清里高原

　８月に入った。夏休みの宿題の進捗状況は順調であるものの、読書感想文やら自由研究やら、面倒なのにはまだ手がついておらず、やや不安が兆しはじめてはいるもののまだまだ余裕はあるさと自らに言い聞かせるこの頃、再び群馬のばあばの家にお出かけ。金曜日から母殿と二人で先行し、翌早朝には父殿がチャペルとやってきて車でお迎えに行って新前橋駅前で合流、天気も良さそうなので長躯、清里までドライブに出かける。時間帯も早かったので渋滞もなく順調に国道１８号を西進し妙義の山塊をまじかに見やり、碓氷峠を越えて長野県へ、軽井沢のにぎわいを横目に軽快に車を走らせていたが、山梨県との県境に近づくころ突然猛烈な驟雨に見舞われる。しばらく車を止めて雨が通り過ぎるのを待って清里入り、目指す「萌木の村」に無事到着。早速、話に聞いていた「森のメリーゴーランド」に乗って楽しむ。猫のチャペルも森のベンチで一休み。

　　　　　　　　　　

　慣れない場所だとおトイレも水を飲むのも緊張でできなくなってしまうチャペル、暑さでやや疲弊気味。父殿が体に水をふりかけてやっている。こうすると、体をなめるのでいくらかでも水分補給になる。我々の方はソフトクリームを食べたり近くのおいしい高原牛乳を飲んだりして楽しんだ後、また天気が崩れないうちにと来た道を早々に後がえり、再び碓氷峠を越えて帰宅。

　　　　　　　　　　

　翌日曜日は、前橋こども公園に連れて行ってもらう。ここには本格的なゴーカートがあり、なかなか楽しめる。ゴーカートはガソリンエンジン式のと電気自動車とあり、電気の方がややスピードも速くて人気だが、ガソリン式の方がスタートの加速感があって楽しかった。残念ながら小学生は一人では乗ってはいけないことになっており、母殿に同乗してもらって乗った。その後同じ園内にあるプラネタリウムを鑑賞、これでどうにか自由研究を片付けられるかなあ・・・と思いながら帰路についた。