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あまのはらふりさけみれば・・・・

北京で単身赴任生活2年、帰国後も中国ネタを書き綴ります。

あえて無題

2013-10-05 05:22:24 | 北京市内ぶらつき記

 
 見ずらいでしょうが、お店の案内板と正面玄関です。

 なんの、どんな、お店?

 こんなお店です。
 

 そうです、ご明察!

 猫カフェです。

 
 こちらのお客さん、エサを買って、猫たちにあげてます。したがってモテモテ。

 
 しつけが良いので、池の魚を捕ったり、ましてや粗相など。(いや多分、多分)

 
 あらあらこちらの猫ちゃん、お昼寝中。気持ちよさそう。

 
 ある男性、よほど忙しいのか、寝ている猫の手を借りに行ったが、貸す気はない様子。
 拙者も試しに猫の手を借りに行ったところ、やはり無視。

 
 中庭には、デビュー前の仔猫たち。やんちゃすぎて客さんの前にはまだ早い。

 
 お客さんのコメント多数。中には日本語のコメも。

 動物嫌いというか、苦手な拙者も楽しめる北京の猫カフェ、皆さんも一度はどうぞ。

日語ってあんたら何族?

2013-09-26 00:36:26 | 北京市内ぶらつき記
 さていつものとおり本編をそっちのけで番外編から記していこう。
 快晴の天気、クリアな空気に恵まれた9月14日の土曜日、第4回北京国際山歩き大会
に職場の同僚2名と一緒に参加した。
 100キロ走破の競技部門や30キロの難関コースはともかく、往復16キロのレクリ
エーション部門は、外国からの参加などあるわけもなく、焦った(?)北京市国際交流協
会の日本担当の方から、「泣き」が入って、半分(以下)仕方なく、半分(以上)は、
レクリエーション部門の折り返し点である、日本人観光客の視点では一種の秘境である、
通称「川底下村」に目がくらんで、参加したのであった。

 ここまで書いて、番外編か、と思われるかもしれないが、拙者としては、番外編が面白
かったのである。

 谷底添いの緩やかな山道を、田園風景や植生・植物、奇岩が風化しない乾燥した地形の
造形などを物珍しく楽しみながら、1キロ15分ペースで登っていくと、子供連れや年配
の参加者を少しずつ追い越していくことになる。

 途中で健脚コースへと進んだ中国人スタッフと別れ、日本人二人、関西訛りで話しな
がら進んでいくと、一組の50台後半から60代前半の御夫婦(だと思う・・・。)を
追い越すことになった。

 男性の方から、振り向きざまに、声をかけられた。
「あんたらの言うてること、サッパリ聞き取れんけど、何語なん?」(※ 原文中国語)
ときたので、はい?と思いながら、二人仲良く揃って、
「日語。」(※中国語で「日本語です。」という意味。)
と答えたところ、何とさらに、
「日語、それどこの言葉なん?」(※ もちろん原文中国語)
ときた。
 顔を見合わす日本人二人、相前後して、
「日本」と答えたものの、それでも怪訝そうなオヤジさんにトドメの一言、
「日本国」というとようやく事態を理解したようだった。

 たしかにオヤジさんには理解しがたかったのかもしれない。
 二人のうち一人は色白で目鼻立ちの整った小顔の女性に、もう一人は浅黒く鼻が天井を
向いた頭でっかちなオッサン(もちろん、筆者のこと!)、この異様な組み合わせが、
何やら同じ言葉を話している、とくれば多様な民族を有する中国のどの民族なのか、
彼の頭には、
「いったいこいつら何族なんだろう???」
そんな思いがよぎったことは、冷静に考えれば想像に難くない。

 もちろん中国人は簡単には一つにくくれないが、案外、日本人も簡単には一つにはくく
れないと思った次第。

~ まだまだ続く、乞う、ご期待。 ~

(イン)コンビニエント・ストア

2013-08-17 11:16:55 | 北京市内ぶらつき記
 コンビニエントの反対はインコンビニエントなわけだが、
そんなコンビニがこちら!


 コンビニに飲み物を買いに行ったまではよかったが、よーくよく見ると・・・。



閉まっとるやないかい!

 結局、そのとなりの「便民超市」で買うことにした。

 ところで、この「便民超市」は、カタカナ英語に直訳すると、コンビニエント・スーパー
となるのだが、単なる雑貨屋である。
 チェーン店でもないのに、北京市内のあちこちにあって、これがコンビニチェーンの
進出を許さない一つの理由だと言われている。
 上海は日本の街のようにコンビニであふれかえっているが、北京は7ー11はところどころ
に見かけるものの、ファミマやローソンはめったにお目にかかれない。何でもローソンはまだ
1軒しかないとか、まだないとか、そんなレベルである。

 酒とタバコの免許制、この「便民超市」ネットワークの存在に加えて、寒すぎる冬は誰もそうそう
外出しようとはせず、「ちょっとコンビニで買い足す」という習慣が発達しにくいことが
北京をコンビニ不毛の地にしている原因だ、ということをどっかで読んだことがある。
 たしかになるほどなぁ、と思うし、それよりもまだ経験していない冬が、コンビニに行きたくなく
なるほど寒いのか、と少々、戦々恐々である。

日壇公園 ~ 周りは何をする人たちぞ 文化・その他編 ~

2013-08-11 16:01:39 | 北京市内ぶらつき記
音楽系、これも盛んです。
いくつものグループが練習、合奏、合唱を楽しんでいらっしゃる。


少し近づいてみると・・・。

楽譜が五線紙ではない。
もともと楽譜の読めない拙者、さらに読めない。

書道もありますぞ。
おやって思うかも・・。


さすが中国、スケールも大きい!こちらの女性、肩に筆を担いでいます。
筆と言うよりは、ここまでくればもう、モップですな。


ベンチに腰かけている奥の男性、石か何かを鑑定中。
右目には拡大鏡を当ててます。


こうして、お年寄りがご夫婦や友人たちとのんびりされている様子は、
なんだか微笑ましい。「どうか、お元気で。」と願わずにはいられない。

はて、こちらのご家族はキャンプですかな、たき火はいけませんぞ。



三世代で過ごす時間を楽しむ方も多い。
お年寄りを大切にするこの国の伝統は、とても良いことだと思う。


とまぁ、なんだかんだあるわけだが、公園の手入れをなさる方がいて、この方たちの
おかげで、皆が思い思いに楽しく過ごせるというわけだ。

多謝多謝!

日壇公園 ~ 周りは何をする人たちぞ 運動編 ~

2013-08-10 05:57:32 | 北京市内ぶらつき記
拙宅の近くにある日壇公園、市の中心部にあり市民の憩いの場の一つである。
既に何度も登場しているが、少し変わったところばかりご紹介してしまったので、
普段の顔を紹介しておこう。

あるプロカメラマン(日本人)の方と日本人同士の宴席の帰り、道すがらお話
をした際に休日の過ごし方に話題が及び、
「胡同めぐりが楽しい。」と申し上げたところ、
「それなら早朝や夕方また休日の公園に行ってみたらもっと楽しいかも。」と
人間観察のプロでもある方からアドバイスをいただいたのだった。
通勤途上にあるこの公園に足しげく通ううようになったのはそれからである。

確かに何をしているのか、よくわからないながらも、見ていて実に楽しい。
皆さんとても気さくで、まったくの一般の市民と親しくお話をしたのも、恥ず
かしながらここが初めて。
話し相手も、水鉄砲を持った幼児、可愛らしい子供たちから同年代の男性・女性、
お年寄りまで千差万別。みんな気さくで屈託がない。英語で話しかけられること
もまったくない、いわんや日本語をや、である。

さて、文字では伝わらない楽しさを写真でお見せしよう。
興味のない人には面白くないかもしれないが、拙者はこういう観察、大好き
である。


定番のバトミントン。
ネットを張った本格的なものから、子供の遊びまで様々。
この競技では他の追随を許さない大国の基礎を見る思いがする。


ジョギングにウォーキング。
朝はのどかですが、夕方は「混んでいる」という表現がピッタリの
大混雑。さすがに渋滞まではないけれど・・・。


謎の踊り、こういったグループは大小様々。
結束が強く近寄りがたいものから、誰でもお近づきになれるものまで、
これまた様々。


ソーシャルダンスもやってます!

さて、定番に戻って、太極拳。
これがまたまた、あちこちでやってる、さすが中国。
個人でやっている方から、マンツーマン、グループと人それぞれ。


中には一人黙々と公園の木々を痛めつけている人も。


紹介文、生徒募集は中国語と英語で書いてあるが、墨と筆で書かれた英語というのは
なかなか新鮮である。
教えてくれるとことを、指導といわず「補導」というらしいのだが、しかし、それに
しても、補導というのが不良中高生のたまり場みたいで、気が引ける。


また、池のカメみたいにずっと同じ姿勢の人もいたりして、太極拳も様々である。



これは、日本の蹴鞠に雰囲気の似た「踢毽子(ティー・ジェン・ズ)」。
分かりづらくて済みません、「羽根つきの羽根」の少し大きなヤツを足で蹴るものです。
結構人気があって、お昼休みにビルの中庭でやっている人を見かかけたことも。


~ CONTINUELA 続くのであった ~