END ROLL

2007年12月10日 23時52分52秒 | 日記・雑記



また一つ残念な知らせが届いた。










とりあえずまずこちら↑を聴きながらどうぞ
Syrup16g/Reborn






















昨日、ライブ中に「終了」宣言がされ、今日「解散」宣言がオフィシャルサイトに掲載された。
今回のツアータイトルが「END ROLL」だったことから、早い段階から憶測は飛んでいた。
さらにここ3年以上新譜は音源化されなかったし、2006年以降ライブの本数も減った。
誰もがぼんやりと予想していたことだった。

しかし、やはり衝撃は大きかった。


絶望と希望を併せ持つ歌詞と美しいメロディーの中毒になったのはいつの頃だったろうか。
そんな人が数多くいたと思う。

daimasさんの言葉を借りるならば「差し替えのきかないバンド」であったと本当に思う。
何度もライブに足を運んだし、「翌日」のコピーをライブでしたこともあった。
彼らの曲に救われたという言い方はしたくはないのだけれど、
ただただ、好きなんだなーこれないとだめなんだなーって感じはしてた。

彼らの音はCDとしていつまでも残り続けるだろうけれど、
ライブで彼らの音を聴けなくなることが本当に残念なことだと思う。
五十嵐さんがMCでわけわからん発言をしたり、中畑さんがドラム叩きながら絶叫したり。
そんな二人のコンビも見れなくなるのかなと思うとやはり込み上げる切なさがある。

今回の発表は衝撃的なことであったけれど、
思ったほど躊躇せず彼らの「終了」を受け入れている自分に気付く。
やはりぼんやりと予想していたからかもしれない。

そして実は少し期待を抱いている自分もいる。
中畑さんはVOLAで活躍しているから(PERIDOTSでも叩いてるのかな?)、
パワフルなドラムパフォーマンスを見ることができる。
ただ、五十嵐さんの去就が謎なのである。

自分はそこに期待を抱いている。

次はどんな音楽を解き放ちに来るのだろうか。
Syrup16g以外の音はどんなだろうか。そんな期待が胸をよぎる。


そして、ギターロックの一つの区切りかなとも思う。
特に大きな要因は思い付かないが、なんとなくそんな気がするのだ。
Syrup16gのようなバンドはART-SCHOOLぐらいかなと感じる。
そのART-SCHOOLも昔のような絶望感が満ち満ちた曲ばかりというわけでもなくなった。
ギターの音色に乗せて絶望への安心感を歌い上げるバンドは他にみつからない。
その辺りが一つの区切り感を与えているのだろうか。

Syrup16gはまだ終わっていない。
3年以上も待った新譜の発売と来年3月の武道館が待っている。
もし時間があるのならば是非足を運びたい。本当に最後なのだから。




本当に出会えて良かったと心から思えるバンドだった。
そしてこれからもきっと大好きなバンドであり続けると思う。

やはり最後はこの言葉で締めたい




ありがとう















今日の一曲   Syrup16g/明日を落としても



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