エリザベス・ザ・ゴールデンエイジ

最近映画ネタしか更新出来てません。すみません。
つか、それくらいしかやってないって話も。

「エリザベス・ザ・ゴールデン・エイジ」見ました。→エリザベス：ゴールデン・エイジ - goo 映画

エリザベス1世の統治した古き良き時代、英国が世界で一番強かった時代を「黄金時代（ゴールデン・エイジ）」と呼んでいるわけですが。
バージン・クィーンと呼ばれ、何人たりとも彼女を傷つけられない、傷つけられない、絶対的王権の持主であったエリザベス。とはいえその権力は決して棚ぼた式に降ってきたわけではなく、彼女がまさに血で血を洗う、身内を蹴落としてまでも駆け上ってきた階段であったわけで。

異母姉メアリ・ステュアートを断頭台に送り、スペインの無敵艦隊を破った、というところで映画は幕。これから彼女の豊かなる時代が始まりますよー、というところで終りでした。
…ゴールデン・エイジじゃないじゃん（笑

メアリ・ステュアート処刑からスペイン無敵艦隊撃破という歴史上のほんの短い期間を見せるには、ストーリーにメリハリがなくちょっと退屈な展開でした。
折角ウォーター・ローリー卿の話を持だしているのに、キャラを生かせず。なんとなくダラダラした感じで。もっと新大陸の話とか、いろいろと出せるネタはあっただろうに。

前回の「エリザベス」よりも、心情面に近寄った話にはなっていたのだけど、どうもこうピンとこず。

さはさりながら。
ケイト・ブランシェットは流石です！
あのエリザベート・スタイルのドレスが着こなせるのは彼女しかいないと思います。あの首の長さったら！！！
すごいなぁ。。。

肖像画などから想像するエリザベス1世はもう少し柔らかい体の線をしていると思うのだけど。動いてしゃべるエリザベスの姿は、もうケイト・ブランシェトそのものしか思い浮かべられません。

いやはや。すごいです。

ひさら的オススメ度　★☆☆☆☆
ドレス好きには、出てくるドレスの種類が少なくてちょっと不満でしょう。エリザベス1世好き、ジェフリー・ラッシュのじじぃぶりが好きな人（笑）だけ、要チェック。
それ以外は、まぁ。。。ごにょごにょ。
見てない人は前作「エリザベス」（原題 : Elizabeth　製作年 : 1998年　製作国 : イギリス 配給 : 日本ヘラルド映画配給　キャスト（役名） Cate Blanchett ケイト・ブランシェット （Elizabeth） Geoffrey Rush ジェフリー・ラッシュ （Sir Francis Walsingham） Joseph Fiennes ジョセフ・ファインズ （Robert Dudley Earl of Leicester） ほか→エリザベス(1998) - goo 映画）をチェックのこと。