大井町プロジェクト

工事の概要と経過報告です

杭工事4

2009-05-28 11:41:07 | 日記
写真は杭の鉄筋最上部です。白く見えるのは薄い発砲スチロールのカバー。杭の上にフーチン(1.5m角くらいのコンクリートの基礎。その上に柱。)が乗るのですが、杭とフーチンがつながるように杭の鉄筋がフーチンの中にしっかりうめこまれなくてはいけません。通常、杭のコンクリートは必要な長さより長く(今回は80cm)打っておき、あとでその分をハツり(壊し)ます。一旦土中に埋め戻されてしまうので頂部の鉄筋を保護することと頂部のコンクリートの品質が土砂が混じったりしていて良くないためです。そのハツりの際に簡単なようにカバーをしておくわけです。
 解体工事でもちょっとでも鉄筋の入ったコンクリートはなかなかこわれません。「鉄筋コンクリート造」は引っぱりに強い鉄筋と圧縮に強いコンクリートのコンビでなりたっています。

隣地樹木

2009-05-28 11:20:00 | 日記
5/28杭は敷地奥にあと5本。本日支持地盤の確認と生コンの確認を行いました。確認した深さは20.6m.想定範囲内でOKです。写真は隣地空家の樹木が大きく当敷地内にかかっている様子を撮ったものです。勝手に切るわけにはいかないので、申し入れしてからやることになっています。

鉄筋加工

2009-05-22 16:33:51 | 日記

鉄筋かごの溶接:下の受け台は鉄パイプ製で電線がつながれています。手に持った溶接棒のホルダーにも電線がつながれていて溶接箇所にくっつけると通電して発熱し、その熱で溶接棒が溶けて鉄筋同士がくっつく仕組みです。
鉄筋の曲げ加工:3個の歯車の間を通して鉄筋を曲げます。太いものはこのように現場で曲げられず、工場でつくって搬入します。

1日1本

2009-05-22 14:52:32 | 日記

杭孔には大きな鉄管(長さ2m程度)が差し込まれ、作業台をのせてコンクリートを流しこむための漏斗を支えています。この下にトレミー管(写真右)がつながっていています。コンクリートが上がってくるにつれてレッカー車がトレミー管を引き抜きます。手前の青いビニールホースはやはり(コンクリートが上がってくるにつれて)上がってくるベントナイト溶液を吸い出すためのものです。20m以上なのでトレミー管も6本つなぎです。孔あけから鉄筋挿入、コンクリート打までの作業は1日1本ペース。

めいっぱい

2009-05-22 14:35:52 | 日記

敷地西側:鉄筋の加工場です。杭1本を4分割して作っています。
敷地中央:杭のコンクリート打ちです。奥に見えるブルーシートの手前には杭孔に入れるベントナイト溶液を入れた鉄製の箱、手前の白い車はコンクリートの製品検査のための車、レッカー車は(画面に映っていない)上からコンクリート打ちの鉄管(トレミー管)を順次引き抜くのに備えています。
敷地東側:ミキサー車が来てコンクリート打ちです。ショベルカーが杭の掘削土を積み込むためにダンプを待っています。
以上、敷地内はめいっぱいです。