昨日の分は、何くわぬ感じでレッスン日記を上げてましたが、実は前日の日曜日、大事件が起きました。
相当落ち込み、当日は日記を書く気力さえもありませんでしたが、一応バイオリンのブログなので書く決意を。
時は日曜日の夕方。夫の不在をいいことに、久しぶりにゆっくり練習でき、あとはお手入れをしてしまうだけ、という状態で出したままにしてありました。
そして、近くに置いてあった針金ハンガーを“危ないから”片付けようとちょっと離れた場所に掛けたのですが、どうしたものかその後そのハンガーが落ち、おそらく床か柱にバウンドし、あろうことか立てかけてあったバイオリンめがけて飛んでいってしまったのです。
危ない!!そう思って手を出したけれどもう間に合わず、ガシャーン、ビヨーンと何とも嫌~な反響音をたててバイオリンが倒れてしまいました。
最初に気付いたのは、f字溝のすぐ脇に出来た大きな傷。以前付いた傷とは比べものにならないくらいのひどさです。ショックが大きすぎて、思わず半泣き状態になりながら、何とか傷が埋まらないかとすぐに指の腹で擦ってみましたが、全く駄目でした。次に見つけたのは、パフリングの外側、コーナーの傷。こちらは完全にニスがはげてしまっています。そしてなんとなくG線をはじいてみると、ひどい音。ハンガーがぶつかった時にあれだけ弦の音がしていれば、調弦も狂うよな、、そう思ってよーく楽器を見てみると、駒が…(>_<)
60°ちかく指板の方に傾いているは、駒の足の位置が何ミリも指板の方へずれているは、G線とE線で駒から指板までの距離が5ミリ程も違っているは、の酷い状態になっていたのです。
「駒が倒れて、魂柱がカラカラと音を立てて…」等と話していた友達の話を思い出して真っ青になり、とりあえず必死になって、全集中力を使って、角度を垂直に持っていきながらニスに残った駒の足跡目指して動かしていきました。自分で出来る限界まで元に戻してから弦をはじいてみると、ほぼGDAEで鳴り、魂柱も私が見る限りでは倒れたりはしなそう。そういう状態にしてすぐに楽器店に持ち込むことを決めました。(とても弾ける状態にまでは戻せなかった)
日曜なので、閉店時間がやや早く、閉店ギリギリになってしまうかもしれないので、電話をして状況を説明し早速でかけました。万一閉店時間を過ぎても多少なら店を開けておいてくれると言ってもらえたので、それなら絶対に間に合うと安心しながら、しかし急いで行きました。こういう時に、走りたいのに、駒が心配で早歩き。端から見たら、絶対変な歩き方だったと思う。
思ったよりも早めにお店に着くと、購入した時からお世話になっているMさんが念入りに見てくれました。駒が実際にパタッと倒れてしまったかどうかを尋ねられ、“ひどく傾いた”が倒れてはいないというと、それなら大丈夫と、本来の位置に戻してくれました。駒および魂柱は結果として何の問題もなく元通りになりました。そしてお顔の大きな傷ですが、これは音色には関係なく致命傷にはならないとのこと。でも相当目立ってしまうので、マエストロ菊様が来日した際に修復してもらうのがいいのではないかというアドバイスでした。
それにしても、針金ハンガーが…と説明するのが、情けないやら恥ずかしいやら「でも針金が剥き出しになっているところじゃなくて良かったですね!もしそうだったら、こんな傷では済みません。(木屑を入れて修復したりしなくてはいけない)」とはMさんの弁。菊田さんによれば、駒が倒れたときに、最悪の場合は表板が割れることもあった、ということで、改めて、真っ青になりました。
昨日のレッスンのときも、先生も話を聞いて真っ青になりました。楽器を見るまでは。
キズは、、、先生のような古い楽器なら目立たないと思うけれど、私のようなツルツルピカピカの楽器だと目立つね~と。でもとりあえず致命的なものにならなくて良かったということになりました。「10年に一度くらい、こういうことはありますよ」と慰められましたが、今後は絶対に細心の注意を払わねば。
ちなみに大人の初心者が多いこの教室では、うっかり楽器を落として駒が割れちゃった生徒なども結構いるらしいです。
粗忽者の私には、なかなか向かない楽器かもと落ち込んでいます。実態は大した怪我じゃなくてよかったけれど、傷跡がしっかりあるのは、やはりショックです。
カメラも現実を直視できないらしく、キズもきちんと写りません(;_;)
相当落ち込み、当日は日記を書く気力さえもありませんでしたが、一応バイオリンのブログなので書く決意を。
時は日曜日の夕方。夫の不在をいいことに、久しぶりにゆっくり練習でき、あとはお手入れをしてしまうだけ、という状態で出したままにしてありました。
そして、近くに置いてあった針金ハンガーを“危ないから”片付けようとちょっと離れた場所に掛けたのですが、どうしたものかその後そのハンガーが落ち、おそらく床か柱にバウンドし、あろうことか立てかけてあったバイオリンめがけて飛んでいってしまったのです。
危ない!!そう思って手を出したけれどもう間に合わず、ガシャーン、ビヨーンと何とも嫌~な反響音をたててバイオリンが倒れてしまいました。
最初に気付いたのは、f字溝のすぐ脇に出来た大きな傷。以前付いた傷とは比べものにならないくらいのひどさです。ショックが大きすぎて、思わず半泣き状態になりながら、何とか傷が埋まらないかとすぐに指の腹で擦ってみましたが、全く駄目でした。次に見つけたのは、パフリングの外側、コーナーの傷。こちらは完全にニスがはげてしまっています。そしてなんとなくG線をはじいてみると、ひどい音。ハンガーがぶつかった時にあれだけ弦の音がしていれば、調弦も狂うよな、、そう思ってよーく楽器を見てみると、駒が…(>_<)
60°ちかく指板の方に傾いているは、駒の足の位置が何ミリも指板の方へずれているは、G線とE線で駒から指板までの距離が5ミリ程も違っているは、の酷い状態になっていたのです。
「駒が倒れて、魂柱がカラカラと音を立てて…」等と話していた友達の話を思い出して真っ青になり、とりあえず必死になって、全集中力を使って、角度を垂直に持っていきながらニスに残った駒の足跡目指して動かしていきました。自分で出来る限界まで元に戻してから弦をはじいてみると、ほぼGDAEで鳴り、魂柱も私が見る限りでは倒れたりはしなそう。そういう状態にしてすぐに楽器店に持ち込むことを決めました。(とても弾ける状態にまでは戻せなかった)
日曜なので、閉店時間がやや早く、閉店ギリギリになってしまうかもしれないので、電話をして状況を説明し早速でかけました。万一閉店時間を過ぎても多少なら店を開けておいてくれると言ってもらえたので、それなら絶対に間に合うと安心しながら、しかし急いで行きました。こういう時に、走りたいのに、駒が心配で早歩き。端から見たら、絶対変な歩き方だったと思う。
思ったよりも早めにお店に着くと、購入した時からお世話になっているMさんが念入りに見てくれました。駒が実際にパタッと倒れてしまったかどうかを尋ねられ、“ひどく傾いた”が倒れてはいないというと、それなら大丈夫と、本来の位置に戻してくれました。駒および魂柱は結果として何の問題もなく元通りになりました。そしてお顔の大きな傷ですが、これは音色には関係なく致命傷にはならないとのこと。でも相当目立ってしまうので、マエストロ菊様が来日した際に修復してもらうのがいいのではないかというアドバイスでした。
それにしても、針金ハンガーが…と説明するのが、情けないやら恥ずかしいやら「でも針金が剥き出しになっているところじゃなくて良かったですね!もしそうだったら、こんな傷では済みません。(木屑を入れて修復したりしなくてはいけない)」とはMさんの弁。菊田さんによれば、駒が倒れたときに、最悪の場合は表板が割れることもあった、ということで、改めて、真っ青になりました。
昨日のレッスンのときも、先生も話を聞いて真っ青になりました。楽器を見るまでは。
キズは、、、先生のような古い楽器なら目立たないと思うけれど、私のようなツルツルピカピカの楽器だと目立つね~と。でもとりあえず致命的なものにならなくて良かったということになりました。「10年に一度くらい、こういうことはありますよ」と慰められましたが、今後は絶対に細心の注意を払わねば。
ちなみに大人の初心者が多いこの教室では、うっかり楽器を落として駒が割れちゃった生徒なども結構いるらしいです。
粗忽者の私には、なかなか向かない楽器かもと落ち込んでいます。実態は大した怪我じゃなくてよかったけれど、傷跡がしっかりあるのは、やはりショックです。
カメラも現実を直視できないらしく、キズもきちんと写りません(;_;)
写真を見たところ、リタッチすれば大丈夫そうなので、安心しました。
それにしても、離れたところにかけたハンガーが、、、。
よりによって、飛んでいくものですね~。
たぶん、意図的に命中させようと思って、10回ぐらいハンガーを落としても、まず当たらないでしょうに、、、。
宝くじ、、、買ってみてはいかがでしょうか、、、。
でも、hiroさんは幸運です。
命中ポイントが少しずれて、エフの目玉のあたりだったら、欠けてしまう可能性が高かったですね。
あと、駒が倒れたら、、、、、。恐ろしいことが、、、、、。
駒をすぐに戻したのは、的確な判断だと思います。
怖かったのではないかと想像しています。
60度も傾いていれば、私でも怖いです、、、。
でも、これで、普段の駒の傾き直しは怖くないですね。
でもだいじに至らずよかったです~。
そうですね、宝くじを、、、(泣)
今回は、ハンガーが激突するという不幸に直面したものの、色々と話を聞くと、幸運も重なってくれたことがよくわかりました。神様に見放されてはいなかったんだと思いました。
駒は、、、とっても怖かったです。でも、必死で。
90度近くまで戻すまで、息してなかったんじゃないかと。祈るような気持ちでした。
非常時だったので火事場の馬鹿力で出来ただけで、普段の駒の直しは、それで、怖いです。
ぷくこさん
遠くからといっても、うちは狭いので何メートルも離れているわけじゃないんです~。完璧に自分の不注意です。仕舞ってから行動すれば、こんなことにはならなかった(;_;)
個人の先生に、何か見えないものが住んでませんか?って言われたけど・・・いないはず^^;
とてもショックなことだったでしょうけど、大事にならず、まずは、不幸中の幸い、、といえますでしょうか。
きれいな楽器だから、小さな傷でもほんと目立ってしまいますね。
楽器店にかけこむごようす、まるで深夜に急病になった子どもをかかえるお母さんを想像してしまいました。
気をつけましょうね、お互い・・
ビックリさせてしまいましたね~^^;
カノンはわがやの娘も同然ですので、お母さんみたいなものだと思います。
たにつちさんはとってもきれいに使われていますよね。
私はまだ二年しか使っていないのに、なんてことを><
でも本当に不幸中の幸いでした。
ハイ、気をつけます♪
びっくりしましたね~。きっと寿命も15秒くらい縮んじゃったかと思います。。。
さっきまで無かったはずの傷が・・・(T□T)と思うとショックですよね。。。
でも、写真を見る限りでは、そんなに大きな傷って感じにも見えないですよーうまく直るといいですね。きっと大丈夫だと思います!どっちにしてもびっくりでしたね。
そういえば、カノンの合奏練習をしていた時、男性の方とおしゃべりをしていたら、彼の後ろをおじいちゃんが通過したのですが、その拍子に、何かがコローンと転がるのが見えて、「何か転がりましたよ?」って、よく見たらバイオリンだった時は、青ざめました。。。イスの上に寝かせてあったバイオリンにおじいちゃんの足か何かが当ったのだと思うのですが。。。バイオリンは完全に床にうつ伏せ状態だったので(T□T)
バイオリンの周りをうろつく時は、最新の注意を払わないと・・・と。思ったことが蘇りました。。。
なんて無防備な楽器なのでしょう。。。魂柱が倒れてなくてなによりでした。おつかれさまでした☆
ありがとうございます。今もなお、傷跡を見ては傷心・・・
それにしても、その方のバイオリンは大丈夫だったのでしょうか。。。
気になります^^;
私も以前、グループレッスンの小さなお部屋での発表会のときに、娘か誰かの写真を取ろうとしたおじさんのカメラの紐が私の楽器のペグにひっかかり持って行かれそうになったことがあります。
その時は膝の上においてネックをしっかり持っていたので大丈夫だったのですが、「ひぃぃぃ~」と思わず声を上げてしまい、周囲の視線を集めてしまいました。
楽器を出している時は、つねに要注意ですね☆