愛玉子（オーギョーチィ）

上野の国立博物館で、「阿修羅展」を開催しています。
奈良の興福寺へ行けば大抵見られるものではありますが、今回はどんな風に展示されているかに興味があって見に行こうかと。

入口で、40分待ち・・・

さくっと、あきらめました。
（あきらめはやっ）

6月まで開催してるし、夜間開館もしてるようなので。別のときにチャレンジしまふ。

まぁ、頑張って午前中から出かけてきたので、折角だし、たまにはと常設展示を見てみました。

そういえば暫く本館２Fには上がってませんでしたね。
久し振りに行ってみると、色々と展示方法が変更されていて、随分印象が違う作りになっていました。
なんとなーく古びた、天井が高くて薄暗い展示室のイメージとは全然違います。びっくり。
あれはあれで好きだったんだけどな(笑

昔は部屋毎に特集が組まれているというか、染織、甲冑、絵巻物、など一つ一つの部屋が独立してマニアックだったんですが。
今は、全体で日本の美術史という一つの流れを表していて、より歴史的な背景とリンクさせやすくなっています。
一つずつを鑑賞するというよりも、ざっと流れをつかむ感じかな。

ずらっと唐三彩ばっかり並んでるとか、ひたすら蒔絵の文箱が並んでるとか、なんでこんなにいっぱいスゴイものがあるんだー！、流石、こういうのはここじゃなきゃ見られないよねー！というスペシャル感が減ってしまったのが、私個人的には残念ですが。
外国からの来館者や、修学旅行の学生さんたちには、ざっくりと掴むのにいいかもしれません。

期間限定の特集として、「酒呑童子」絵の世界を「これでもか！」と展示してありました。２部屋、続きでどこを見ても「酒呑童子」。
類型的に描かれたおとぎ話の世界というのがしっかり見えて、面白かったです。
狩野派ってほんと、職人の世界だよねぇ。。。

帰り道、久し振りついでにちょいと寄り道。

「愛玉子（オーギョーチィ）」を食べてきました。
→上野桜木の名店「愛玉子」

台湾産の植物を水でもみ出して固めた、寒天みたいなデザートです。
そのものは味がないので、レモンシロップをかけて食べます。
私はこれにさらに、アイスクリームをのせた「チークリーム」がお気に入りです。
あんみつを乗せたり、ワインやウィスキーをかける食べ方もあります（試したことないけど）。

このお店、お店の名前がそのものズバリ「愛玉子」。
ここのオリジナルなのかと思っていたら、台湾では屋台なんかでも売られているらしい。私は台湾では食べなかったけど。

このお店結構不思議です。
店内見るとラーメンとかビールとかいうメニューもあることはあるんですが。私がお店に行った限りでは、それら食事メニューを頼んでる人を見たことがありません。
本当に出てくるんかは、謎(笑

いつお休みなのかも分かりません。
学生の頃ふらりと立ち寄って食べてたから平日もやってるし、土日に上野散策がてら寄ってもOKだし。
情報誌によると「不定休」なんだそうな。
ううーむ。
ご利用の際はご注意ください。

そういえば。
もしかしたら、昔より値段上がった…かも。
それでも。アイスクリーム乗っけて、500円は安いか(笑