ホットドックチェーンの「ネイサンズフランチャイジーオブジャパン」のコミックマーケット(コミケ)会場に出店していた店舗のアルバイトが、自分のブログで「大量オタ。これがぶぁぁぁぁあっているの。恐い!きもい!」などと書いて問題になり、企業が謝罪文を自社のWebサイトに掲載するに至っている。
>>毎日新聞「ブログ:オタク「きもい」の表現で企業謝罪」
最初、
ITmediaの記事を見た時は、「企業ブログをアルバイトに運営させているのか?」と思ったが、毎日新聞の記事を見る限りは、アルバイトが自分のブログに書いたという事らしい。
そのアルバイトが書いたブログ自体は、すでに削除されてしまっているようだが、
この辺がミラーっぽい。
これを見ると、写真に特徴的な移動販売車が写っているので、ブログを見るだけで「ネイサンズ」のアルバイトである事が分かってしまう。だから、アルバイト本人のサイトが荒されるだけでは済まずに、企業にまで非難が飛び火してしまったんだろうなぁ。
「企業がどこまで責任を取る必要があるか」を議論するのは簡単であるが、結局の所、お客様が「企業が悪い」と思った事については責任を取らざるを得ないのが現実。
信用の上で商売が成り立っている以上、信用を損ねるような事は、その後の商取引の事などを考えるとなかなか出来ない事である。
そういう意味で、「アルバイトが勝手にした事」などと高をくくったりせず、Webサイト上できっちり謝罪したネイサンズの行動は、賞賛されるべきものであり、見習うべきものだと思う。
>>ネイサンズの謝罪文
このような問題はどの企業にも起こりうる。最終的には、そこで働く人のモラルをどう維持していくかが問題なのだろうが、それが一番難しいよなぁ。