万円もかかるとの事。そんな高い物はつけられないと断った。
しかし、業者の言っている理屈は理解できるので、何かいい方法はないかと考えた。どうしてそんなに費用がかかるのか考えると、どうも換気扇をON,OFFするコントローラーに金がかかっていると思われる。
それなら電力消費の少ない換気扇を常時回し続ければ良いのではないかと思った。
無接点のモーターなら長持ちすると聞いていたので、ホームセンターの換気扇コーナーへ行くと、3,000円で小型換気扇があった。さっそく買って帰り、基礎の空気穴に取り付けた。それから数ヶ月、それまでかび臭かった部屋がそうでもなくなり効果を実感したのだ。それから十数年経ち今回押し入れの床を交換の為取り外したのだが、なんと空気が流れているのがはっきりわかるではないか。実際の空気の流れがある事を実感したのだ。十数年間、換気扇は回り続けてくれているのである。安くても素晴らしい仕事ができるという一例です。

総桐箪笥

2008-07-21 21:18:51 | Weblog
昨日は愛媛県の大洲市が日本で一番暑かったんだとか。大洲は私の所から車で約一時間半くらいの所にある。
どうりで暑いはずだ。工房の中に居るだけで汗がふき出してくる。
湿度が高いのだ。ここ十年近く健康の為体重をおとし、何年か前に最高94kgから74kgまで落としたのだがそれから数年間全く変化しなくなった。
実はこの所全く努力していないので仕方ないのだが、ここ半月近くで70kgまで減ってしまった。25年来一度もなかった夢の60kg代ももうすぐである。
お客様より総桐箪笥の補修を依頼された。以前和箪笥の補修をお受けし、大変気にいって頂いたので再度依頼をして頂いたわけだ。
少し畑違いではあるが基本的な知識はもっているつもりなのでお受けする事にした。桐箪笥は普通とのことロウで仕上げる。
桐箪笥は数回は塗り替えが可能と言われているがこの塗装方法もそのためのものであろう。依頼主からはそういった仕上げにこだわらなくていいので個性的な仕上げをして欲しいといわれている。
私としては本当はこれが一番難しい。いろいろチェックした所、塗装は年月の経過によりくすんではいるが、大変素晴らしい総桐箪笥だったので少しビビっている。
まずは塗装をはがしてから、イメージを膨らませようかと思っている。

洗濯機の修理

2008-07-15 22:56:14 | Weblog
洗濯機の調子が悪い。排水ができないのだ。
私は機械を直すのが結構うまいのだが、電気系統には弱い。
しかし直さないと10年間使ってきた洗濯機であり更新時期が来ているので新しいのを買わなければならない事になってしまうのだ。
10万円近くかかるだろう。この出費は痛い。
最近の洗濯機は全自動なので故障と言えば電気が絡んでくる。
しかし見ればなんかわかるかもしれないと思い、前カバーを外してみた。
はぐっては見たもののちんぷんかんぷん。
排水パイプはわかったのでごみでも詰まっているのかなと触ってみたがそうでもないようだ。
よく見るとパイプの途中に四角いケースがあり、外れる構造になっているようだ。
ロックを外してまわすと、ゴボゴボと音がして水が抜けるではないか。これだ。
ケースの上にレバーのようなものがあり、ケースを外さなくてもこのレバーをまわすとなんと排水が始まった。ということはこのケースはモーターであり電気信号でこのレバーを回しているようだ。
何故このモーターが動かないのだろう。もはやここまでか。
配線の束がばらばらになっていたのでまとめていると、一本断線している。
線色は紫、配線図を見るとおおなんと排水モーターにつながっている線ではないか。
確信した。この線をつなげば直る。見事直った。
実は修理はこんなにスムーズに行ったわけではなく、丸2日ああでもない、こうでもないと試行錯誤した結果であり、正直直ってよかったと心から思ったわけだ。

最近思う事

2008-07-10 01:58:21 | Weblog
作業中はずっとラジオを聴いている。ほとんどAM放送である。民放の南海放送は地域密着型の放送をしてくれるので面白い。
視聴者からの投稿を主に進める番組が多いので内容が身近に感じられるからだろう。
でも中にはあまり好きではない番組もあってその番組が始まるとついFMに切り替えたりする事もある。
なんで面白くないのかなあと考えると、人の批判をするコメントが多く含まれる内容になっている場面が多いからだ。
主に3番組。まずサッカーの情報番組、某有名なコメンテーターがゲストとして解説する。よくJリーグの話が出てくるのだが、この人はどうもJリーグが嫌いのようで勝っても負けても常に世界に対するそのレベルの低さを口にする。確かに本当の事かも知れないが聞いている方としては、たまには褒めてやって欲しい。人は褒められて伸びるのだから。
つぎにどこかの和尚さんのお話の番組、政治に対する批判が多い。宗教人のお話としてはもっと人間の生と死についてのお話とか、もっと俗世間を超越した話が聞きたい。
それと総合ニュース番組、キャスターがいろいろなニュースに対してちょっとしたコメントをするのだが、なんか事件があった時など「これも政治の貧困からくるのでしょうか。もっとちゃんとした政治をして欲しいものです。」でしめくくる。
政治に対するニュースの後などにたまにこのコメントをする程度ならいいのだが何でもかんでも安易にこれに結び付けようとする所があって、そんなに簡単に結論を出さないで欲しいと思ってしまう。
まあはじまるとすぐ切り替えるので現在、どういう番組内容になっているかは確認できていない訳なのだが。
いずれにしてもなんでもすぐ批判に走るのは聞いていて気持ちよくない。
テレビも最近その傾向が強い。もちろん時には批判する事は政治にしろ事件にしろ必要なのだが、結構表面的なストレス発散のような批判の仕方が多くて気になる。
世間でも何かあると時代が悪い、格差社会が悪い、上司が悪い、と自分以外のせいにする人も多い気がする。他人のせいにすれば何でも許されるし楽ではあるが、自分の為にはまったくならない気がする。
私としてもそうならないようこれからも自覚していきたいと思う。

蒸し暑い

2008-07-06 00:11:53 | Weblog
今日、梅雨が明けたとの事。梅雨が明けるまではずっと晴れていたのに、梅雨明けと言われた途端にこの大雨、気象予報もなかなか難しい。
雨が降ったので少しは涼しくなるかと思ったら、なんのなんの、この蒸し暑さはなんだ。
じっとしているだけで汗がたらたら。
一所懸命家具のワックス仕上げをしていたら汗が家具にポタリ。急いでふき取る。
もう少し工房が涼しくなればいいのだが、そんな贅沢は言っていられない。
扇風機をつける。少し涼しくなった。
ベットの部品がほぼ完成したので組み立ててみる。
二人作業の所をひとりでやるので段取りに時間がかかる。まあこういう作業は慣れているので5分ほどで完了。
あとは梯子を作ったり、床を作ったり、付属部品の製作にかかることになる。
完成が近い。
工房前に広場があり広場に面する倉庫の壁が広くあいているので、家内から朝顔を植えようとの提案あり、おおなるほどこの壁一面に朝顔が咲いたら壮観だなと思った。やろうやろうという事になり、さっそく明日にでも竹を切ってきて垣根を作ろうと思っている。
材料はふんだんにある。

新作家具

2008-07-01 00:41:55 | Weblog
サンデー工房の製作家具のほとんどは新作である。
新作の中でもサンプル家具があってデザインは同じだがその寸法のみ変えるもの、そしてもうひとつはデザインから新しいものの2種類がある。
しかし新デザインの中でも、今までに製作した経験があるものの組み合わせにより製作できるものがあり、これは特に悩む事はない。
しかし、たまに全く製作経験のないものの注文を頂く事がある。
そういう場合、強度的な確認、イメージ通りのデザインになるかどうか、仕掛けや動きがある場合はちゃんと作動するかどうかなどの事前確認がどうしても必要になり、部分的な試作をつくったりするので、どうしても手間がかかってしまう。
しかしその手間にかかる時間は価格には反映できない。
なぜなら手作りでありオリジナルを売りにしているサンデー工房としては手間がかかっても、かからなくても同じ新作家具であることには変わらないからだ。
だけどそういう全く新しい家具の注文を頂いた時に嬉しくなるのはどうしてだろう。
時間は多少多くかかっても新しい事に挑戦できることが楽しいからか。
また完成した時の喜びもひときわ大きいからだろう。