写真は杭の鉄筋最上部です。白く見えるのは薄い発砲スチロールのカバー。杭の上にフーチン(1.5m角くらいのコンクリートの基礎。その上に柱。)が乗るのですが、杭とフーチンがつながるように杭の鉄筋がフーチンの中にしっかりうめこまれなくてはいけません。通常、杭のコンクリートは必要な長さより長く(今回は80cm)打っておき、あとでその分をハツり(壊し)ます。一旦土中に埋め戻されてしまうので頂部の鉄筋を保護することと頂部のコンクリートの品質が土砂が混じったりしていて良くないためです。そのハツりの際に簡単なようにカバーをしておくわけです。
解体工事でもちょっとでも鉄筋の入ったコンクリートはなかなかこわれません。「鉄筋コンクリート造」は引っぱりに強い鉄筋と圧縮に強いコンクリートのコンビでなりたっています。
解体工事でもちょっとでも鉄筋の入ったコンクリートはなかなかこわれません。「鉄筋コンクリート造」は引っぱりに強い鉄筋と圧縮に強いコンクリートのコンビでなりたっています。