姫路市立美術館所蔵の19世紀から20世紀ベルギー美術の展覧会という、ちょっとマニアックな趣向だったのですが。
これがなかなか楽しめました。
→Bunkamura 「ベルギー幻想美術館」展特集ページ
植民地からの膨大な富を費やして花開いた美術が、人生を謳歌したり生命を賛美するような明るい希望に満ちた(いわば能天気な?)ものではなく。
どちらかというと陰の方向とでも言うべきか、風刺に満ちた人間を斜に見るような画風であったことは、ちょっとした皮肉だと思いますが。
まぁ、「そういう時代だった」のではありましょう。
今回は珍しく、油彩だけでなく、水彩、素描、版画など多種類の作品が展示されていました。
特に版画作品は一連の作品をまとめて見られるまたとないチャンス。
じっくり楽しみました。
なかなか見ごたえあり、な展覧会でした。
現実と空想のはざまのようなあいまいな景色や、理想化した世界、頭の中で作り上げられた妄想、そしてありえない光景。
個人的にはデルヴォーが、鉄道オタクというところが新たな発見でした。
妄想で女性の裸体を描くマザコンな鉄オタ…。
アートって本当に、なんでもありなんだなと思わずにはいられませんでした。
これがなかなか楽しめました。
→Bunkamura 「ベルギー幻想美術館」展特集ページ
植民地からの膨大な富を費やして花開いた美術が、人生を謳歌したり生命を賛美するような明るい希望に満ちた(いわば能天気な?)ものではなく。
どちらかというと陰の方向とでも言うべきか、風刺に満ちた人間を斜に見るような画風であったことは、ちょっとした皮肉だと思いますが。
まぁ、「そういう時代だった」のではありましょう。
今回は珍しく、油彩だけでなく、水彩、素描、版画など多種類の作品が展示されていました。
特に版画作品は一連の作品をまとめて見られるまたとないチャンス。
じっくり楽しみました。
なかなか見ごたえあり、な展覧会でした。
現実と空想のはざまのようなあいまいな景色や、理想化した世界、頭の中で作り上げられた妄想、そしてありえない光景。
個人的にはデルヴォーが、鉄道オタクというところが新たな発見でした。
妄想で女性の裸体を描くマザコンな鉄オタ…。
アートって本当に、なんでもありなんだなと思わずにはいられませんでした。
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