前回のブログでも取り上げた
大阪府議会の政務調査費問題。
でもって、きょう、
2007年度分の政務調査費の収支報告書が公開された。
昨年の外部監査で3億4000万円が「目的外支出」と指摘されたことを受け、
今回から1円以上の領収書添付を義務化。
すると
「使わなかった」と返還された額は
06年度比4倍にあたる5000万円にのぼり、
過去最高となった。
メールで「政務調査費を詳しく教えてほしい」という
読者の方がいたので
もう一度整理しておくと、
政務調査費は
調査、研究のための旅費のほか、
事務所の人件費、家賃に充てることができ、
大阪府議会では、各議員に年588万円、
(もちろん「報酬」と別に)
さらに会派に対して議員1人あたり
年120万円を支給。
残った分は1年分まとめて返還する仕組みだ。
今回、返還額が過去最高になったのは、
領収書を出す以上、
疑いの目で見られる支出は
計上を見送ったため、と推測されるが、
今回、私が何より驚いたのが、
政務調査費とは名ばかりで
支出項目の最大は
「個人事務所の事務員の給与」など人件費で、
交付総額7億1785万円のうち
35%にあたる
2億4700万円だったこと。
調査研究目的の使用は
8600万円と、
わずか10%となっている点だ。
おそらく、今回、返還されたのは
これまで「領収書なしに」申請していた
調査研究目的の支出なんだろし、
そもそも
「政務調査」というネーミングからは
ほど遠いにもほどがある、のが実態で、
事務所運営費などと名称を変え、
いっそのこと
普通の会社みたいに
調査目的などで使用した時に申請する方式に
変えてみてはどうだろうか。
そうすれば、「返還」とかいうプロセスも無駄だし。
いや、このブログを書いていて
見事に整理できました。
議会では現在、
政務調査費は削減率を何%にするか、
でもめてるけど
①政務調査費の名称を変える
②本当に調査した議員はその都度、申請する
という仕組みに変えるべき、
と議会に質問をぶつけてみようと思う。
と、早速、知り合いの議員に携帯メールを送ってみました。
うふふ。
そして明日から7月の臨時議会が開会。
1100億円の収支改善が盛り込まれた
2008年度大阪府の本格予算案の行方と
議会改革を注視。
大阪府議会の政務調査費問題。
でもって、きょう、
2007年度分の政務調査費の収支報告書が公開された。
昨年の外部監査で3億4000万円が「目的外支出」と指摘されたことを受け、
今回から1円以上の領収書添付を義務化。
すると
「使わなかった」と返還された額は
06年度比4倍にあたる5000万円にのぼり、
過去最高となった。
メールで「政務調査費を詳しく教えてほしい」という
読者の方がいたので
もう一度整理しておくと、
政務調査費は
調査、研究のための旅費のほか、
事務所の人件費、家賃に充てることができ、
大阪府議会では、各議員に年588万円、
(もちろん「報酬」と別に)
さらに会派に対して議員1人あたり
年120万円を支給。
残った分は1年分まとめて返還する仕組みだ。
今回、返還額が過去最高になったのは、
領収書を出す以上、
疑いの目で見られる支出は
計上を見送ったため、と推測されるが、
今回、私が何より驚いたのが、
政務調査費とは名ばかりで
支出項目の最大は
「個人事務所の事務員の給与」など人件費で、
交付総額7億1785万円のうち
35%にあたる
2億4700万円だったこと。
調査研究目的の使用は
8600万円と、
わずか10%となっている点だ。
おそらく、今回、返還されたのは
これまで「領収書なしに」申請していた
調査研究目的の支出なんだろし、
そもそも
「政務調査」というネーミングからは
ほど遠いにもほどがある、のが実態で、
事務所運営費などと名称を変え、
いっそのこと
普通の会社みたいに
調査目的などで使用した時に申請する方式に
変えてみてはどうだろうか。
そうすれば、「返還」とかいうプロセスも無駄だし。
いや、このブログを書いていて
見事に整理できました。
議会では現在、
政務調査費は削減率を何%にするか、
でもめてるけど
①政務調査費の名称を変える
②本当に調査した議員はその都度、申請する
という仕組みに変えるべき、
と議会に質問をぶつけてみようと思う。
と、早速、知り合いの議員に携帯メールを送ってみました。
うふふ。
そして明日から7月の臨時議会が開会。
1100億円の収支改善が盛り込まれた
2008年度大阪府の本格予算案の行方と
議会改革を注視。